Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

小雨に煙る吉野川源流の村へ

2022-04-27 | 奈良県 川上村
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吉野川源流・水源地の村、 奈良県吉野郡川上村へ


今日の空模様なら吉野町~川上村の山々は小雨に煙り霧がかかって山水画のような雰囲気になってるだろう、と期待して出かけました。




国道169号線の宮滝大橋を渡って川上村へ向う



宮滝大橋南詰にて

この信号の先を左へ入って行ったら五社峠を越えて川上村に至る山道
明治時代に 伊藤博文・大隈重信・山縣有明などが土倉庄三郎氏の支援を求めて川上村へ 「土倉詣」をしたときに通った道が五社峠越えだったらしい




大滝ダム



石垣の宅地跡だけが残る白屋地区
大滝ダムの試験貯水が行われた際、ダム上流の川上村白屋地区の家屋や壁、地面などで亀裂が発生し地区の全世帯が移転を余儀なくされた .




国道169号は写真下の方を通ってる








川上村白川渡にて




川上村上多古の集落
上多古川沿いの林道を霧がかかってる山間へ入って行く







こんな川沿いの景色を見ながら上多古川右岸を3Km余走ったら赤い橋が現れる、勝負塚山への登山口のようだ


上多古川左岸にイツボ谷から上多古川に流れ落ちる滝がある
この滝へは何回も来てるが、何回見ても飽きないお気に入りの滝なのです




熊もマムシも出没するらしいが、出逢ってしまったら諦めるしかない











上3枚 上多古川本流です





右岸から左岸のイツボ谷の滝を撮る



イツボ谷はこんな深い山から流れて来る、写真下に滝が見える








橋を渡って滝前へ行くと滝の上部は見えないがスゴイ水量で迫力満点!



周りの岩は苔模様




吉野川左岸を走る国道169号線



熊にもマムシにも逢わず人間にも逢わず無事国道へ戻る


新緑の輝く山山山にも上多古川にも雨霧がかかる、そしてイツボ谷は苔模様の大きな岩の間に豪快に流れ落ちる滝を造る、素晴らしい川上村でした。




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川上村 伯母谷の限界集落は

2022-03-31 | 奈良県 川上村
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《 昨日 の続きです 》


伯母谷トンネル北口から ~ 国道を離れて山の中へ入って行く、杉林の中を 1Km弱か? 走ったら集落の下に到着





伯母谷トンネル北口そば、 ゆうゆうバスの「 伯母谷口 」バス停
ここから山の中へ入って ~ 写真上に見えるガードレールの道を進む



適当な場所に車を停めて集落のへ方へ登って行く




太い杉の向こうに建物が見える、前回来た時には誰かが居たが・・・ 今は誰も居ない感じである




車道から こんな路を歩いて斜面を登って行く、人が歩いた形跡はほとんど無い




上の真ん中に見える建物は法昌寺、どこの集落へ行ってもお寺はあるようだ





平坦地はほとんどないので、建物は段差の高いひな壇のような敷地に建っている




真ん中の屋根は公民館、右下隅の屋根はお寺




向こうに見える岩山の中腹を昔の東熊野街道が通っている、土倉庄三郎翁が計画・尽力した道なのだろう





伯母谷分校の教職員住宅らしい、そんなに古く見えないが奥の方の屋根には草木が繁っている

小学校の伯母谷分校は1964年 廃校になったようだ、校庭跡には公民館が建っている




学校跡の隣は 建物の屋根











赤い木の手前の建物跡には 錆びた五右衛門風呂が侘し気に






前回訪れた時には キッチリ閉まっていた戸が外れて、建物内が覗けた
風雨にさらされて、誰も住まない建物は壊れて朽ちてゆくのである





昔の東熊野街道だと思う
西へは大峯山の山上ケ岳、東へは川上村の柏木へ繋がっている




日本はまだ高齢化が進む、
各地の限界集落に住む人はいなくなり、荒廃して山に還って行くのだろう、寂しい限りだが自然の摂理だろうか?





丹生川上神社から おおたき龍神湖を望む




道の駅の隣 ホテル杉の湯 そばの桜は間もなく咲くだろう




2020年4月21日に訪れた時の記事です、時間があればご覧ください




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川上村 大迫ダムの桜は咲いたか?

2022-03-30 | 奈良県 川上村
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暖かくなって 自宅近くの桜も咲きだした

私の大好きな奈良県吉野郡川上村の大迫ダム、ダム沿いの桜は咲いただろうか? まだ散ってはいないだろうが・・・と思って出かける。




大和高田市の葛城川沿いの桜を見ながら


葛城川沿いの桜、後方には金剛山が見えている



京奈和道・御所南ICで降りて


御所南IC 出口の案内板

   国道309号線を南へ向かう





川上村の大滝ダム



いつもの高台へ登って大瀧龍神湖を眺める



水位もかなり上がって美しい湖面になっている



ハクモクレンが満開


桜のツボミはまだ固い固い



湖面の色が何とも言えない良い眺めです



国道へ降りて 北塩谷橋へ



北塩谷橋から見る大滝龍神湖




橋の袂には 「 天武天皇 夢見の桜 」  天武天皇の時代から何代目かの桜らしい!





大迫ダムを見おろす場所に到着、やはり来るのが早すぎた、まだ咲いてない、ツボミは固い



サクラが無くても 私の大好きな景色です



茶色っぽいのがサクラのツボミ



手前のダム沿いに国道169号線



サクラのツボミはこんな感じ、あと4~5日か? もうちょっと先か?




国道へ戻って ~ さらに坂道を上って 伯母谷集落へ向かう



左上に国道のループ橋が見える
右上にも橋が見えている、この橋を渡ったら伯母谷トンネル、トンネルの手前を右折して山の中へ向かえば伯母谷集落




正面の暗い所が伯母谷トンネル




国道から離れて少し上ったら 下界の景色が見える




上流は山また山の景色



こんな景色を見て ~ 山の中へ向かえば 川上村の伯母谷集落

 
 《 伯母谷集落は明日に 》





帰りに 川上村の道の駅そばにて、ここのサクラは咲いていた
後方の建物は 森と水の源流館 のようです

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川上村 廃村の瀬戸集落へ

2021-11-26 | 奈良県 川上村
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 《 昨日 11月25日の続きです 》


奈良県吉野郡川上村瀬戸の廃村へ


中奥林道から林道の支線に入り ~ さらに支線から狭い道を集落へ ~  中奥林道から1.5Kmほど進むと 瀬戸の集落が現れる





中奥林道支線に入ったらすぐに橋がある、橋のすぐ横に 高橋谷の滝 が落ちている



紅葉の向こうに白い流れが美しい



渓流はずっと上の奥の方のまで続いてるようだ
滝の横から登れそうだが、滑って落ちそうな感じなので諦める








瀬戸集落のすぐ手前、苔むした岩に色づいた葉が落ちて清流が流れる





瀬戸集落入口にある家、裏手へ廻れば雨戸は壊れて外れて倒れている、大きな立派な家である
左下が集落へ入ってくる道路




この石垣の下がちょっとした広場になっている

広場は小学校の分校跡らしい
ここの児童たちは、卒業したら中学校へ通うのに毎日片道1時間半ほど歩いて通ったそうです




石垣上の家は赤いツタ? が貼りついている、美しいような? 寂しいような?





この家の屋根は、学校跡の敷地と同じくらいの高さである



昔は風呂便所と母屋はほとんど別棟になっていたようだ






集落内に平坦な広い場所は無い、通路は石段と坂道だけ







こんな住む人の居ない建物を見ながら集落内を歩く






斜面に造られた狭い墓地には傾いたり倒れたりしてる墓石






この家は土台の石垣も崩れかけている






近寄ったら雨戸も外れて倒れてる、床も腐って抜けている





壊れて朽ちてゆく家の前には、葉を落とした木々と、まだ頑張って紅葉を残してる木々が静かに佇んでいた。





集落内の寺の修理してる方に話を聞きました、寺だけは時々修理したりジャマな木を切ったりしてるらしい

★ この瀬戸の集落には22軒の家があった
★ 中学生になったら1時間半ほど歩いて学校へ通っていた
★ 集落の奥へ山越えしたら東吉野へ出る、昔は山越えして東吉野へ歩いていた、今でも路は残っている
★ 無人の建物を放置しておくと、柱が傾いて雨戸などは外れてしまう
★ 寺の屋根の銅板も釣鐘も盗まれて無くなった
★ 昔は木材の値段が良かったが、今は全くダメで商売にならない



鶴田浩二さんの歌じゃあないけど、生まれた土地は荒れ放題・・・

住む人は無く家は朽ちてゆく、寺の鐘も盗まれる、 寂しく哀しい限りです ・・・




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川上村 中奥川の紅葉と滝

2021-11-25 | 奈良県 川上村
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吉野川源流 - 水源地の村 奈良県吉野郡川上村へ


国道169号線の白川渡 ( しらかわど ) から 県道 258号中奥白川渡線へ入り ~ 中奥川ぞいを6Kmほど走ると県道は終点、ここから奥は林道中奥線となる、林道中奥線をさらに山奥へ進む、林道から離れて1.5Kmほど山の中へ行けば 廃村の集落 瀬戸 がある。

林道の分岐点から坂道を登ったら ~ すぐに高橋谷に架かる滝が見える。















以上、県道258号線沿いの紅葉

散ってる木々もあったが、まだ美しさを保ってるのもある




林道中奥線の終点
ここに5軒ほど建物があるが誰も住んでる気配はない、左の建物は昨年まで住んでる気配があったが・・・



林道中奥線へ入って行く




少し走って右へ入れば、橋の上から鳥渡谷が見える


たぶん鳥渡谷だと思う
紅葉の最盛期に来たら両脇の緑に挟まれた部分が美しく染まって絶景になるのだが、来るのが遅かったようだ



谷の端に残る紅葉




林道中奥線をさらに奥へすすむ、中奥川は紅葉に飾られている
















この辺りの木々は、少しピークを過ぎた感もあるがまだまだ美しさを保っている、色づいた木々の下には中奥川の清流が流れる




林道中奥線から離れて瀬戸集落へ向かう道へ入ればすぐに滝が見える

中奥川に流れ落ちる高橋谷の滝 である










高さ約18mの滝は黒光りする岩の上を白い流れとなって落ちる、滝の落ち口はきれいな紅葉に飾られている




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誰も居ない伯母谷集落に色づく大イチョウ

2021-11-18 | 奈良県 川上村
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昨日 11月17日 の続きです


川上村大迫から国道169号線を新伯母峯トンネル方面へ上って行く




以降4枚、 国道沿いの風景


道標もこんなキレイな景色の中にある




穏やかな陽射しを受けて輝く紅葉、向こうは深い谷




こちらは濃い緑緑緑の景色




山裾と言うか? 山ん中と言うか? には国道169号線が走る





伯母谷トンネル手前を右折して伯母谷集落へ向かう

こんな山の中に集落があるのだろうか? という感じの道路である ~ 適当な所に車を停めて歩く




道路から集落へ入って行く道
ほとんど使われてない感じである、昨年訪れた時には1軒だけ人が住んでたが、今は無人の集落になってるのだろうか?




右の屋根は法昌寺、その左は公民館、
公民館の向こうにはモト小学校分校の校庭、左上にイチョウの大木





小ぶりの寺の鐘、鐘楼と言う建物は無い
寺の軒下に吊るされている( 鐘の下側に直射日光が当たって変な色になっています )




寺の隣はモト小学校の伯母谷分校だった、1964年に廃校となったようです
写真は分校の山側の石積です





モト伯母谷分校の教職員住宅、前から見ればそんなに痛んで無いように見えるが・・・



屋根を見ければ 落ち葉は溜まり草木が生えている





分校跡地から集落の眺め、平坦地は無い







教職員住宅跡の隣にはイチョウの大木が天に向かって伸びている
大木の直径は1m を越えてるだろう! 巨木と言った方が適切だろうか! 大きく張った枝には輝くような黄色の葉






アチコチからたくさん写真を撮ったが、何枚撮っても変な写真ばかりでうまく撮れない
とにかく巨木で、山の中に鮮やかな黄色が大きく広がっているのです。





大イチョウの後ろには遥拝所、石垣を積んだ立派なもの
石垣の上には、神武天皇遥拝所・天照皇大神宮遥拝所・明治天皇遥拝所、3本の石柱が建っている




この地には、土倉庄三郎翁が計画し明治20年に完成した東熊野街道が通っている、現在の国道169号線の原型となった道路なのです。そして、この川上村伯母谷 ~ 川上村柏木は途中で世界遺産大峯山への古道ともつながり、茶屋跡や丁石が点々と続く。




そんな東熊野街道をほんの少しだけ歩いてきました







こんな岩の山肌を削って造った街道も、路面に落ち葉や枯れ枝が積もり、大小の岩がたくさん落ち、またあちこちで路肩が崩れている。莫大な費用と労力をかけて造った街道も、モトの山に還ってゆく・・・


この集落には住む人も無く、無人の家は壊れて朽ちてゆく、街道はもとの山に還って行く、ただイチョウの大木が輝いてるのみ。 寂しい限りだが時代の流れか ・・・



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紅葉に飾られる吉野川源流の村

2021-11-17 | 奈良県 川上村
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奈良県吉野郡川上村へ行ってきました。

春から夏にかけての川上村も良いけれど、紅葉の川上村もまたまた素晴らしいのです。




以降3枚、 大滝ダムにて





少しモヤった感じの景色もいいもんです









国道169号線沿いにて、対岸の山はカラフルに染まる





以降5枚、川上村柏木にて


吉野川の清流



川向の集落



大峯山本堂まで百十六丁( 約12キロ )  
大台ケ原山迄六里半 約二十五キロ? と書かれている

昔は大峯山へも、大台ケ原へも、ここから歩くのが主流だったようである




この柏木の集落で、現在 旅館業を営んでるのは1軒だけ





柏木トンネルを抜けるとこんな景色







以降3枚、大迫ダムにて







春は桜で美しい所です





国道169号線へ戻って ~ 坂道を少し登って行くとまたまた良い景色が現れる



左の山の中に白く見えるのは 国道169号線の高架です






濃い緑に色づいた木々が素晴らしい光景を造っている



国道沿い、ガケの上を見れば 青い空に紅黄葉が映える



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川上村寺尾、草木に覆われて家が朽ちてゆく

2021-08-31 | 奈良県 川上村
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奈良県吉野郡川上村寺尾、
国道169号線からそんなに離れていない、山麓の斜面の小さな集落である。

住宅らしい建物は4~5棟、倉庫か作業場のような比較的大きな建物が4棟、誰も住んでる形跡はない。ほかに、もと宅地跡らしい草ボウボウの土地が数か所。寺院だけはそんなに古くない。





御首載石跡と 後南朝最後の古戦場 の碑がある、 国道169号沿い
時々、ここで白黒ツートンの車が停まってて、反則金の支払いお願いとPポイントをくれる所です

ここの駐車場にバイクを停めて、国道対面の斜面を登って行く




こんな坂を上って行く、少し歩いただけで汗タラタラ





この石柱はまだ新しい



最初に寺が現れた、建物もまだ新しい感じ
 そばの墓地には、寺の関係者らしい相当古い墓石もある




眼下に大滝龍神湖が見える



山腹の狭い集落内の道を歩く



壊れてしまった建物の跡らしい



木々の中に大きな倉庫のような建物







これらは住まいのようだ



少し下って横から見れば




この下にも大きな倉庫か? 作業場のような建物がある



立派な石垣、これも以前は建物の基礎か?



こんなのも転がってらっしゃる



近寄って中を覗いたら、ガラ~ンとして最近は使ってない感じ




木々の向こうに国道169号線の赤い橋が見える。
  右方面へ少し行けば道の駅・川上村役場・ホテル杉の湯



建物の基礎はこんな高い石垣を積んである

ここからすぐ下に国道169号線か見える




先ほど上から見ていた住まいらしき建物を見に行く






隙間から覗く
 台所は、まあまあ片付いてる



建物の前には大きな鍋が寂しそうに・・・



こちらを覗いたら、
部屋の中に緑の草が生えている、この建物は見捨てられてから幾星霜か?





国道のそばにも、こんな見捨てられた集落かあるとは!

大滝ダム建設による国道の付け替えで、寺尾地区の山側にある家々が分断されて、残った建物なのかも?

車の入る道が無いので若者も出て行ったら戻ってこないのだろうか? この建物もそのうちに山の木々に呑み込まれて~朽ちて壊れてゆくのだろう、寂しい感じと汗タラタラで少々疲れました。





少し離れた北塩谷橋より
写真左の山裾に国道169号線が走る、そのやや上に誰も住む人の居ない寺尾の集落がある




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大滝龍神湖右岸から丹生川上神社へ

2021-07-05 | 奈良県 川上村
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《 昨日の続きです 》




大滝ダム
鬱陶しい空模様で景色は霞んでる




国道169号線の坂を少し上ったら 「 大滝ダム学べる防災ステーション 」のバス停、 ここから林道へ入り300mほど進むと左手にヌスット谷大滝が見える
高さは 40m あるそうだが



コンクリートの擁壁の向こうに見えるが、全容は見えない


カーブの林道をもう少し奥へ進むと杉林の向こうに見えるが、やっぱり全容は撮れない






水量は多く豪快に流れ落ちる

杉林の斜面を降りる ~ もっと滝に近づいたらもう少しマシな写真が撮れるだろうが、こんな場所で谷へ落ちてたら嫌だ、この程度で諦めよう





林道のそばは杉林だが、石垣の跡もあり、以前は小さな集落があったような感じだ



杉林の中へ入って行ったら 80cm程度の石碑、 「 天照 ・・・ 」 何とか刻まれてるが判読不可能




国道へ戻って ~ 道の駅の少し手前からダム湖右岸へ渡る、以降4枚は右岸の道路より


2011年の台風で山が大きく崩壊、その傷跡です
手前の国道169号線も当然崩壊した



左端の建物は 「 湯盛温泉 ホテル杉の湯 」、  その右隣に 「 道の駅杉の湯 川上 」、  中央に川上村役場
ダムの水位はかなり下がっている



山の上には丹生川上神社上社の幟が見える




「 森と水の源流館 」 前からすぐ南の国道169号線トンネル、 崩落の危険でしょうか? ずっと工事中です





以降 7枚 丹生川上神社上社にて


濃い緑の中に黄色の幟が並ぶ



本殿




龍神総本宮  丹生川上神社上社
主 祭 神  高龗大神(タカオカミノオオカミ) 〔 龍神・雨師の神 〕
相 殿 神  大山祇神 大雷神




『 この里は 丹生の川上程近し 祈らば晴れよ 五月雨の空 』

後醍醐天皇が吉野の行宮に在られた折、当社に寄せて詠まれた有名な御製です、 ・・・「 神社御由緒 」 より





本殿前には 茅の輪








“ 水無月の夏越の祓する人は 千歳の命延ぶというなり ”
   〈 みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのいのちのぶといふなり 〉





説明どおりに茅の輪をくぐってから、本殿にお参りしてきました。

これで、体に溜まったケガレなどはキレイさっぱり落ちたと思います、 馬券でも買ったら大当たりするかもしれない。 こんなことを思うのはまだまだケガレをため込んでるからでしょうか?





大迫ダム湖の眺め










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川上村、大峯山への古道を歩く

2021-07-04 | 奈良県 川上村
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奈良県吉野郡川上村へ


大峯山への道は、今では天川村の洞川から登るのが主流になってるようだが、以前は川上村の柏木からもたくさんの人たちが登ってたらしい。
今日は、川上村から大峯山への修験道の道? を少しだけ歩いてきました。


雨はほとんど降ってなかったが、梅雨空で水分たっぷりの杉林の中の道はなかなか良い雰囲気で、何回来ても飽きることは無い。




川上村柏木にて





里程標起点の石票
大峯山本堂迄 百十六丁 約12キロ
大台ケ原山迄 六里半 約25キロ と書いてある




昔は大峯参りに行く人たちの旅館街だったのだろう、 今では朝日舘のみ



すぐ横の建物は屋根に穴があいてる




ここから歩いたらかなりの距離があるので、大迫集落まで車で行ってから古道へ入って行こう


国道から離れて大迫集落へ入ってゆく



眼下に大迫ダムを見ながら

1キロほど山の中へ入って行けば大迫集落、ここで道路は終点



車を停めて山の中へ入って行く








いつ来ても良い雰囲気だ




10分余歩いたら、柏木からくる古道に合流する



ここには石標3本とこの案内板



大峯山方面への案内石票の裏には 「 昭和御大典記念・・・」 と刻まれている
昭和の御大典は、昭和3年11月10日 に京都御所で行われた、 93年前に建てられた石標なのだろう



杉林の中をさらに進む



ずっと下に通ってきた橋が見える






丁石が現れた、「 大峯まで九十?丁 」 埋もれて解からない、対面には 起点の柏木までの距離が刻まれてるが判読困難

当初は、大峯山まで1丁毎に建てられてたのだろうか?












また丁石が見えた



これは読める 「 大峯迄 九十二丁  対面には 「 柏木まで二十四丁 」

1丁は約109m です




もう少し歩いたら 「 大峯山へ 」 などの案内板



これも丁石だろうか? 上部は割れている、文字も何か書いてるようだが判読できない





もうちょっと先まで行ってみよう、と歩いたが大峯山まではまだまだ遠い、適当な所で引き返しました。



ここへは既に何回か来てる、特に何があるというワケではないが、この雰囲気が大好きなのです。


でも、今日はちょっと残念なことが、
山ヒルに血を吸われてしまいました、両足首・両肩・脇腹、何匹かは気づいてむしり取ったのだが、3か所はかなり吸われてから気づいたので3~4時間出血が続きました。




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