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90日、愛する時間 DVD-BOX2 Victor Entertainment,Inc.(V)(D) このアイテムの詳細を見る |
先週、とうとう最終回を迎えましたね。
やっぱり、何とも重いテーマの作品でした
ラスト、どーいう終わり方をするのか、とても気になっていました。
ミヨンは、心優しき夫テフンと別れちゃうんだろうなぁ・・・と想像してました。
多分、そーしないと彼女自身の気持ちが納得しないんだろうなぁ・・・と。
でも違ってましたね。
あーだこーだと、それぞれの立場での想いを考えて悩みそーな視聴者を、まる~く収めてくれた感じ
私としても、
”こういう終わり方で、良かった”
と、思えました。ある意味、ハッピーエンド・・・でしょ。
一番心に残ったのは、テフンの人としての温かさ。
彼の悩み、苦しみ、葛藤、苛立ち、それぞれは、決して的外れなモノではなく、至極当たり前の感情です。
とてもリアルなものだと思いました。
ミヨンを、ジソクの元へ行かせる決意をした時でも、ミヨンを理解して・・・というだけではなく、その心の奥底には
”死ぬまで時間があまり無いから・・・。”
という正直な気持ちがありました。
それまでなら、許せる・・・という感情、これはとてもリアルなモノだと思います。奇麗事だけじゃないっていう。
ジソクの妻チョンランの感情もまた、理解出来るものでした。
夫との最後の時間を、愛する子供と共に自分なりの愛情を込めて過ごしたいという想い。そうやって、子供に父親からの愛情、父親への愛情を刻み込んでやりたいと言う母親としての想い。
納得できます。
だって、彼女はミヨンとジフンが付き合う以前から、ジフンの事を想っていたようですもんね。
だから、どーしても、私には、ジフンは自分勝手な一瞬の想いだけで、幸せなミヨンの家庭に石を投げ込み、その後は、それを後悔して手を引いてしまったように思えるのです。
投げ込まれた方はどーなるのよっ・・・って感じ
ミヨンとしてみれば、ずっと引きずっていた事だけに、あっさりとはねつける事が出来ないですよね。
まぁ、テフンの実家での嫌味ったらしい義姉たちの言葉が、突っ走っちゃう切っ掛けというのは、理解しましょう。
でも、彼女のテフンへの言葉や振る舞いは、あまりにも掌を返したようじゃありませんこと
それまでの幸せだった時間は、テフンと一緒に築いてきたものだったでしょーに
結局、
「彼の事を忘れてくれとは言わない。ゆっくりと時間をかけて、僕の事を愛してくれたらいい。」
というテフンの言葉に従ったと言う事は、彼女は自分が言った
「以前言った”愛してる”という言葉は、感謝の意味だったかも・・・。」
という言葉以上に、テフンの事を愛しているんだと私は思いたいです。
自分で認識している以上に、テフンの事を想っているんだと、解釈したいです。
すっかりテフン贔屓になったまぎぃですので、ちょいと偏った見方かもしれませんが・・・。
ま、とにかく、久しぶりに考えさせられた作品でした。