筋腫治療の為に、病院に通うのには、2時間かかります。
バス、電車、バス・・・と乗り継いで行きます。
最初行くまでは、もう少しかかるかなぁ・・・
と思ってたのですが、意外と近かった
その道中、いろんな風景や人たちに出会ったのですが、その中でも出色な・・・と言うか、インパクトの強かったのが、先日会った小学生の”僕”
それは、先日病院に行くバスの中での事。
始発の最寄JRの駅から乗り込んだ私は、座席に座ってました。
そこへ、次のバス停から数人の小学生が乗り込んできました。
３,４年生くらいの子が４人くらいと、１年生っぽい子が１人。
この話の主人公は、その１年生っぽい”僕”。
仮に、”僕”と呼ぶ事にしましょう。
僕は、感心にも席が空いていたにもかかわらず、立ってます。私の斜め前辺りに・・・。
それで、見るとは無しに眼がそちらに行くと・・・。
”
”
くねくねしてる
・・・それも、そーとー切羽詰ってるくねくね・・・。
もう母親ならお分かりですね
そう子供がトイレに行きたいのに、我慢してる時にやる、あのポーズ
”おいおい・・・、僕大丈夫かよぉ
乗る前に、トイレ行ってきなよぉ・・・。
”
うちの息子も同じ事をしょっちゅうやってたので、気が気じゃありません
もう、私の目はその子に釘付け
と、その僕がこちらに歩いてくるじゃありませんかっ
”ええ～っ私の近くで漏らすんじゃないよーっ”
そんな心配をしてる私の直ぐ傍まできた僕は、くねくねを止めて、何やら私の頭の上の辺りを見てる。
私も、気になって見てみると、そこにあったのは、バスの中に貼ってあるお知らせのチラシ。
ひとしきり、集中して読んだ後、一旦止まってた”くねくね”を復活させながら、僕は又もや前方へ。おいおい・・・
”集中してたら、忘れるんだぁ・・・”
何か、ある意味感心してしまった私。
一体何処まで乗って行くんだろう、まだ限界には間があるんだろうか・・・と、他人事ながらオロオロしちゃう私。
それから何個目かのバス停で、やーっとその僕が降りた時には、思わず
”ほぅ～っ”
と、安堵のため息が出ちゃいましたよ。
”早く家に帰るんだよー”
と、バスの前方に目をやると・・・。
”おいっ
”
バス停直ぐ横にある消防署の前で、又もや何かに釘付けになってる僕を発見
早く帰りなよ～っ
そんな物見てる場合じゃ無いだろーに
勿論、その時、”くねくね”は止まってました無事に帰り着いたんでしょうか、あの僕は。
写真は、１５年くらい前に、その僕と同じポーズをしょっちゅうやってた、うちのボンが先日成人の記念に写した写真です。田舎の両実家に送るバージョンです。
