現在コジレまくる日韓関係は、しかし極言すれば、そんなこんなを我々に伝えてくれるのがマスコミ、あるいはネットでの情報なんですから、つまりは世間話のネタにすぎない!?
そ~した思いがサイケおやじには確かにあります。
例えば最近では「週刊ポスト」の特集記事「断韓」が波紋を広げ、それが掲載内容に反対する作家の先生方が件の雑誌には書かない云々を表明するに至り、ますます盛り上がっている事を鑑みれば、一応は謝罪っぽい姿勢を示した出版元にしても、現実的には問題の今週号が世間から注目され、結果的に売れているはずですから、本音は「してやったり」でしょう。
これこそ、まさに奴らの思うツボであり、だいたい雑誌や新聞なんてものは「売らんがため」なら、どんな中身だって、時には捏造してまで掲載するのが常套手段なんですから、それを真に受ける自由は読者の気分次第のはずです。
そこんとこのツボを今回は上手く押さえたのが「週刊ポスト」でしょう。
だいたい前述の決意表明に名を連ねた先生方に対してだって、それならそれで、という態度を既に公にしている出版元は、その代わりは常に存在するという常識に立脚した行動であり、実際に業界にはチャンスを求めている文筆家が夥しいのですから、甘えは禁物!?
そりゃ~、まあ、売名行為で「言ってしまった」者が居ないとは限りませんがねぇ~~。
また、同様の事件が例の「表現の不自由展」における「慰安婦像」の問題で、結局は撤去という結末にしても、「これぞっ! まさしく表現の不自由」と本音は高笑いしているプロデューサーの姿が目に浮かぶほどで、そんな思惑にノセられているこっちが恥ずかしくなるほどです。
結局、常日頃「表現の自由」を標榜しがちな文筆業や芸術家の先生方が、一介の週刊誌の記事に熱くなったり、偏った世間の反応に大げさなリアクションをしてみせたりじゃ~~、それこそ自己矛盾じゃ~ないんですかねぇ~~。
例えどんなに下種な雑誌だったとしても、そこには立派に「表現の自由」があるという真実を認められなかったら、そんな口当たりの良い言葉なんか使うのは見苦しいですよ。
ちなみに前述「表現の不自由展」にしても、ど~せやるなら不許可になったオリジナルの「愛のコリーダ」とか、摘発された往年の日活ロマンポルノ諸作を上映したほうが、またまだ世間は納得しての大拍手でしょう。
さて、そこでサイケおやじの韓国問題に対する意見を述べておかないと、これまで書き連ねてきた事がバカらしくなりますので、ここで一言、「日」という漢字を書ける韓国人は大勢いますが、我々日本人の中に「韓」という文字をすんなり書ける人がどのくらい存在するのか?
少なともサイケおやじは書けませんよ、すんなりとはねぇ~~。
それほど「韓」、つまり「韓国」に対しての必要性が馴染んでいないのが、大方の日本人だと思うんですが、いかがなものでしょう。
もちろん、我が国の様々な業界において朝鮮民族は「在日」としても大勢活動していますし、その人達を完全排除してしまったら、例えば芸能界では多くのテレビ番組や興業等々が立ち行かなくなるのは明らかですし、「在日」の資産が案外軽くないのが現在の経済界ですから、そのあたりは認めないわけにはいきません。
しかしだから本国の「韓国」がちゃぶ台返しばかりをやらかして、許されるものではありませんよっ!
実はこ~した背景には、それは北朝鮮も同様なんですが、朝鮮半島の再開発という美味しいプロジェクトがあって、南北統一を促進させつつ、アメリカと中国が主導しての資本投資が現在進行中とあっては、両国の指導者連中は心穏やかではないでしょう。
もちろん、そこには我が国の参入は必然ですから、韓国も北朝鮮も己が頼りするのは「在日資産」だけとなるのは、これまた必然!?!
そこで日本に「貸し」を作りたいんでしょうかねぇ~~、様々な因縁や難癖をぶっつけているような態度がサイケおやじには見えるんですが、いかがなものでしょう。
このあたりの実情を、本当はマスコミにはきっちりと報道して欲しいんですけど、何時の時代も真実を詳らかにすることは決して良い事ではないというのも、また然り……。
それと、こ~ゆ~ゴタゴタがある度にマスコミが避けるのが「在日」という存在で、今回も積極的にその彼らの諸事情を取り上げる姿勢がないのは、ど~なんですかねぇ~~。
ちもろん、サイケおやじの世代も含めて、日本人にとっては「在日」が侮蔑の対象であった時代が否定出来ないわけですけど、相互理解なぁ~んていう綺麗事を言いふらす前に、やることが絶対にあるはずです。
とりあえず韓国がそんなに日本に反抗したいのならば、昔のように「日本語の歌」や「映画演劇」等々を禁止にし、日本製のビールや食品を販売厳禁にする措置を発動でもしないと、その本気度が疑われるばかりですぜっ!
それは我が国においても同様、毅然とした姿勢を貫くというのが、例えそこに賛否があろうとも、とるべき態度と確信する次第です。
うむ、相互理解なぁ~んて言葉は……。