ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

徳川吉宗(在位1716ー1745)

2019年11月16日 | 空木宝剣

年末に 花見問題 時季外れ

公務員が、民間業者から接待を受ける場合、その何分の一かの会費をおさめて、賄賂を回避する手口は、昔からである。

安倍総理主催の花見が、票田への接待、それも税金で賄われているとなれば、問題になるのは自明の理である。

花咲爺さんの筈が、とんだ意地悪爺さんに陥れられるのが世の常。

時は、1688年元禄時代。

お犬様将軍徳川綱吉(1646〜1709)の贅沢禁止令。

元禄バブルの反面、元禄地震(1703年11月23日)もあった。

江戸から小田原にかけて、倒壊家屋2万戸、死者5千余を数えたという。

野暮な潔癖漢は、世の中を窮屈にするってことで、六代家宣、七代家継の後、八代将軍徳川吉宗(1684〜1751)となった。

ご存知、暴れん坊将軍は、江戸庶民に隅田川沿いの花見を奨励。

将軍という権力を、広くあまねくみんなを喜ばすことに発揮。

みんなという数の力を、味方に束ねるのが名君。

立場上、敵と味方に別れなければスタンスが取れないのは、凡人。

江戸は、えーどー。

歴史ある日本の、令和の政治家の面々。

そのあるべき姿が、田沼意次(1719〜1788)の化身では情けない。

井戸塀政治家も気の毒だが、資産家の政治屋は身の毒である。

税金で成り立つ職業人は、須らく税沢に留意し、ジンテーゼの進路を保ち、必要を計ることを常とせねば贅沢に傾く。

天変地異の多い令和の時代。

メシアとなるは、暴れん坊将軍か、目安箱か?

樹齢 約300年の楠分限に問う。