Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

寂寥感の漂う廃村・廃屋の瀬戸集落へ

2020-01-22 | 奈良県南部
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《 昨日の続きです 》


奈良県吉野郡川上村瀬戸です

前回、この瀬戸へ来た時は、 集落の西から入ってきたが、
中奥川沿いの林道をさらに東の山奥へ向かうと瀬戸集落の奥へ通じる道があるらしい、回りは当然 山また山の山の中だ



中奥の集落から県道258号の終点へ戻り ~ 中奥川沿いの中奥林道をさらに山奥へ3Kmほど進むと 『 ここは瀬戸です 川上村 』 の表示板があった。

すぐ横には林業用の作業場らしき建物が川沿いの崖っぷちに建っている、誰も居ないが現在も使用されてる感じ




途中、中奥林道から少し右へ入ると橋から鳥渡谷が見える
紅葉の頃には、正面の山が美しく色づく

かなり前に、このあたりの谷へ滝を探してうろうろしていたが、この先の山奥に廃村があるとは全く知らなかった。



中奥林道に戻って更に山奥へ向かう、2Km余走ると道路沿いに建物の残骸が、
これは建物の2階、中奥川沿いの斜面に建ってるので1階は斜面の下です



中奥林道始点から3Kmほど走ったらここに到着

すぐ横の川沿いにも建物がある、誰も居ないが、まだ現役の建物のようだ



建物の対面に林道らしきのが見える、方角から言えば、瀬戸集落への道だろう
左の棒は電柱です、電気はここまで来てるようだ


踏み跡はほとんどないが、たぶん間違いはないだろう ・・・


路らしくない路を 6~7分歩いたら、上の方に建物が見えてきた



山の斜面に苔生した石垣が寂し気だ



正面から見上げたら2階建ての大きな家、真ん中の戸が無くポカッと口を開けてるようだ





近づいて中を覗くと、床も抜けて、2階の梁も落ちてグチャグチャ、中へ入って写真を撮ったら早々に退散!

写真左に吊るしてる冊子は 『 昭和48年版 高島易断 』 だ、
昭和48年=1973年までここに住んでいたのだろう、住人不在歴47年でこんな状態に・・・



 



斜面の細い道を上って行くと前回に見た景色が現れた



曇り空は今にも泣きだしそうに煙ってる、寂しい景色である




雹混じりの小雨が降ってくる、カッパを切るほどではないが、寂寥感が漂いシンミリした気持ちになり廃村を後にして山を下る




駐車地に戻ってきた  右の建物はまだ現役の作業場?のようです



駐車地横の中奥川、大きな岩がゴロゴロ、冬の木々も寂し気色





帰り道、駐車地から300mほどの所に長~い滝があった



中奥林道から県道258号の終点へ帰ってきました
左のコンクリ舗装坂道を山の中へ向かえば中奥の集落です





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