goo blog サービス終了のお知らせ 

マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

Do you know how to use it.

2015年10月14日 | 散歩写真




先日、とある史料館へ行った時の話です。
台の上に、ある物が置いてありまして、その傍らに「これを使ってみよう」と書かれていました。
「使ってみよう」、私は書かれている言葉に戸惑いを憶えて、書いてある意味が理解できませんでした。

写真は、先日訪れた「新潟市歴史博物館みなとぴあ」の敷地内にある「旧新潟税関庁舎」の内部で撮影しました。

窓ガラスに平たい突起状の物が付いていますが、これを懐かしいと思う人は使い方が分かるかと思います。
突起状の物は、窓が開けられないように錠をかけているんですが、どのように操作するのかは、若い人は分からない可能性があります。
平たい突起状の物を回転させれば、錠が外れるという単純な構造の錠です。
私が子供の頃には、普通に使われていた錠ですし、確か家の出入り口もこの錠を使っていました。

とある史料館の話へ戻りますが、台の上に置いてあった物は、電話機です。
ただし、ダイヤル式の電話機です。
「これを使ってみよう」というのは、多分子供向けに書かれていたと思われます。
それで、私は書かれていた内容を理解できました。
今の子供に、この電話機の使えと言っても分からない可能性が大です。
以前この電話機に対して、、子供が数字が書かれた部分を、押しているのを見たことがあります。
プッシュ式(この言葉も古いかも)慣れてしまうと、ダイヤルを回すというイメージが沸かないのでしょうね。
スマホは音声で操作できる機能がありますが、その内にダイヤルするという操作自体が古くなるかもしれません。

昔の物は、知っている人には当たり前ですが、その時代を知らない人には違う世界に見えるのでしょうね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする