うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシの分類・系統③--トウギボウシ系

2008年10月15日 03時49分02秒 | ギボウシの系統・分類
 ■トウギボウシ系
学 名: Hosta(属)― Bryocles(亜属)― Helipteroides(節)― sieboldiana     (Lodd.) Engler
原産地: ?

品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・◇エレガンス(トウギボウシの変種)
・ グレートエクスペクテーション(エレガンス系の交配種)
・ ザウンズ(エレガンス系の交配種)
・◇ミッドウエスト マジック(ザウンズの突然変異の選抜種)
・ ブルーエンジェル
・◇ビッグ ダディ(sieboldianaの変種)
・ ビッグママ(ブルーエンジェル×)
・◇ハルシオン(エレガンス×)
・◇ドレス ブルース(ハルシオン系の交配種)
・ ジューン(ハルシオン系(ハドスペンブルー)の中斑金葉選抜種)
・ フランシス ウィリアムズ(エレガンスの突然変異種)
・◇バーチウッド パーキーズ ゴールド(フランシスウィリアムズ×Sunlight)
・◇スウィートスーザン(エレガンス系×タマノカンザシ)
   ****・****・****・****・****・****・****

 オオバギボウシの変種。
 sieboldiana シーボルディアナ(命名は、あのオランダの Philip Franz von Siebold シーボルト博士にちなむもの)は日本の言い方ではトウギボウシ(唐擬宝珠?)、ほぼ全葉が青葉系の品種が多く(濃緑色)、なかには一部に黄緑の葉色がある。それに対して、同じ変種の斑入り種はmontana モンタナと区別される。
 しかしまた、ある通説によると、分類・系統する上では、葉の裏が裏白なのがトウギボウシ、そうでないものがオオバギボウシといった区別が一般的である。自生地については、日本海側がトウギボウシ、太平洋側はオオバギボウシとされている。

 トウギボウシ系は、どの品種も葉脈も葉形が似ていて地味めである。性質は安定しており植物の光合成率に左右される、後暗み後冴えの生理現象とも無関係であるが、成長はきわめて遅い。中型から大型の種類が多く、ゆっくりと成長するが、やがて存在感が増してくる。落葉時期はきわめて遅い。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。お待ちしております。

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コメント (6)
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