マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

春の予感

2017年03月21日 | 




It's blooming at my garden.
「咲きました」

写真は、昨日の朝と夕方、我が家の庭で撮影しました。
この場所は、我が家で一番日当たりの良い場所です。
そんなこともあって、春先に真っ先に花が咲く場所でもありあす。

もっとも、被写体のヒメオドリコソウは、植えたわけではなくて、どこかから種が飛んできて居着いたものです。
ここは、シバザクラの場所だったのですが、シバザクラは年々面積を減らしています。
代わって、ヒメオドリコソウとかタンポポが版図を拡大している状態です。

庭はあるのですが、どうも庭仕事は苦手です。
それで、自然に咲いている花を愛でているのですが、これで結構楽しめます。
この花が咲くと、いよいよ春を感じさせる季節になりました。

と言いつつ、今日は少し寒さが戻りました。
冷たい雨が降って、少し肌寒いです。
体調維持に注意、注意の空模様でした。


写真は、DMC-G7+LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.のコンビで撮影しました。
絞りは開放(F2.8)ですが、今回はバックのボケが、いささかうるさく感じますね。
まあ、35mm換算だと、F5.6相当だから、やむを得ないかな。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カーテン―ポアロ最後の事件』(Curtain: Poirot's Last Case)

2017年03月20日 | 散歩写真





He is alive in the our mind forever.
「心の中で生きています」


『カーテン』は、ポワロ最後の事件簿です。
この作品、私が推理小説を良く読んでいた若い頃には、まだ出版されていませんでした。
有名な話ですが、この作品は、アガサ・クリスティーが存命中に書かれて、彼女の死後に出版されることになっていました。
でも、結局は色々あって存命中に出版されましたが、彼女は直ぐに鬼籍に入ったので、ほぼ死後出版と言っても良いと思います。

私は、先月この本を図書館から借りてきて読み終えました。
そして、昨日の午後、以前録画しておいた名探偵ポワロのビデオを見ました。
原作を読んでから、ビデオを見たことになります。

本人を死亡させてシリーズを終わらせる場合、どんな終わり方にするのか、興味津々でした。
事前に、こんな感じになるかなとパターンを考えていましたが、結果的には大きく外れませんでした。

背景となった事件は、犯人をポワロが知ってはいるけど、証拠が全くなしでした。
原作は、犯人を追い詰めてゆく迫力を欠いていたように感じました。
ビデオの方は、言葉や音の効果を使えるので、映像のほうが楽しめるかなと思います。
主題は、いわゆる教唆ですが、アガサ・クリスティーといえども、読者を納得させるストーリーを作るのは、難しいかなと言うのが、私の結論です。

結果的に、二つの殺人事件が発生して、物語のケリがつきました。
片方は意図しない殺人、片方は意図した殺人、片方の犯人は意外性があって、こちらはさすがアガサ・クリスティーと思わせました。

ポワロ物ですので、最後はしっかりとヘイスティングズ大尉へのポワロの種明かしで物語はカーテンが引かれました。
それも、如何にもポワロらしい律儀さで。

作者本人が亡くなったので、シャーロック・ホームズのように、読者の熱意でポワロが復活することはありません。
区切りがついて、後は読者の心の中で生き続ける方が良いのかなと思います。

ちなみに、原作とビデオの流れは、ほぼ同じだったと感じました。

今日の新潟は、三連休の中で、一番空模様が良かったかなと思います。
上の写真は、豊栄図書館の野外読書席を撮影したものです。
今日の天候は、野外読書席で本を読みたい気分の陽気でした。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ひらいたトランプ(Cards on the Table)』

2017年03月19日 | 散歩写真





It was bit different between videos and novels.
「少し差がありました」

少しだけブリッジのルールを予習してから、ポワロの『ひらいたトランプ』を読みました。
実は、この作品は先に名探偵ポワロシリーズのビデオを見て、それから本を読みました。
本を読んだのは、今回が初めてです。

推理小説の犯人というと、予想外の人を疑うと、結構犯人だったりします。
『ひらいたトランプ』は、いわゆる密室殺人物で、犯人は密室と言える部屋で、ブリッジをプレイしていた4名に限られる出だしでした。
私は最初、後から予想外の犯人が登場するのではと少し想像しましたが、前提条件は最後まで変わりませんでした。

ポワロ物のお約束事で、原則、犯人は原作でもビデオでも変わりはありません。
当然のことながら、ビデオの場合は、映像化のために、原作をそれなりに変更するケースが多いと感じます。
今回も、原作とビデオは、途中の流れが違っていました。
原作では、ブリッジの最中に行われた殺人の後、2件の殺人事件が発生しましたが、ビデオでは1件に変更されていました。
後、ビデオでも省略されていない方の殺人は、入れ替わりがありました。
素人考えですが、ビデオの方は、殺伐とした殺人事件のあと、少しですがハッピーエンドの要素を強調したかったのかなと感じました。

この物語は、密室殺人、犯人は4人の内の1人、決定的な証拠はなし、これは心理面から攻める、ポワロの真骨頂を発揮する場面です。
心理面の推理を展開する上で、ブリッジの得点表が大きな役割を果たしていました。
登場人物の1人、ロリマー夫人が、得点表を元にポワロに語るブリッジの経過は、ブリッジのルールを予習していたので、楽しめました。
完璧ではないにしろ、少しでも分かっているだけでも、違うなと感じました。

でも、ポワロが犯人を追い詰める決定的シーンは、原作もビデオもちょっといただけないなと思いました。
もしかすると、この手のトリックは裁判となった場合に、通るのかなと疑問を感じたからです。
まあ、そこまで言い始めたら、推理小説は成り立たないことになるので、結末はあれで良いのかもしれませんが。

『ひらいたトランプ』で、アリアドニ・オリヴァ夫人(アガサ・クリスティーの分身だと言われていますが)が始めて登場します。
名探偵ポワロでは、ゾーイ・ワナメイカーが演じていますが、これははまり役だと感じました。

今日、ポワロ最後の事件である、カーテンを読み終わって、ビデオを見終わりました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予習

2017年03月18日 | 散歩写真




I had studied for the rules of card game before read the novels.
「カードゲームの予習」

子供の頃は、結構トランプ(カードゲーム)を楽しんでいました。
でも、最近はさっぱりです、一体何年前(何十年)にプレイしたのか思い出せないくらいです。
カードゲームは、一人遊びは別として、ゲームとなると自分以外に人数が必要です。
大人の場合、カードゲームをやると、直ぐに法律違反を犯す恐れがあるから、簡単に遊べません。
家族でも、子供が遊ばなくなると、駄目ですね。

アガサ・クリスティーの小説を読んでいると、よくカードゲームの事が登場します。
ディナーの場面では、食事が終わった後に、良くブリッジの事が書かれています。
小説の内容が本当だとすると、イギリスの人たちはブリッジが大好きなんでしょうね。
しかも、堂々とお金を賭けてプレイしている場面が小説に書かれています。

小説なんかで、ブリッジをプレイしている場面を読むと、高校の時、後輩から教えて貰って、楽しんでいたゲームがブリッジに似ているなと感じました。
それで、ウェブ検索をして見たら、私が高校の時に楽しんでいたゲームは、全くブリッジとは関係なかったことが分かりました。
そのゲームは『ナポレオン』というゲームでした、何とこれは日本で考案されたゲームでした。
切り札やトリック数を宣言してビットするところが似ていて間違ったようです。

先日、アガサ・クリスティーのポワロもので、『ひらいたトランプ(Cards on the Table)』という長編を借りてきました。
この本は、ブリッジがストーリーの中で重要な位置を占めています。
それで、本をよむ前に、ちょっとだけブリッジのルールをウェブで予習して見ました。
完璧ではありませんが、『ひらいたトランプ』で登場する、ブリッジの場面が何となく理解できました。

このあたり、外国の小説は、その国の文化的側面が分かっていないと、理解できない部分が一杯あると感じました。

今日は、午前中は図書館へ、午後からはお墓参りを済ませてきました。
日中は、写真のように青空が広がって、穏やかな天候でしたが、夕方前に雨が落ちてきました。
早め、お墓参りに行って、良かったと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出品規定

2017年03月17日 | 散歩写真




I had received this letter the other day.
「手紙を受け取りました」


上のキャプチャー画像は、先日届いた手紙に入っていたものです。
何かというと、新潟県展への作品出品規定などです。

実は、昨年無謀にも新潟県展へ応募して、見事に選外でした。
その時、新潟県展への応募は、これが最初で最後だと決めていました。
本来、出品規定は出品者が請求しないと送付されないのですが、今回は事務局から送られてきました。
一度応募すると、どうやらブラックリストに載ってしまうみたいですね。

新潟県展は、レベルが高い上に、出展料が必要です。
しかも、写真の場合は事実上全紙大に作品をプリントしなければ入選はおぼつきません。
確かに、賞をとれば結構な賞金もいただけるのですが、出品する場合も結構出費が必要なんですよね。
それで、昨年の時点で、最初で最後と思ったわけです。
さてどうするかと思ってはいますが、出展できるような作品ストックがありません。


下の写真は、月岡わくわくファーム(新発田市)で撮影しました。
何が写っているかというと、池の一部を写しました。
ボルガ風に加工すると、面白くなりました。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常備薬

2017年03月16日 | 散歩写真




Do you have aspirin?
「アスピリン持っていますか」

このところ、アガサ・クリスティーが書いたポワロを読んでいます。
そうすると、こんなシーンが良く出てきます。
誰かが「アスピリン持っているかい」、捜査を担当する警部が聞き取りを終わった後で「寝る前に、アスピリンを1錠か2錠飲んで休みなさい、そうすれば落ち着きますよ」などです。
とにかく、あちこちの作品で「アスピリン」が登場するんですよね。
ウェブで検索してみると、アメリカやイギリスでは、アスピリンは常備薬のようですね。
本来は、鎮痛剤や解熱剤なのですが、何かあるととにかくアスピリンを飲むようです。

私は、先日酷い頭痛となりまして、下の写真の薬を買いました。
日本では有名な頭痛薬ですが、こちらの主成分もアセチルサリチル酸です。
アスピリンというのは、アセチルサリチル酸を最初に賞品化した時の商品名だと聞きました。
私は、意図してアスピリンを飲んだことはないのですが、多分以前医者の処方した薬で飲んだことがあるかもしれません。
私の頭痛は、一晩経過したら治ったので、結局写真の薬はまだ試していません。
取り敢えず、手元へ置くことにしました。

上の写真は、この前の日曜日に訪れた、月岡わくわくファーム(新発田市)で撮影しました。
和菓子店の屋根を撮影したものです、黒い瓦屋根がキレイに感じました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Power of popular song.

2017年03月15日 | 散歩写真




We will not able to look up this word in dictionary.
「辞書にのっていません」

今日の朝聴いたラジオ番組からの受け売りです。
その番組は、毎週水曜日、森田正光さんが気象のウンチクについて語る番組です。

お題は「辞書で引けない言葉」でした、その言葉というのは「なごり雪」です。
多分、春先に降る、最後の雪が「なごり雪」を表すと思います。
でも、この言葉はまともな辞書には載っていないそうです。

なぜなのか、それはこの言葉が最近作られた造語だからだそうです。
誰が作ったのかというと、作詞家の伊勢正三氏です、そうですイルカがヒットさせた「なごり雪」の歌詞ですね。

「名残の雪」という言葉はあるそうですが、そこから"の"を抜いて作詞したらしいです。
とあるウエブサイトに伊勢正三氏のインタビューが掲載されていましたが、やはり当初は"の"を抜いたことに対して、相当批判があったと言っていました。
でも、歌謡曲のチカラは凄いですね、今は誰も不思議に思いません。
遂に、気象協会が選定する、季節の言葉になったそうですからね。

「なごり雪」は、森田さんによると1975年3月12日にリリースされたと言っていました。
東京地方で、なごり雪が降る平均は、3月11日だそうです。
だから、リリースもそれを考えてのことじゃないかと想像していました。

ウェブ検索すると、歌謡曲で歌われたがために、読み方が変化した言葉が結構あるようです。
花街は、多分「はなまち」と読む人が多いと思いますが、これは「かがい」が本来の読み方です、花街の母が影響しています。
また、白夜を「びゃくや」と読むのも、例の大ヒット曲(知床旅情)の影響です。
精霊流しの「しょうろうながし」もそうですが、本来は「しょうりょうながし」が正解のようです。
だって、悪霊は「あくりょう」と読みますから、精霊も「しょうりょう」でしょうね。

まあ、言葉は時代とともに変化しますから、余計なウンチクではありますが。
でも、歌謡曲のパワーは凄いなと思いました。

写真は、この前の日曜日に訪れた、月岡わくわくファーム(新発田市)で撮影しました。
まだまだ、雪が残っていました。
それに、あるお店を見た時変な感じがしたのですが、理由はひさしがなくなっていたことです。
なんと、雪の重みで倒壊したようです、恐るべし雪のパワー。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホワイトデー

2017年03月14日 | 散歩写真



Oh, Poor chocolates.
「かわいそうなチョコ」

今日は、ホワイトデーです、巷ではバレンタインデーのお返しが飛び交ったと思います。
写真のチョコレートは、私がバレンタインデーのお返しとして調達したやつです。
会社で、同じグループの女性からチョコレートをいただいたので、その返礼です。
実は、昨年まではお返しはグループの男性でまとめていました。
今年は、誰もお返しを言い出さないので、今回は独自と思って買ってきました。
ところが、昨日急遽まとめてお返しをすることになってしまったんです。
私だけが、別口というわけにも行かないので、結局宙に浮いてしまったカワイソウなチョコとなってしまいました。
結局は、私のお腹に収まる事になりそうです。
自分自身に、こんな高価(私にとって)なチョコなど買ったことがありません。
でも、美味しいとは思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

探偵を取り巻く女傑

2017年03月13日 | 散歩写真



Is she his lover?
「恋人?」


昨日の、ポワロ続きです。

ポワロにとってヴェラ・ロサコフ伯爵夫人といえば、シャーロック・ホームズのアイリーン・アドラーのような存在でしょうか。
それで、ポワロシリーズには、何回か登場しています。

初登場は『二重の手がかり』で、次が『ビッグ・フォー』、そして『ヘラクレスの冒険』内の『ケルベロスの捕獲』だったと記憶しています。
『名探偵ポワロ』で『二重の手がかり』を見た時、何か昼下がりのメロドラマを見ているような作りだったので、少し違和感を感じました。
彼女は、本の中では中々の女傑のような立ち位置だったので、違和感を感じたのだと思います。
ビデオの『ビッグ・フォー』でも当然登場すると思っていたら、こちらではカットされていました。
まあ、あのビデオの脚本は、原作をかなり変更していたので、話の流れ上登場させられなかったのかなと感じました。

それでビデオの『ヘラクレスの難行』はどうなるのかと思ったら、今度は登場しました。
本では、ロンドンのチューブ用のエスカレーターで行き違いでしたが、ビデオではスイス山中のホテルへ向かうケーブルカーに変更されていました。
こちらでロサコフ伯爵夫人を演じていたオーラ・ブレイディの方が、本の中での伯爵夫人と性格が合っていたように感じました。
ただ、ビデオの方も、最後の方はいささかメロドラマ風にはなってはいましたが。

よくポワロの年齢が話題となるのですが、初登場の『スタイルズ荘の怪事件』の記述から推測すると、この怪事件時点で彼の年齢は60歳前後と想定されます。
となると、ロサコフ伯爵夫人との関係は、老いらくの恋だったという事になります。
まあ、老いらくの恋というよりは、女傑に対する尊敬の念の方が正確なのではとも感じます。
余談ですが、原作のロサコフ伯爵夫人には息子がいることになっていましたが、ビデオでは娘に変更されていました。
でも、これがクライマックスを面白いものにしていました。


名探偵(シャーロック・ホームズとエルキュール・ポアロは)はどうして独身なのか不思議ですが、こういう探偵の奥さんは、誰も勤まらない可能性が大かな。

写真は、日曜日に『月岡わくわくファーム(新発田市)』で撮影しました。
ここで飼われているウサギさん達の写真です。
冬の間は、八百屋さんのコンコースにある各人の檻で過ごします。
春になると、大きなウサギ小屋に移動します、もうすぐその時期が来ます。
きっと彼らも、春の到来を楽しみにしていると思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヘラクレスの冒険』

2017年03月12日 | 散歩写真



I think, This is not enough.
「足りません」

昨年だったと記憶していますが、TVで放映されていた時代劇の鬼平犯科帳が終了するとアナウンスされていました。
理由は、原作者が書いた作品で、映像化可能と思われる作品を全て使用しつくしたと聞いています。
「原作にないものはやってくれるな」という原作者の遺言を守ったのだそうです。

『ヘラクレスの冒険』ですが、これはポワロの短編集です。
短編集ですが、ポワロが引退する前に12の事件を片付けること決意して、その事件簿となっています。
私が推理小説にはまり込んでいた若い時分、この短編集は見た記憶がありません。
で、Web検索してみると、日本での初出版は1976年となっていますので、それで読んだことがなかったのかなと思います。

図書館でこの本を見つけた時、早速に借りて読みました。
その後、NHKのBSで『名探偵ポワロ』が放映されたので、録画を見ました。
いわゆる、読んでから見たわけです、で、いささか違和感を感じました。

確か『名探偵ポワロ』は、アガサ・クリスティーが発表したポワロシリーズを全て映像化したと聞いていたからです。
そうなると『ヘラクレスの冒険』は12本の作品として映像化されなければならないはずですが、放映されたのは1本だけです。
映像化は2013年となっていましたので、この時点で12本もの作品を映像化するのは無理だったのでしょうね。
それで、12本の作品は、1本のビデオとしてまとめられることとなったようです。

ビデオを見ていると、本で読んだ物語が、あちこちに散りばめられていました。
出だしの盗難事件は『ヒッポリュテの帯』から、ポワロがメイドを追いかけるきっかけは『アルカディアの鹿』、メインとなったスイス山中のホテルシーンは『エルマントスのイノシシ』から、イギリスの外務次官が巻き込まれた事件は『ステュムパロスの鳥』などからとられているかなと感じました。
短編集は、楽しめたのですが、ビデオの方は、12話をごちゃ混ぜにしたので、ちょっと違和感がありました、アガサ・クリスティーの小説ではないように。

ビデオの最後に、ドルエ警部が思わず「犯罪者の見本市」だと呟いたシーンがありましたが、これがビデオの本質を語っているなと感じました。
ごちゃまぜにしたので、最後は犯人ばかりになってしまって、違和感を感じたわけです。
下の写真は、今日の空模様です。
やっと春めいた空模様になってくれて、私の体調もやっと上向き加減になりました。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする