まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

治療方法の選択

2007-03-02 16:21:49 | 筋腫治療あれこれ

”子宮全摘だな・・・”
と、初めて緊張したのを覚えています。
アルフィー、オンマ、義姉たちにその旨を報告し、貧血の治療をしながら、面談日を待っていました。

そんな時、もう少し慎重に検討したほうが良いんじゃないかと言い出したのは、義姉たちでした。
同じ病院で全摘手術を受けた人の話、先生の手術の腕前の事、予後の事etc.

全く他の方法について考えていなかった私は、それから初めて治療方法について調べ始めた次第です。

でも、調べても調べても出てくるのは手術と薬物治療のこと。
”あとは、腕の良い先生にお願いするだけだな。”
と、思っていた矢先。
カティから、思わぬ情報が
「友達に、最先端の医療技術で治療した人が居る。身体にも負担が軽くて、入院日数も短いらしい。子宮温存できるって。ただ、保険の適用外らしいので、費用はかかるみたい。UAEっていうんだって。」

UAE・・・お初

で、早速検索開始
詳細は、検索で”UAE”又は”子宮動脈塞栓術”とインプットしてみてください。もしくは、こちらから。

その当時、田舎で居た私は、予後の養生の事を考えると、田舎のオンマの傍の方が良いと思い、そこから出来るだけ近いところの病院で・・・と、探し始めました。
で、見つけたのは、1件。ある大学病院。
即、電話で確認を取りました。
担当の医師と話して、少々曖昧な感じに疑問も浮かびましたが、とりあえず受診してくださいとの事で、翌日に受診。

でも
”担当の放射線科の医師(婦人科ではなく、放射線科の医師が行うのです)が移動してしまってからは、その方法を扱っていない。”
という、返事。そして、結局は手術を勧められたのです。

むっ・・・と来つつも、仕方がないと、すごすご引き上げてきました。

その次にあたったのが、ネット検索中に見つけた中国地方の成人病センター。そのHPでは、UAEを大々的に扱い、特に、そのUAEの施術方法の中でも画期的な方法を採っていると謳っていました。
それでも、一応前例もあることから、電話で確認して翌日受診に出かけて行ったのです。

ところが、行った日は、突然の初診患者受付不可能
お休みを取った先生が居るとかで・・・。

またもや、その日はすごすごと引き返し、又その翌日朝、病院に受付の有無を確認してから受診。・・・疲れましたよ、行くだけで。


「術例が少ないんです。だから、あまりお勧めできないんですが・・・。」
「え
HPにあれほど大々的に謳っていたのに
何なの
電話でも、やってるって言ったよね

もう、すっごい脱力感。

専門のUAEセンターがあると慰めの様に言ってくれたので、電話をしてみても生憎休診日。

もう、すーっかり調べる気もなくなり、どーでも良いやってな気分で居た所に、偶然TVのワイドショーでこのUAEについてのニュース
検索で見たことのある先生の名前、顔

ええ~い、いっそのこと、この先生にお願いしちゃおう

マタマタ、即電話
UAEをやっているかどうかの確認後、診察の予約。
それが今年の1月30日。やっとのことで叶った、お初のUAE専門医との面談でした。

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経過観察中のこと

2007-03-02 15:13:15 | 筋腫治療あれこれ

去年の4月、ボンの大学入学後、保留になっていた田舎の両親の介護問題が持ち上がりました。
もう見て見ぬ振りは出来ない状況でしたので。

筋腫も、経過観察という事で、しばらくは治療の動きも無かったのですが、田舎に住むのだから、そちらでの主治医と言うのも作っておいた方が良いと思いましたので、住み始めて間も無く、近くの総合病院の産婦人科にかかることにしました。
丁度3ヶ月くらい経っていましたので、定期検診ついでに。

それまでの検査結果を持参し、説明しました。
で、その時6月末での血液検査の結果は、まずまずのモノで、貧血も改善されたままでした。

「ただ、大きさや痛みとかには注意が必要です。痛みは勿論の事、今現在はお臍の下辺りに筋腫の上部がありますが、それがお臍の上辺りまで急激に大きくなってないか、日頃から時々触診してチェックして置いてください。まれに、ガン化して急激に大きくなる事がありますから。でも、そんな事は本当に稀な事で、少なくとも私は経験した事は無いので、余り過敏になる事もありませんよ。でも、おかしいな・・・と思ったら、すぐ受診してください。」

次は11月~12月で良いとの話をされた先生は、呑気そうな私に、上のような注意をしてくれました。

それからの間は、毎月・・・と言うより、3週間毎に始まる月経の余りの量の多さにげんなりしながら過ごしました。
思い起こしてみれば、数年前から初日から3日目までくらいは、外出もままならないようになっていました。その理由が判って良かったとも思いますが、これがあと何年続くんだろうという重い気分にもなっていました。

介護の場では、なかなかこの3日間が大変です。
だから、義姉に事情を話して、交代してもらっていました。
それでも、一日中シャワー、洗濯、シャワー・・・の繰り返しの時もあり、夜も熟睡出来ず、慣れない介護疲れのピークと重なり、去年の秋は体調を崩す結果となってしまいました。

「早目に診てもらった方が良いんじゃない?」
というアルフィーの言葉に、ちょっと前倒しした11月半ば、定期検診。

その際の血液検査で、再度極度の貧血であることが判りました。
そこで、手術を勧められたのです。
「このままでは、いくら貧血の治療をしても、その場しのぎであって、まだ数年は月経が続くであろうと思われるため、生活にも支障が出てきます。手術をお勧めします。」
・・・と。

そして、アルフィーに一緒に説明を聞きに来て欲しいとの事で、結局都合のつく日程として、12月半ばを、その説明日としたのです。

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入院します

2007-03-02 14:19:54 | 筋腫治療あれこれ

明後日4日に入院します。
子宮筋腫の治療の為です。
以前した”肉体的な問題”というのは、この事です。

成人女性の4~5人に1人の割合で見つかると言われている”子宮筋腫”。私も、その、4~5人のうちの1人・・・でした。
多分、”私も・・・”と思ってる方も、たくさんいらっしゃるのではないかと・・・。
もし、これから治療方法を検討しようとしている方がいらっしゃったら、参考の一つとしていただければ・・・と思い、記事にする事にしました。

見つかったのは、去年の1月の事。
アルフィーの会社の指定病院での人間ドックでです。
その前に受けたのが、もう6年も前の2000年の事でしたので、いい加減やっとかなきゃな・・・という軽い気持ちで受けました。
まぁ、”太りすぎ”というくらいしか、異常は無さそうだし・・・とね。

人間ドックでの検診科目も次々と済ませて行き、腹部触診の時の事。
「ん?これは・・・?帝王切開(私は、子供二人とも帝王切開での出産だったのです)の傷のしこり?」
と、先生。
「ん?さぁ・・・。」

そして、次の腹部超音波診断の時。
器械を当てるなり、先生が
「え?・・・・・」
と、私のカルテと診断の画面をしきりに見比べます。
「前回はいつ受けました?今まで、筋腫について話聞いてますか?」
「・・・筋腫ですか?いや、全然。と言うより、長い間受けてなかったので・・・。」
「そうですか・・・。筋腫があります。それも、かなり大きい。」
「え?!・・・」

その時点で、直径8cm超。大人の男性の握りこぶし程度・・・と言われました。
内診の結果も、同じモノ。そして、その後の血液検査の結果を見た先生は
「貧血が酷いです。息切れや眩暈ありませんでしたか?」
「いやぁ・・・インディアカもやってますし、特に自覚症状は無いんですけど。」
「えーっこんな数字で、よくスポーツなんてやってますね。直ぐ、専門医での精密検査をしてください。」
「はい・・・。」

この時の検査結果を手に、近くの総合病院へ。
血液検査、MRI等の結果での診断は、やっぱり同じモノでした。
<直径はやはり8cm超のモノが1個。その他にも、それより少し小さ目のものが3個ほど有る。ガン検査は陰性。貧血がかなり酷い。これは筋腫による月経過多の所為と思われる。>

その他に、抱えている病気も無かった私は、まず貧血を改善する事から治療が始まりました。
・・・と言っても、これまた自覚症状がまるで無いので、鉄剤を飲む事くらいしかありません。鉄剤の副作用も無い私ですし・・・。

鉄剤を飲み始めて、約2ヶ月くらいで、その酷かった貧血も改善。
その時点で、先生は筋腫の治療方法について説明してくださいました。

大きく分けて、
・手術
・薬物治療
・・・の二つ。

私の場合、年齢を考えると、薬物投与で閉経を待つ・・・と言う事も出来ますが、この場合は、女性ホルモンを止めると言う事で、更年期障害が起こる可能性が高い。
痛み等の自覚症状も無い事から、今は敢えて治療はせず、経過観察と言う事が良いと思われます。
手術は、最後の手段です・・・と。

私は、MRIの映像を見て、素人目にもはっきりと判るほど大きい筋腫に、
”子宮全摘だな・・・”
と、覚悟は出来ていましたので、先生の”経過観察で良い”という話に、ちょっと拍子抜けしたような、ほっとしたような。

そのまま、3ヵ月後の検診を予約し、引き続き鉄剤を飲む事を言い渡されて、帰宅したのです。

それが丁度1年前の3月末の事でした。

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ボンの写真撮影

2007-03-02 13:32:31 | 家族関連

去年の今頃は、娘の成人の記念写真撮影で、
”てんちゃん(天童よしみ
と、大爆笑しておりました。

今年は、年子の弟、ボンの成人の写真を撮ってきました。

成人式と同様、本当にお気楽
急に帰って来ると言う連絡に、大慌てで写真館の予約を入れたのが一昨日。
それでも、ラッキーな事に、すぐ今日という日を予約出来まして、本日9時にスーツ姿で行って来ました。

「髪切った
「切ってない
「スーツだけじゃなくて、革靴持って帰ってる
「忘れた・・・
「おいおい・・・

全く、全てに置いて適当なボン。

結局、革靴は組長エリザベスのお坊ちゃまに借りましたよ。

で、写真館での、一番最初のポーズが、暖炉にもたれて・・・というモノ。
”ぷ~っ
と、噴出しそうになるのをやっとの事で我慢した母。
ふと見ると、ボン本人も既に笑っちゃってるし・・・

それからも、雑誌の写真で見たことある様な、ポーズが続きます。

出来上がりのチェックでは、去年の娘ほど笑わせて貰えるモノは無かったので、ある意味ほっとしました。
再来週あたりに出来上がるそうです。
楽しみです。

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