スンウくんのチケット当選の興奮の余韻を残しつつ(・・・そんなに大げさな事じゃ無いけど)残っていたパクちゃんのドラマを観ました。
「茶の香り」と「愛したあとに~サランハンフェ~」
それまでに観た「ハッピーバースディ」や「悲歌」、それに映画の「クリスマスに雪が降れば」に比べると、格段に良かったです。
どちらも、1時間の短編ですが、内容は充実していて、観た後に満足感が得られました。
「愛したあとに・・・」は、2005年の作ですので、パクちゃんが可愛い。一番自然です。ストーリーも、新鮮味が感じられました。特に奇想天外な訳じゃなく、日常の中のひとコマを切り取った感じ。
とても私の好きな展開なのですが、ラストが・・・。良くないのじゃなくて、あまりにも現実的で。もう少し、ドラマチックに終わって欲しかったなぁと言うのが正直な感想です。
でも、それじゃぁ、多分ありふれたモノになってしまうのでしょう。
「茶の香り」は、1999年の作品。当然パクちゃんが、ちょいと老けて見えます。
元々ぷっくりとした顔つきのパクちゃんですから、胸の病に冒された役というのは、少々難があります・・・よねっ
だから、メイクで頬をこけて見せようとしてるけど、大昔で言うと『エイトマン(知ってる人居ます?知ってる自分が悲しい・・・)』、ちょっと昔で言うと『世紀魔Ⅱ(こういう書き方だったっけ?)』のグレイに塗った頬状態。
ま、それに目を瞑ってストーリーに注目すると、これが意外と良いのです
静かに淡々と流れて行く日々を、優しい色合いで追います。思い返すと、セピア色に全体が染まっていたように感じる作品です。決してそんな事は無いのですが。
もしかしたら、ロケ地は、「夏の香り」で出てくる茶畑だったかも。ちょっと似てました。
それに、「ラブレター」でヒョンジェくんのお母さん役をやってた女優さんが主人公の晩年(・・・と言うほど老けてはいませんでしたが)を演じていました。
観れば観るほど、パクちゃんという人は、ホントに人の良さそうな感じを受けます。アクが強くないと言うか。だから、どうしても根っからの悪役は出来ないかも。
それが、ちょっと役者としてのパクちゃんの弱点になっているのかもしれません。