レビュー一覧は、こちらから。
ダノは怒りが収まりませんでした。
ギョンの姿を見た時、涙がこぼれてきました。それはギョンに振られたせいではなく、世界を変えられないと改めて分かった辛さのせいでした。
捨て台詞を吐いて背を向けたギョンを追いかけたダノは、背中を力いっぱい叩きました。
ロウンssiが見ていました。
夜間トレッキングが行われました。
くじを引いて、同じ数字が出た相手とペアを組み、夜の山道を歩くと言う趣向。
ダノは、ギョンとペアを組むことに。
気まずい事この上ありません。
ダノは迷った自分をギョンが助けに来ると言う予知をしていました。
シャドゥでいた筈なのに、あのページをめくる音がした途端、ステージに移行してしまったダノ。
急に心臓の調子がおかしくなってきました。
しゃがみこんだダノを見て、ギョンが言いました。だから嫌いなんだ・・・とギョン。
予知した通りのセリフでした。
ギョンはそのままダノを一人山道に残して行ってしまいました。
本当に道に迷ってしまったダノを、見つけてくれたのは、ギョンではなく、ロウンssi。
初めて言葉を交わしました。
ネームが変わったことに、ダノは気づきました。
ロウンssiは、ダノを山の奥深くに連れて行きました。立ち入り禁止の札がかかっています。
案内された場所は、とても美しい所でした。
小さな滝があって、蛍が飛びかい、赤い綺麗な花が咲いていました。
「決められた道を進むのが悲しかった。でも考えが変わった。」
と、ダノ。
「こうやって他の道をあなたが教えてくれたから。あなたのお陰で私の一日(ハル)が変わりそう。」
あなたを“ハル”って呼んでいい
ロウンssiは黙ってダノを見つめました。
ここでまた場面が転換。
いったい今どちらの場面なのか、こんがらがってしまいます。
ダノの前にギョンがやってきて、怒鳴りました。
「どこに行ってたんだ探しただろ
」
ステージでのセリフを、何故シャドゥで・・・とダノは思いました。
ってことは、この時はシャドゥなのね。
おまけに、ギョンはダノの体調を気遣うセリフまで・・・。心配だと。
あれギョンも自我を持ったの
何だか、記憶が混乱してるようですが。
ダノはロウンssiを見つけ、声をかけました。そしていつものように自己紹介も。
「あなたの名前は“ハル”よ。」
と、付け加えたのが、新しいセリフでした。
あなたに名前が出来たのは嬉しいけど、私しかあなたの名前を知らないなんて・・・とダノが呟きました。
少しずつ親しくなっていきました。初めてロウンssiの笑顔も見えました。
風が吹いて、ロウンssiの帽子が飛ばされ、拾おうとしたとき、建物の床下に何かが埋まっているのを見つけた二人。
箱の中に入っていたのは、ノリゲに見える飾り。古そうです。
飾りが昨日渓谷で見た赤い花だと、ダノは気づきました。
その瞬間、ロウンssiがノリゲを落としました。彼の手のひらには、傷が。
ダノが拾おうとした瞬間、また場面が変わりました。
ステージに戻ったようです。
帰りの電車を待つホームにいました。
たくさんの学生の中にロウンssi・・・ハルが立って、ダノを見つめていました。
自分の事を覚えているようだ・・・とダノは思いました。
人混みの中で頭一つ高いロウンssiがダノを見つめる姿が、どう言えばいいのか分からないけど、切なくて・・・。
ハルは、ダノを覚えているのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます