マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

『スタイルズ荘の怪事件』

2017年03月04日 | 散歩写真




This mystery novel was first published in 1920.
「1920年に出版されました」

今日のお題は、『スタイルズ荘の怪事件』(原題:The Mysterious Affair at Styles)です。
この推理小説は、アガサ・クリスティーの処女作であり、推理小説の世界では超有名な探偵、エルキュール・ポアロが初登場した作品でもあります。
その後、エルキュール・ポアロを主人公にした推理小説がシリーズ化されて行きますが、重要な脇役であるアーサー・ヘイスティングズやジャップ主任警部も初登場しています。
この作品は、1920年に初出版されたそうですが、私が生まれる遥か昔です。
しかも、最後の作品である『カーテン』が出版されたのが1975年だそうですから、実に息の長いシリーズになったかが分かります。

私は、本の方は若い頃に読んだ事があるように記憶しているのですが、正直ハッキリしません。
どちらかと言うと、NHKで放映された「名探偵ポワロシリーズ」で見た映像のほうが記憶に残っています。
その後、何回もビデオの方を見たので、私の頭の中はすっかり映像の記憶で占領されています。
ビデオは、アガサ・クリスティー生誕100周年記念として位置づけられた作品だそうですが、丁寧に作られているなと思います。
今回、久しぶりに本の方を読むことにしました、それで図書館から借りてきました。
キャプチャー画像がその本です、こちらは2003年に発行されたので、比較的新しい翻訳です。
ポワロというと、人間の心理面から犯人を推理して行くのですが、この物語では犯行現場の捜査、ココアの分析、指紋の採取などをしていました。
アタナも、少しはまともな捜査を行なうのねと、笑っちゃいました。
本とビデオを比較すると、ほぼ原作に従ってビデオが作られているなと感じました。
しかし、ヘイスティングズ大尉(ビデオの中ではまだ中尉でしたが)が、良く女性に袖にされるのは、登場時からなんだと笑っちゃいました。

NHKの名探偵ポワロシリーズですが、今日が最終回の『カーテン』放送日です。
取り敢えず録画しておいて、後から見る予定です。
今回は、本を先に読んで、後からビデオを見ることにして、今日本を借りてきました。
作品中で、ポワロがあの世へ旅立つことは事前に知っていますが、中身は全然分かりませんので楽しみです。

下の写真は、今日の午前中に撮影しました。
図書館へ行く前に、青空に誘われて、福島潟を散歩してきました。
青空はあったのですが、風がすごく冷たくて、少し軽装で出かけてしまったので、車に戻ったら体が凍えていました。
まだ、冬の揺り戻しがありますから、体調管理に注意注意です。






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