百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

人生の午後

2008年02月19日 | 千伝。
人生の午前でもあった若い頃、結婚願望があった。
そして、夜な夜なよくこんな妙な結婚生活を夢に描いていた。

休日には、近くの河原の土手にゆき親子三人で自転車に乗ったり、バドミントンをしながら過ごしているのである。
夢の中で、とても穏やかで落ち着いて、理想の家族像に映っていた。

結婚後、息子が出来て・・親子三人、近くの河原に散歩にでかけて、まるでデジャブかのような時間を過ごした。
まるで、ささやかな夢が現実と一体化した人生の至福の姿だった。

至福の時は、だんだんと色褪せてゆく。
その後、そのような夢を見ることもなくなった。

昨日、緑効青汁を飲んでベッドに入ると、眠れなかった。(笑)
眠れない夜を越えて朝を迎えて、午後になり、夕方になって夜を迎えた。

ある事に気がついた。

甘い生活や仕事、もしくは苦い生活や仕事は、日常のなかで変化してゆく。

そう、人生の理想の結婚生活やら天職なんて・・これも妄想なのだ。

そこで、一年一年の最善と思われる事を創造もしくは想像して、その最善たる夢を見るのが最高の目標かなと思ったりした。

その夢を見るべき理念と創造の産物こそが、妄想の概念を通り越して、確実な指針となり人生の幸福感への示唆となるかもしれないと考えた次第である。

すべての理念も長い時間、野ざらしの状態では、朽ちた現実上の日常生活になる。

つまり、妄想でも想像でも創造でも理想でもよいのだ。

どう惑わされずに、生きていきたいのか・・
・・まず夢を見る資格として問われる。

人生の午後、眠れぬ夜を超えて・・。

オバマ!

2008年02月19日 | 千伝。
福井県小浜市が注目される今年である。

NHKの朝ドラマ・・「ちりとてちん」の影響で、観光客が増えたそうである。
若狭の塗り箸の売り上げも急上昇だとのこと・・。

アメリカ大統領予備選挙での民主党のオバマ氏とヒラリークリントン夫人との熾烈な選挙戦に乗じて、小浜市が、勝手にI LOVE OBAMA !と応援したものだから、海外のメディアに紹介されたとのこと・・。

アメリカの初の黒人大統領か、アメリカの初の女性大統領か・・注目に値します。

アメリカ人にどちらを応援しているのか訊くと、はっきりした答えが返ってこない。

ただ、オバマ氏に小口の献金が殺到しているとのこと・・。

一般的にアメリカ人は、自国のアメリカをこき下ろすが、どうも自分だけは違うということを印象づけさせようとする。

ところで、外資系金融機関が、すでにリストラを始めたという情報が流れている。

アメリカ経済が失速した場合の世界経済の混乱を先読みしてのことだろうが、世界の投資家、投資機関は、戦々恐々としているはずである。

ブログの世界は、不思議なもので、ありとあらゆる範囲に、その背景と根拠を裏付けて情報を惜しみなく伝えてくれる方が沢山いらっしゃる。

その情報が、自分の知る情報と異なる時、本当に重宝する。
すべての情報が同じ方向にまとまる時の方が、こわい。

株式は宝探し、為替は波乗りという巧い表現を使う方がいらっしゃる。
同感覚である。

株と為替を両方をする個人は、少ないと思う。

株の場合、小生、デイトレはしない。日足、週足のチャートを見るぐらい。
そう言えば、暴騰する前の株をサーチ(宝探し)する楽しみなのかもしれない。

為替の場合、長期、短期の各々の売買のタイミングが一番重要である。
はっきり言うと、通貨という持ち札を使ったトランプでのギャンブルのようなゲームみたいなところがある。

話が、小浜から・・アメリカとの経済の話まで飛び火したが・・

それにしても、日本人の社会組織というのは、サラリーマンならば、誰でもわかるが・・
自らの考えで率先して動かない。

・・そういう慣習で、そういう手続きで、上司との相談の上で・・

だから、アメリカ人の上司と日本人の部下という組み合わせは、フィットするのである。
それが、同じく世界情勢の構図でもある。

地方の中の地方としての福井県小浜市の取り組みは、ちょっと新鮮でした。

個人的には、オバマ氏を応援しています。(笑)