まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『90日、愛する時間』

2007-12-25 10:58:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
90日、愛する時間 DVD-BOX2

Victor Entertainment,Inc.(V)(D)

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先週、とうとう最終回を迎えましたね。

やっぱり、何とも重いテーマの作品でした

今までの記事は、こちらこちらから。

 

ラスト、どーいう終わり方をするのか、とても気になっていました。

ミヨンは、心優しき夫テフンと別れちゃうんだろうなぁ・・・と想像してました。

多分、そーしないと彼女自身の気持ちが納得しないんだろうなぁ・・・と。

 

でも違ってましたね。

あーだこーだと、それぞれの立場での想いを考えて悩みそーな視聴者を、まる~く収めてくれた感じ

私としても、

”こういう終わり方で、良かった

と、思えました。ある意味、ハッピーエンド・・・でしょ。

 

一番心に残ったのは、テフンの人としての温かさ。

彼の悩み、苦しみ、葛藤、苛立ち、それぞれは、決して的外れなモノではなく、至極当たり前の感情です。

とてもリアルなものだと思いました。

ミヨンを、ジソクの元へ行かせる決意をした時でも、ミヨンを理解して・・・というだけではなく、その心の奥底には

”死ぬまで時間があまり無いから・・・。”

という正直な気持ちがありました。

それまでなら、許せる・・・という感情、これはとてもリアルなモノだと思います。奇麗事だけじゃないっていう。

 

ジソクの妻チョンランの感情もまた、理解出来るものでした。

夫との最後の時間を、愛する子供と共に自分なりの愛情を込めて過ごしたいという想い。そうやって、子供に父親からの愛情、父親への愛情を刻み込んでやりたいと言う母親としての想い。

納得できます。

だって、彼女はミヨンとジフンが付き合う以前から、ジフンの事を想っていたようですもんね。

 

だから、どーしても、私には、ジフンは自分勝手な一瞬の想いだけで、幸せなミヨンの家庭に石を投げ込み、その後は、それを後悔して手を引いてしまったように思えるのです。

投げ込まれた方はどーなるのよっ・・・って感じ

 

ミヨンとしてみれば、ずっと引きずっていた事だけに、あっさりとはねつける事が出来ないですよね。

まぁ、テフンの実家での嫌味ったらしい義姉たちの言葉が、突っ走っちゃう切っ掛けというのは、理解しましょう。

でも、彼女のテフンへの言葉や振る舞いは、あまりにも掌を返したようじゃありませんこと

それまでの幸せだった時間は、テフンと一緒に築いてきたものだったでしょーに

 

結局、

「彼の事を忘れてくれとは言わない。ゆっくりと時間をかけて、僕の事を愛してくれたらいい。」

というテフンの言葉に従ったと言う事は、彼女は自分が言った

「以前言った”愛してる”という言葉は、感謝の意味だったかも・・・。」

という言葉以上に、テフンの事を愛しているんだと私は思いたいです。

自分で認識している以上に、テフンの事を想っているんだと、解釈したいです。

 

すっかりテフン贔屓になったまぎぃですので、ちょいと偏った見方かもしれませんが・・・。

ま、とにかく、久しぶりに考えさせられた作品でした。

コメント (4)
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