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We will not able to look up this word in dictionary.
「辞書にのっていません」
今日の朝聴いたラジオ番組からの受け売りです。
その番組は、毎週水曜日、森田正光さんが気象のウンチクについて語る番組です。
お題は「辞書で引けない言葉」でした、その言葉というのは「なごり雪」です。
多分、春先に降る、最後の雪が「なごり雪」を表すと思います。
でも、この言葉はまともな辞書には載っていないそうです。
なぜなのか、それはこの言葉が最近作られた造語だからだそうです。
誰が作ったのかというと、作詞家の伊勢正三氏です、そうですイルカがヒットさせた「なごり雪」の歌詞ですね。
「名残の雪」という言葉はあるそうですが、そこから"の"を抜いて作詞したらしいです。
とあるウエブサイトに伊勢正三氏のインタビューが掲載されていましたが、やはり当初は"の"を抜いたことに対して、相当批判があったと言っていました。
でも、歌謡曲のチカラは凄いですね、今は誰も不思議に思いません。
遂に、気象協会が選定する、季節の言葉になったそうですからね。
「なごり雪」は、森田さんによると1975年3月12日にリリースされたと言っていました。
東京地方で、なごり雪が降る平均は、3月11日だそうです。
だから、リリースもそれを考えてのことじゃないかと想像していました。
ウェブ検索すると、歌謡曲で歌われたがために、読み方が変化した言葉が結構あるようです。
花街は、多分「はなまち」と読む人が多いと思いますが、これは「かがい」が本来の読み方です、花街の母が影響しています。
また、白夜を「びゃくや」と読むのも、例の大ヒット曲(知床旅情)の影響です。
精霊流しの「しょうろうながし」もそうですが、本来は「しょうりょうながし」が正解のようです。
だって、悪霊は「あくりょう」と読みますから、精霊も「しょうりょう」でしょうね。
まあ、言葉は時代とともに変化しますから、余計なウンチクではありますが。
でも、歌謡曲のパワーは凄いなと思いました。
写真は、この前の日曜日に訪れた、月岡わくわくファーム(新発田市)で撮影しました。
まだまだ、雪が残っていました。
それに、あるお店を見た時変な感じがしたのですが、理由はひさしがなくなっていたことです。
なんと、雪の重みで倒壊したようです、恐るべし雪のパワー。
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