8:00 輸液の点滴1本、抗生物質の点滴1本開始。
導尿の管、T字帯等をつけ、ベッドで大人しく待機。・・・な気分。
10:00 車椅子で処置室へ。
アルフィーの到着が遅れてたので、もう先に行っちゃいました。次の方 の都合もありますしね。
なかなかのスピードで看護師さんが車椅子を押してくれたので、私はちょっとしたジェットコースター気分
通常の手術室ではなく、なんだか倉庫の様な処置室。
モニターが6個。狭いベッドの上に覆い被さるように設置されてる。
その一つに、自分の名前が写ってるのが見える。
「ベッド狭いけど、大丈夫だからね。」
・・・と、アジュンマ風な看護師さん
”何が大丈夫なんだろう”
と思いながら、ベッドに這い上がる。でも、ベッド脇から手が落ちそう・・・。
肩と腰に麻酔注射。
「つくっと痛いよ。」
確かにちくっと痛い
先生やさっきの看護師さんと雑談し始めたんだけど、私は直ぐ意識が定かじゃなくなったみたい。
「さあ終わりましたよ
」
それからは、全くと言って良いほど意識が無い
夢うつつの中で、アルフィーの顔、声が明滅してる・・・。
「ここに居るからね。」
「うん。」
・・・と、言ったのかどーなのか、それさえも定かじゃありません。
とにかく、気分が悪い。
お腹が痛い。
脳貧血の酷いのが続いてる感じ。
「バスが無くなるから、帰って良いよ。」
とだけ、言った記憶が。
時間は何時だったのか、判らないけど、腰の辺りに、冷たい水の様な液体で拭かれた感触。
でも、これが後で焼け付くように痛み始める
頭の隅を、
”確か、今日はお昼ご飯から出されてるはずだよな・・・”
という事が過ぎる。
”こんなじゃ、食べられるわけないじゃんっ”
痛みと、気分の悪さと戦う長い夜の始まりでした・・・