”子宮全摘だな・・・”
と、初めて緊張したのを覚えています。
アルフィー、オンマ、義姉たちにその旨を報告し、貧血の治療をしながら、面談日を待っていました。
そんな時、もう少し慎重に検討したほうが良いんじゃないかと言い出したのは、義姉たちでした。
同じ病院で全摘手術を受けた人の話、先生の手術の腕前の事、予後の事etc.
全く他の方法について考えていなかった私は、それから初めて治療方法について調べ始めた次第です。
でも、調べても調べても出てくるのは手術と薬物治療のこと。
”あとは、腕の良い先生にお願いするだけだな。”
と、思っていた矢先。
カティから、思わぬ情報が
「友達に、最先端の医療技術で治療した人が居る。身体にも負担が軽くて、入院日数も短いらしい。子宮温存できるって。ただ、保険の適用外らしいので、費用はかかるみたい。UAEっていうんだって。」
UAE・・・お初
で、早速検索開始
詳細は、検索で”UAE”又は”子宮動脈塞栓術”とインプットしてみてください。もしくは、こちらから。
その当時、田舎で居た私は、予後の養生の事を考えると、田舎のオンマの傍の方が良いと思い、そこから出来るだけ近いところの病院で・・・と、探し始めました。
で、見つけたのは、1件。ある大学病院。
即、電話で確認を取りました。
担当の医師と話して、少々曖昧な感じに疑問も浮かびましたが、とりあえず受診してくださいとの事で、翌日に受診。
でも
”担当の放射線科の医師(婦人科ではなく、放射線科の医師が行うのです)が移動してしまってからは、その方法を扱っていない。”
という、返事。そして、結局は手術を勧められたのです。
むっ・・・と来つつも、仕方がないと、すごすご引き上げてきました。
その次にあたったのが、ネット検索中に見つけた中国地方の成人病センター。そのHPでは、UAEを大々的に扱い、特に、そのUAEの施術方法の中でも画期的な方法を採っていると謳っていました。
それでも、一応前例もあることから、電話で確認して翌日受診に出かけて行ったのです。
ところが、行った日は、突然の初診患者受付不可能
お休みを取った先生が居るとかで・・・。
またもや、その日はすごすごと引き返し、又その翌日朝、病院に受付の有無を確認してから受診。・・・疲れましたよ、行くだけで。
が
「術例が少ないんです。だから、あまりお勧めできないんですが・・・。」
「え」
HPにあれほど大々的に謳っていたのに
何なの
電話でも、やってるって言ったよね
もう、すっごい脱力感。
専門のUAEセンターがあると慰めの様に言ってくれたので、電話をしてみても生憎休診日。
もう、すーっかり調べる気もなくなり、どーでも良いやってな気分で居た所に、偶然TVのワイドショーでこのUAEについてのニュース
検索で見たことのある先生の名前、顔
ええ~い、いっそのこと、この先生にお願いしちゃおう
マタマタ、即電話
UAEをやっているかどうかの確認後、診察の予約。
それが今年の1月30日。やっとのことで叶った、お初のUAE専門医との面談でした。