
「蔦の絡まるチャペルで....」という歌詞があります。
蔦が絡まった場合は、良い印象を与えるように感じます。
写真は、葛(クズ)の絡まった様子です。
クズは、繁殖力が強烈過ぎて、地面を覆い尽くしたり、木々に絡みついて、いささか困ってしまいます。
以前何かの本で読んだ記憶があるのですが、とある国で法面を保護するためにクズを日本から輸入したそうです。
ところが、法面の保護どころか、余りの繁殖力に不要なところまで覆い尽くしてしまって、今や有害な植物に指定されてしまったという話です。
かつてはクズのツルを利用したり、根は葛湯の原料になりますから、クズの利用価値はあります。
だけど、手入れをしないと、本当に有害植物と言われても仕方ない感じです。
写真は、先日五頭憩いの森内を流れている川岸で撮影しました。
このクズも凄い繁殖力で、高い木から多段に垂れ下がったり、木を覆い尽くしてたりしていました。

