「思ったほどではなかったな」、それが感想でした。
今日の天気予報は晴れ渡ると予報されていたんですが、青空ではなくて薄い曇り空でした。
まあ、動きまわるには暑くもなく、寒くもなくで、良かったですが。
昨日の地元新聞紙へ、写真展開催の記事が掲載されていました。
面白そうな内容だったので、行ってきました。
写真展は「村の肖像展I・II」というお題で、福島県の勝田勝之助氏という写真家が撮影した肖像写真(Portrait)の展示です。
勝田氏は、新潟県と福島県の県境である奥会津で生まれ育って、1952年から今日まで故郷とそこへ住む人達を撮影(写真と動画)し続けてきた写真家です。
展示されている場所は、新潟市中央区の「砂丘館(旧日本銀行新潟市店長役宅)」です。
肖像写真ですので、何かの記念や行事などで、一人から大人数まで撮影した写真が展示されていました。
私が子供の頃、自分が写真の被写体となる場合は、今回展示されているような場面と同じでした。
撮影されるのが分かっているので、それなりに構えて撮影されていました。
勝田氏の写真も、それなりに構えた人たちを撮影しているんですが、構えた中にも柔らかさが感じられて、撮る人と撮られる人の間に親近感が感じられました。
私が生まれ育った年代は、これらの写真よりも後になりますが、記憶している同じような場面があって、懐かしさとともにその時の空気感を思い出しました。
今は、写真を撮られるのに慣れてしまって、このような写真はまず撮影できないかなと感じます。
それだけに、新鮮さも感じました。
10月15日からは「村の肖像展III」(新潟大学旭町学術資料展示館)が開催される予定です。
こちらは動画のようですが、映像の方も見てみたいなと思います。
ちなみに、お代(入場料)は無料です。