ES-1を利用した、フィルムのデジタル化番外編です。
今回は、リバーサルフィルム(ポジフィルム)をES-1を使ってデジタル化してみました。
ポジフィルムの場合は、ネガフィルムと違って、面倒な工程はほとんどありません。
何せフィルムに写っている情報自体が画像そのものですから、単純にES-1へポジフィルムを装着してデジタルカメラで撮影するだけです。
しかも、オレンジベース対策やネガポジ変換を考えなくてよいので、楽々とRAWのデータへ落としこんで、後はRAW用ソフトで好きなように仕上げるだけです。
で、デジタルカメラで撮影したのと、フットヘッドスキャナーでスキャンした画像を並べました。
どちらがデジタルカメラで撮影したのかというと、上の画像です。
露出の違いは、レタッチの違いですので。
小さい画像では見た目に違いが感じられませんが、画像を等倍で鑑賞した場合はES-1を使った場合の方が被写体がクッキリとしています。
もしかすると、ES-1を利用した方法は、ネガフィルムよりもポジフィルムの方が向いているのかも知れません。