うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

上弦の月

2018年10月22日 05時36分39秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
わたしは、現在は高速道路上の工事に従事しているが、そのための交通規制が重要だ。車が疾走する中でおこなうのだが、安全上はかなり危険と隣り合わせである。通行止めをせず、既設の2車線を工事の都合上3車線に増やしそのスペース内でアイランド(島)規制をおこなう、その中でこの21日間は連日、「先頭固定」方式という規制作業に加わりこのほど役目を終了した。
 実施時刻は交通量の少ない深夜である。各車両は高速道路用無線とIP無線と携帯電話を持ち相互に台本を持ち本部と連絡を交わす。車は4台、毎回10名と工事現場規制作業班6名前後のスタッフは緊張感にある。拘束時間はほぼ2時間半。現場から8km前にまず追上げ車が空いた頃合いを見計らい既存の車の後尾に着けて高速スピードで追い出しにかかり、そのあとに空白距離をかせぎ、2車線を規制車2台が追越・走行車線の後続車を30から40kmの低速走行をして塞ぐ。その時間差5~7分を利用し工事現場地点での交通規制を完了させるのだ。その最終日の待機中の少しの静寂の間に、ふと句が出来た。

  ・昂まる気配に
    クルマを並べて待つ
     上弦の月

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