うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシのサンプルを持ちこむ

2012年04月25日 04時00分54秒 | ギボウシWeb直販コーナー

 先日、近所の大手の植木材料店にポピュラーなギボウシのサンプルを持って行った。わたしは生来の地理音痴も重なって、もたもたとして、人家もまばらな畑作地帯に迷いながら行ったら夕刻近くになる。

 ギボウシも大量に増やすには種子を播くことが適している。そこで、造園業界的には単に「ギボウシ」とだけ植物材料に仕様指定されるのだが、その場合、品種的に株の大小や葉の形状にかかわらず青葉の「無銘ギボウシ」のものでこの実生株が多いと思われる。なぜなら、多くのギボウシは種子繁殖の場合親の形質が遺伝しないことで知られているのだ。たとえば、おもな違いは斑抜けするとかである。(ただし、原種系ギボウシは別に記していきたい。)
 それでも、たまに品種名が特定される場合があるらしい。それならばということで販路を広げていこうと持ち込んだものだ。この場合はメリクロンや株分けにて繁殖させたものである。 
 ちなみに大きさは現状の造園業界基準の荷姿であり、今回は1芽立ちの10.5cmポットであつらえた。ギボウシの繁殖形態や鑑賞のことを考えると、これも、本来は1芽 3芽以上、9.0 10.5 12.0cmポットで区分けして準備したいものである。
 これはいわゆる業務用の扱いになる。問題は価格設定だが、とりあえず、今回持ち込みのギボウシは品種名確定分ということで、ホームセンター価格並みかそれ以下で提示する予定だ。需要と相手次第だが、とりまとめ数量は最低5株以上を基準にして単価をスライドしていきたいものだ。
 どうぞ、特に個人相手の庭造りを主業務とする造園業者さんは採用していただきたいものとおもう。

 この画像では各ギボウシにはまだ幼いのもあり、目立つものだけをあげると、メディオバリエガータ 、アルボマルギナータ の斑入りに、実生の タチギボウシ と トクダマ である。ほかに遅い芽出しの カピタン 、ハルシオン 、パトリオット と集計すると7品種だ。それに、わたし自身が増えすぎて持て余している大型の地被植物 フイリノシラン を加える。(近いうちに フイリノシラン のような珍しい植物を紹介し頒布していきたい。)

 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
          

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。
 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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