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チェ検事・・・パク・マングンがドンチたちを精神的に追い込もうとしたようですが、結局、ドンチはチェ検事を殺人教唆で告訴しました。
そして、公判が始まったのですが。
チェ検事は出席しません。
オ次長は検事を辞め、弁護士としてファヨンにつきました。オ・テッキョンと共に弁護団の席についています。
証人として、カン・スがまず証言しました。
でも、オ弁護士たちに細かく突っ込まれ、不利な状況になりました。
カン・スは自分の所為で、ビョルが殺されたと思う気持ちが強く、どうしても訴えたかったのですが、有利に持ちこむ事は出来なかったようです。
それは、アルムも同じでした。
アルムは恐怖心を必死に抑えて出廷しました。
が、ここでタイミングを見計らったようにチェ検事が出て来たのです。
その姿を見た途端、アルムは身体がこわばり、震えだしました。幕でチェ検事や陪審員の姿を見えないようにしてありましたが、その陰にすら怯えたのです。
で、子供を殺したと言った“パク・マングン”の顔写真を示されても、チェ検事を示す事はありませんでした。
「ここにはマングンの写真はありません。」
ドンチとムン部長、覚悟はしていましたが、やはりがっくりしました。
傍聴席にはファヨンの者が控えていました。
誰がどういう証言をしたか、逐一チェックしてるように見えます。
ヨルムは、母とユ係長と共に傍聴席の一番前の席にいました。
弟ビョルの死に様を聞き、母は発作を起こしたように泣きだし、ヨルムも苦しみました。でも、聞いておかなければいけないというユ係長の言葉に従い、じっと耐えていました。
チャンギは意識を取り戻し、頭が混乱している風を装っていましたが、やはり気になって傍聴しに来ていました。
確たる証拠が無く、証人の言葉は次々と否定され、不利になっていくムン部長とドンチの様子を黙って見ていました。
不利な状況ではありましたが、一矢を報いた事もありました。
イ元局長の証言の時です。
子供を殺せと命じたのは自分だ・・・と証言したイ元局長。
その証言が、疑わしいモノだと言う印象を与えたのです。先日、ムン部長がイ元局長に会いに言った時の会話を録音を聞かせたのです。
ファヨンに恩を売っておけば・・・という例の言葉が流れました。
これで彼の証言の信ぴょう性は著しく失墜しました。
最後に証人として現れたのはドンチの父でした。
彼はビョルの事件の目撃者として証言しました。白熊を殺したのは自分で、まだ生きてる子供を見捨てて行ったのはチェ検事だ・・・と。
つまり、殺害を命じられた白熊は殺そうとしたのかもしれません。が、ビョルは生きていたのです。
チェ検事が工場を出た直後、火事が発生し、ビョルは焼死してしまったということでしょうかね。
イマイチ、細かい事情が理解できないのですが。単に私の見落としあるいは理解力が無い所為
殺人犯であるドンチ父の証言は、この場合有効とは認められないってことでしょうか。
オ弁護士は得意げな表情を浮かべました。
ここで、ドンチが再尋問しました。
彼は決心していました。自分の罪を明らかにすることを。
白熊の死因は、父が言ったような金槌での殴打では無い事が分かっていました。
息子を庇うために、この証言をした・・・とドンチは言い、その息子と言うのが自分だ・・・と言ったのです。
皆、唖然としました。
ヨルムは止めろというように首を横に振っていました。でも、ドンチは証言したのです。
「私ク・ドンチを白熊に対する殺人罪で起訴します。」
ドンチは、検事服を脱ぎました。
そして、白熊の遺族とヨルムの母に向かって深々と一礼したのです。
ドンチ父が証言台から離れた時、ムン部長は問いかけました。
「公訴時効が迫っていた事を知った上での証言でしたか?」
ドンチの殺人罪の時効ですよね?時効が成立し、ドンチは罪に問われない状況になったってこと
ドンチ父は目撃した事を公にしたくて、この場に出て来たのでした。
ムン部長は、チェ検事に問いました。
「じきに死ぬ運命にある子供を見ていましたか?」
「いいえ。見てはいませんが、何の罪になるんですか?人を助けなかったら、何の罪に?」
しゃら~っとして悪びれることなく問い返すチェ検事。
不幸にも、罰することは出来ません・・・とムン部長。
「でも、罪は罪です。罪名があるかどうかの問題ではありません。」
暗く寂しい工場に、息絶えそうな子供を見捨てていくなんて、人間のすることじゃない・・・と。
でも、ムン部長の主張は、ことごとく跳ね返されました。
このままチェ検事有利に公判が終わるかと思ったその時、イ検事たちがグッジョブ
白熊の録音機を見つけて来たのです。
これは、白熊を埋める時、ドンチ父が唯一持ちだしたモノで、生き伸びたカン・スに持たせておいたモノでした。
それを、ドンチ祖母は、もしかしたら母親の声でも録音されているかもしれないと、ずっと大切に保管して来たのです。
白熊は、知らない人物と会う時は、必ず会話を録音していたんだそうで。
それに、チェ検事が子供を殺せと指示している声が残されていました。もう逃げ隠れ出来ません。
結局、チェ検事は懲役20年が言い渡されました。
で、全て上手く行ったのかと思ったら、ムン部長に不吉な影が。
ファヨンのあの怪しげな男です。
ムン部長の車の後部座席に座っていました。ムン部長はその姿を見て、逆らう事なく、静かに座席を倒しましたよ。
あれは・・・殺されてしまったってこと
そんな連想しか浮かびません。
パク・マングン一人消えたとしても、ファヨンという大きな権力は消えてしまうわけではなく、いまだに存在していると言う事ですね。
ドンチとヨルムは、恋愛をスタートしました。
ドンチは検事を辞め、弁護士として活動を始めたようです。
終わりましたぁ。
ややこしくて話しが込み入ってて、難解でしたねぇ。
悪を一網打尽に出来たわけじゃないので、イマイチすっきりしませんが、まぁ、これが現実なんでしょうか。
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