マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

メールトラブル

2016年09月14日 | 戯言



I don't like this software.
「蛇の道は蛇です」

私は、仕事で朝一番に立ち上げるソフトウェアは電子メールソフトです。
多分世間では、仕事で使う電子メールソフトは、Microsoft系が多いのではと思います。
私は、Microsoft系のメールソフトが昔から嫌いでして、ほとんど使ったことがありません。
仕事では、秀丸メールという超マイナーなソフトウェアを使っています。
有名なテキストエディターである秀丸エディターを購入すると、無料で使用権がついてくるソフトです。

今朝、メールソフトを立ち上げて、メールの受信をしました。
そうしたら、動作が何か変なんです、メールは受信するけど、データベースに相違があるとかというエラー表示が出て、メールを正しく読むことができません。
仲間に確認したら問題なし、したがって私固有の問題だと分かりました。

そこで思い浮かんだのが、近々セキュリティ対策でデータファイルを自動的に暗号化するというアナウンスがあったのを思い出しました。
よくよく確認すると、受信できないメールは、添付ファイル(データファイル)が添付されているやつでした。
どうやら、私の使っている超マイナーなメールソフトだと、対応できないようです。
メールを読めないと仕事にならないので、泣く泣くメールソフトを変更することにしました。
暗号化した場合の推薦ソフトは使いたくないOutlookですが、この際贅沢は言っていられないので、急いでOutlookのセットアップをしました。

ただ、ここで問題となったのが、前のメールソフトへ残っている過去のメールです。
最低限、過去半年程度の過去メールは、業務上どうしても必要な事があります。
秀丸メールは、電子メールの黎明期から使われているデータ構造でメールデータを管理しているので、行儀の良いメールソフトへエクスポートすることは問題ありません。
(※逆に、行儀の良いデータ管理をしていたので、暗号化の被害に遭ったようです)
ただし、Outlookの場合メールデータを一塊のデータファイルとして管理すると聞いたので、エクスポートが難しいとも聞きました。
それで最初は、秀丸メールは過去メールを見るだけに残そうかと思ったのですが、しゃくなんですよね。

こういう時はWeb検索で情報をあたるに限ります。
そうしたら何とかエクスポートできる方法が見つかりました、実際に操作してみたら問題なく秀丸メールからOutlookへメールデータを移行できました。
ただし、秀丸メールからOutlookへは直接移行はできません、秀丸メールとOutlookの間を取り持つソフトが必要でした。
そのソフトというのが、Outlookのご先祖とも言えるWindowsLiveMailというソフトです、MicrosoftのHPからダウンロードできます。
方法は、秀丸メールからメールデータをエクスポートします、具体的には1通単位でeml形式へ変換します。
その変換したファイルを、立ち上げてあるWindowsLiveMailの画面へドラッグ・アンド・ドロップします。
そうすると、秀丸メールのメールデータが、WindowsLiveMailへインポートされた形になります。
次は、WindowsLiveMailからOutlookへのエクスポート機能を使って移行すると、結果的にメールデータが移行できました。
この移行作業の肝は、WindowsLiveMailがeml形式のファイルを読み込む事ができることです。

「蛇の道は蛇」といいますが、私と同じような事情で、メールデータを移行している人がいるのには驚きました。

写真は、ちょっと面白い撮影方法で撮影しました。
被写体のアジサイは実物のアジサイを写したのではありません、布に印刷されたアジサイを撮影したものです。
今回のメール移行ではありませんが、実物、印刷物、撮影した写真というような形です、いささかこじつけですが。


コメント
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