このところドラマレビューが進んでいない理由の一つが、ダビング済みの作品を何度も繰り返し視聴してるから
その一つが「キルミー・ヒールミー」。
この作品は、昨年のドラマ賞に於いて、チソンssiをはじめとした出演俳優さんたちがたくさんの賞を獲得しました。
なかでも、やはり秀逸なのはチソンssiの演技でしょう
7重人格者ってことで、なかなか配役が決まらなかったとかいう話しをちらっと聞いたりしましたが、結果的に、チソンssiで良かった、いえ、彼しか考えられないくらいにハマりました。
作品中、何度もチソンssiの演技に感動させられました上から目線
その一つのシーンが、こちら
15話です。未視聴の方には、何が何だか・・・だとは思いますが
ドヒョン=チソンssiの記憶が殆ど戻り、リジン=ジョンウムさんこそが地下室に閉じ込められて虐待を受けていた女の子だと思い出したところでのシーンです。
まだ記憶が戻っていないリジンは、自分がドヒョンの初恋の人だったかもしれない・・・と想像して喜ぶんですね。それまで、ドヒョンが初恋の人だと思ってるチェヨンに、少々嫉妬してたリジンです。本当は自分だったのかも・・・という想像に、ワクワクしてるんです。
喜ぶリジンの姿を見て、泣くのを我慢していたドヒョンです。涙が溢れそうになるのを、手で頭をかくフリをして隠そうとするんですが、どうしようもなくなって、うつむいたままリジンを抱きしめました。
そうするしか、彼には出来なかったのです。喜ぶリジンとは対照的に自分が泣くのを見られたくなかっただろうし、愛しさや済まなさがあふれてきて・・・。
勿論、リジンも、ドヒョンが泣いているのに気が付きました。
でも、彼女は、その涙の理由が分かりません。自分の言葉の何がそんなに彼を感動させたの?・・・と思うんです。
そして、優しく背中を撫でてあげました。この時のリジンの手が、ぷっくりと子供っぽいのが、余計に切なくなります。
真実は、リジンが思ってるのとは違ってとても残酷なモノだと分かったドヒョンは、言葉が出ません。
ただただ愛しくて申し訳なくて、そして、どうすればリジンを傷つけないで済むか、それだけを考えていたんだろうと思います。
二人の感情には大きな温度差があります。
それが余計に切なさを増幅させます。
とにかく、チソンssiの表情が良かった
韓国ドラマは、表情をアップにする事が多いので、俳優さんの感情表現がモロに見えます。
本人は表現しているんでしょうが、それが無表情に見える場合もあって、それだと見てるこちら側には伝わって来ませんさらに上から目線
大げさな表現じゃなくても、ほんの少々口元を歪める、ほころばせるというだけでも、伝わってくる事もあります。
それが俳優さんの演技力でしょうか。
何が違うのか、私には分かりませんが、とにかく言えるのは、この作品でのチソンssiの演技は全般に渡って素晴らしかったと言う事です
まだご覧になっていない方、まぎぃ超お勧めです
当ブログでのあらすじ一覧は、こちらからです。
また、衛星劇場さんでも再放送が予定されています。
3月16日(水) 5:00~ 2話ずつ集中再放送・・・です。