うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

1月1日のギボウシ

2012年01月02日 06時31分54秒 | ぎぼうし栽培日記

 年末年始は29日から休みだ。今年はわたしには珍しくて30日に自分から言い出して家内と一緒に正月のおせちの食材をもとめて近所のスーパーに買い出しに行く。うちでは、結婚以来、正月料理はきちんと用意する。以前は正月飾りの注連縄もご幣束も、丸めた鏡餅もお屠蘇もはじめは準備したもの。今年は違うが餅も餅つき機械でつくっていた。お手製が基本だ。わたしは思うのだが、この時期には家庭で祝うもの、仕出しや外食の習慣はおかしい。はっきり言って、世の中の金を払っての消費第一の生活態度にはいぶかしいものを感じる。
 それ以外はほぼゴロゴロと室内で過ごす。知人には会わず、電話連絡は稀にとる。初老には珍しくもない。特に冬場は寒いのでベッドにもぐりこみ外出はせずで寝ては醒めのくりかえし、蒲団の中のぬくぬく感は得も言われぬ境地、きわめて非生産的な日常だ。ちなみに、今の枕頭の書は北杜夫の「楡家の人々」、初めて読むのだが軽い印象を与える小説だ。元日のみは思い立って、玄関周りを軽くはき掃除と、乾燥気味の各鉢には雨水を貯めておいたペットボトルの水を万遍なくやる。

 なぜか、前回から一カ月経っても、厳寒期なのにこのギボウシの葉は、不自然なほどに緑濃くて青々としている。このまま行くと葉温低下、霜などにあたり葉焼け凍傷と炎症を起こし褐変、枯れるだろう。ギボウシは、本来、落葉性の多年草だ。まあ、正常なギボウシの一斉の芽出しは3月の春分過ぎのこと、今しばらくの辛抱だ。 
 マルバタマノカンザシ はもともと芽出しは早い性質でしかも遅くまで地上部の葉茎が残るのであるが、それにしても摩訶不思議だ。生育環境、個体差、遺伝的形質といろいろな要因が考えられる。今までの経験から見ると、多分、この株は今春以降の一年の生長はおもわしくないことになるだろう。ここでは、しつこいのを承知の上で画像をアップする。

  ≪撮影:平成12年 1月 1日午前11時≫
          

  ≪撮影:平成11年12月 4日午後 2時≫
          
●丸葉玉の簪
 (大型大葉・緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生種・・・芽出し;草・成長度;早・伸長時期;春)★
 
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
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