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ドジュンにしてやられた感のあるヤンチョルの3兄妹。
ドンギはこのままではいられないと、あの手この手を考えています。
ドジュンよりは、ソンジュンだろうと考えたドンギ。
左遷されたソンジュンを元の地位に戻してやりたいと、ヤンチョルに掛け合いました。
ドジュンが世間の非難を浴びている今、財閥スニャンの立場を回復させられるのは、ソンジュンしかいないと言いました。
妻のヒョンミンの実家・・・ヒョンソン日報を動かして、ソンジュンに好意的な記事を書かせてはどうか・・・なんてね。
しかし、ヤンチョルは情けないと言った表情を浮かべて、ドンギの話を聞いていました。
が、結局、ヤンチョルはソンジュンを復帰させることにしたようです。
ミラクル社の相場操縦の疑惑をかき立てたのは、ヒョンソン日報が最初でした。
ヒョンミンの指示のようですね。
それを、ソンジュンは気づいていましたし、ヤンチョルも勿論察しているでしょう。
ヒョンミンは、ソンジュンの復帰は自分の手柄だと思い込んでいますが・・・。
ミニョンは、ミラクル社・・・正確には、ドジュンへの疑惑を捜査し続けていました。
そして、とうとう、ミラクル社が株価を操作した証拠は全く無いということを証明できました。
一抹の不安を感じていたミニョンですが、それが払拭出来て、本当に喜びました。
一番最初にドジュンに知らせに行きました。
ドジュンは、その気持ちが嬉しくてたまらなかったようです。
「今日が最後だ。君が僕を容疑者として捜査することは二度と無い。」
そう言って、ミニョンを抱きしめました。
そして、あの日になりました。
ヤンチョルが、スニャン金融持ち株会社を任せたいとドジュンに言いました。
車はスニャン博物館に向かっていました。
そこで記者会見の後、翌週には理事会を開くつもりだ・・・とヤンチョルは言いました。
ドジュンも流石に思いもよらない話でした。
そこに、まず1台の車が横から突っ込んで来ました。
そして、トドメのように、トラックが突っ込んできたのです。
まさか、死んじゃうと思いましたよ。
前世では、ドジュンは既に亡くなっていたのですから。前世で起こったことは必ず今世でも起こると、ドジュンは経験してきましたから。
しかし、そこに予想外の事が。
ハ運転手の車が、トラックとドジュンたちの車の間に挟まるように突っ込んできて停まったのです
ハ運転手の車のお陰で、ドジュンたちへの衝撃はかなり軽減されました。
おかげで、ドジュンも、ヤンチョルも軽傷で済んだのです。
ハ運転手は重症です。が、命に別状は無さそうです。
ドジュンは出来得る限りの手を尽くして助けてほしいと、医者に頼みました。
突っ込んで来たトラックの運転手は即死したようです。
警察の捜査の前に、いち早く駆け付けたヤンチョルの直属の部下ウ室長が、トラック運転手のポケットから、ヤンチョルとドジュンが乗る車のナンバーを記したメモを見つけていました。
ただの事故ではありませんと、ウ室長はドジュンに言いました。
「最初から、会長をターゲットとしていたかと。」
指示した人物を見つけてくださいと、ドジュンはウ室長に指示しました。
前世でヒョンウはスニャン財閥の誰かに殺されました。
今世にドジュンとして生まれ、また殺されるわけにはいかないと、ドジュンは思いました。
なんとしても生き延びて犯人を見つけて見せると、改めて固く心に誓いました。そして、自分に与えられた二度目の人生の秘密も・・・と。
このニュースは、即座に広まりました。
駆け付けてきたスニャン財閥の家族たち。
ヤンチョルの妻ピルオクに、院長は、ヤンチョルは絶対安静だと面会を禁止しました。
昏睡状態にあると言いました。
株式市場の混乱を避けるため、ヤンチョルの病状はしばらく秘密にしておくのが良いかと・・・と、イ秘書室長は言いました。
その日予定されていた金融持ち株会社についての記者会見と、翌週の理事会の件で、ヨンギとドンギが言い争いになってしまいました。
全て自分の利益ゆえのことです。
ピルオクは激怒しました。
夫ヤンチョルの言った通り、自分が産んだ子の中には、まともな子は一人もいないと。
ヤンチョルは頭の傷以外、特段怪我は無さそうです。意識もあるし、動く事も出来ます。
イ秘書室長は、それを知った上で、病院長と共に、面会謝絶の措置をとったのです。
全てヤンチョルの指示でした。
ヤンチョルは、イ秘書室長から、ウ室長の調査内容の報告を受けていました。
最初に衝突してきた車の運転手は逃走中のようです。車も既に廃車にされている可能性が高いとウ室長は報告してきたようです。
もういい・・・と辛そうな顔でヤンチョルは言いました。
子供たちの誰かが企てたことだと、ヤンチョルは考えたのです。
ドジュンは、院長からヤンチョルの隠して来た病気の事を知らされたようです。
だから、焦るように自分を金融持ち株会社の社長にしようとしたんだと思いました。
ヤンチョルはドジュンに言いました。
広報チームに連絡しろと。こんなにひどい衝突だったのに、自分たちは助かったわけで。スニャンの車の安全性を身をもって証明したことになるんだと。
ドジュンは、ちゃんとヤンチョルの気持ちを理解していました。
ヤンチョルもそれを感じています。
ドジュンの手を取って言いました。
「約束してくれ。身体に気を付けろ。誰も信じるな。」
はい・・・と、ドジュンは言いました。
ヤンチョルも辛かったでしょうが、ドジュンも辛かったのです。
死にかけたのですから。前世に引き続き、今世もです・・・。
怖かっただろうし、辛かっただろうし、悔しかっただろうし・・・。
そんなドジュンを、ミニョンが待っていました。
心配したのにと、泣きながら詰め寄るミニョンをドジュンは固く抱きしめました。
ドジュンは初めて泣きました。
病院長は昏睡状態だと言ったのに、スニャンの広報チームは、スニャンの自動車の安全性を主張する広告を出しました。
ヤンチョルは無事なのかどうなのかと、誰しもが思いました。
特に子供たちは。
ファヨンは真相を確かめようと病院長の元に駆け付けました。
するとそこにいたのはドンギ。
昏睡状態でも良いから、ヤンチョルに会わせてくれと、ドンギとファヨンは迫りました。
半ば脅しのように言うドンギたちを宥める事はできないと病院長は思いました。
仕方なく、ICUに家族が入ると連絡を入れました。
ICUの前にいたのは、ユンギ。
そうでした、ユンギはつい先日、財産分けのような形で、儲けの期待できない財団を受け取っていましたね。
スニャン病院の理事長として、院長が独断で面会を許可するのなら、院長を解任することもできると、珍しくキツクユンギは言い放ちました。
これ以上病院で騒ぎを起こすようなら、家族と言えど、立ち入りを禁止することもできると。
ドンギたちは引き下がらざるを得ませんでした。
院長が連絡したのはユンギにだったのです。グッジョブでしたね
ユンギには、ドジュンから事の経緯を説明してあったようです。
事故も、家族の中の誰かの指示によるものだと。
元々、信用もしていないスニャン財閥一家ですが、ここまでとは・・・とユンギは呆れるしショックでもありました。
この話を聞いてしまった母のへインは、警察に通報すると息巻きました。
しかし、ドジュン自身を守るためにもこの方法が最善だとドジュンが説得しました。
とにかく、内密に・・・と家族で決めました。
ウ室長はなかなかの腕利きです。
トラック運転手の線から、一人の男性を見つけました。
事故の計画を立てた人物です。
指示は、全てコインロッカーを通してやり取りされたようです。
報酬も、ロッカーに入っていました。
絵です。古美術の・・・。
ウ室長の調査内容は、ミニョンに報告されているようですね。
ミニョンは、その絵が、ヒョンミンの画廊所有のモノだったことを突き止めました。
で、ヒョンミンに直接事情を聞きに行ったのです。
交通事故を偽装した謝礼に渡された可能性があると、ミニョンははっきり言いました。
ヒョンミンは、1カ月前に盗難にあったと言いました。
ヒョンミンは知っていました。
その絵を持ち出したのは、ソンジュンだということを。
誰にあげたの?と、ヒョンミンに聞かれ、ソンジュンは答えられませんでした。
ヤンチョルは更にショックを受けました。
ソンジュン、そしてヒョンミンまで関わっていると知った時、ヤンチョルの精神は綻びかけてしまいました。
とても怖い・・・と泣きだしました。どうして私を殺そうとしたんだ・・・と。
ドジュンの顔まで忘れてしまいました。
イ秘書室長の事は分かるのに、ドジュンの事が分からなくなってしまったのです。
ええーっここで認知症発症それとも、錯乱
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