昨日、台風一過の爽やかなお天気の元、エリザベスとカトリーヌと3人で観て来ました
泣きましたねぇ・・・
映画館で、顎まで涙が流れたのは、何時以来でしょう
それまでの、ビジュアル系のみの注目と言っても過言じゃなかったドンウォンくんの、”役者”としての成長を見せてもらった・・・そんな気がしました
確かに、これまで滑稽な役、冷徹な役、生意気な役、そして、勿論素敵なカッコ良い役・・・と、いろんな面を見せてはくれていましたが、それらの底辺には”カッコよく見せる”という目論見があったような気がします。
でも、髪をバッサリ切って、「避けられない突然の死」という極限の状況を背負った役柄のこの作品。
今までの、見え隠れする”カッコつけ”風な演技は見られませんでしたね。
服役する以前の、これまで見慣れた感じの長髪のドンウォンくんと、服役中のドンウォンくんとでは、全く違う人のようでした。
以前、この映画のニュースで、初めて坊主頭の彼の写真を見た時の衝撃が思い出されました。
悲しいだけの人生だったと、殻に閉じこもっていた彼が、ナヨンちゃんとの面会で、初めて一度笑う。
そして、次に会う事が”苦”じゃなくなる。
次に会った時は、笑顔がまた一つ増える・・・。
そんな感じで、心がほぐされ、融けていく。
「初めて、生きたいと思うようになった。」
・・・そう思える時が訪れる。
後で話したんですが、エリザベスもカトリーヌも、そして私も、
”ラストには幸せな<どんでん返し>が待ってる”
そう思ってました。
詳細は、やっぱり映画館で確かめてください。
それから、上の写真は、翻訳版です。あの蓮池薫氏の訳です。
なんとも重いテーマの作品ですが、私はそれほど深刻にならず、観る事が出来ました。
これも一つのラブストーリーだと思うのです。
詳細は、こちらのHPからどうぞ。