うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

玄関の周りのコンテナガーデン

2014年06月09日 04時48分12秒 | 個人の庭・エクステリア
数日前に梅雨入りし、いきなり、豪雨がつづいた。わが千葉でも連続降雨量が200mmは行ったのかな。そんな中で、不快害虫とされる生き物の花虻、蜂や紋白蝶、それにトカゲにカメムシとなめくじと毛虫や蜘蛛などの虫たちもおおわらわで避難する。うぐいすは鳴き声のみ、家の前の架空線(電線)のツバメたちも身を隠しているようだ。わが室内飼いの猫イヴも、虫や野鳥のウオッチングは最大の関心事で、この雨で、一生懸命にアピールすれど戸外見物に連れ出せない。すでに、イヴにとって朝夕ごとにわたしが抱いての数分の散歩は日課になってしまっていたのだ。

 ふと思いたって、ここでは、玄関周りのコンテナガーデンを写真でご披露する。ここは塀から玄関ポーチまでのアプローチや導線、タイル仕上げの階段へ丸いフラワースタンドに鉢のみの容器で樹木や草花をセッティングしただけである。そして、鉢土は見せず鉢全体や植物の根元は見え隠れであしらう。ナチュラルガーデン風にと言うことで、一見、雑多に見えるがそういうことではない。
 ここの中でフラワーショップから買ったのは、ビオラやパンジーのみでほかはみずから種子や株分けや挿し木で増やしてきたもの。おっと、自然の実生を鉢上げしたのもある。
 メンテナンスは花柄摘みや古葉取り、仕立て、徒長枝切り、それに除草もその都度おこなう。施肥や消毒は最小限にほどこす。むろん、一番に水やりには注意する。その水はわたしの場合は、風呂の残り水の汲み置きや雨水を空き瓶1.5ℓのペットボトルにためて使う。

こういう場合の庭とかガーデニングは、鑑賞季節を一歩先んずるのが娯楽等の商業施設でのセオリーだが、私的な場合はそんなにこだわることもなく、出来るだけ植物の入れ替え可能で、絵画的には、まず全景のトーンを決めてからテーマをしぼって行けばよい。これからの時候は、初夏が来るし、またそれが待ち遠しい情景を人工的につくりだすことだ。ライトグリーンでまとめて軽くてさわやかで、明るい雰囲気を醸し出す。ちなみに、真夏の場合は逆の意趣で涼しく感じるようにデザインするといい。
 今頃の季節はわたしにとって何て言ったってギボウシだ、黄色の斑入りは中小型の「錦ギボウシ」、「カリプソ」、「ジューン」、イエローリーフの「カピタン・黄金」、「エメラルドティアラ」、センター部分の白斑入りは「アルボマルギナータ」、大型の黄覆輪の「アバダバドゥ」である。
 種で育てたもみじの木は赤紫色の「藤波錦」、草本類は羊歯の くさそてつ、草花は多年生の 紫苑、赤花系の蛍袋、チェリー、アメジストセージ。ほかにラフなものでは 泡盛升麻、ガウラ 、斑入り熨斗蘭、こぼれ種で増えた 紫花菜 が背景になっている。


           
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