OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

マリアに敗けても本望

2019-09-24 20:12:35 | 歌謡曲
あなたに敗けそう / 安西マリア (東芝)

さて、昨日のお題「バーバレラ」を我が国でリメイクするならば……、なぁ~んていう妄想を昔っから持ち続けているサイケおやじは、もしもそれが昭和50年代であったなら、安西マリアは有力な候補のひとり!

と、思っていました。

だって彼女のキュートなルックス、強いフェロモンを発散させる仕草、甘え口調とパンチの効いた歌いっぷりの魅力等々、もちろん男好きするナイスバディもジャストミートでしょう ♪♪~♪

それは早世した彼女が残した多くのグラビアや映像、そしてレコードジャケットにも顕著です。

またボーカリストとしての個性と実力は言わずもがな、同様に残された音源を聴くほどにシビレる皆様が大勢いらっしゃるはずです。

例えば昭和50(1975)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「あなたに敗けそう」も、まさにそのひとつとして決して忘れられない名曲名唱で、作詞:なかにし礼&作曲:井上忠夫が提供したのは、折しも盛り上がっていたアメリカンポップスのオールディズリバイバルの波を意識したアップテンポの歌謡ポップスで、しぶとさと甘え口調を並立させて節回すあたりは安西マリアの真骨頂!

川口真の施したブラスとストリングスを刺激的に用いたアレンジも秀逸で、何度聴いてもグッと惹きつけられてしまいますねぇ~~♪

いゃ~~、この曲に合わせて彼女がバーバレラを演じてくれても、絶対OKじゃ~ないかと、ねっ!

そして同じソングライタートリオが手掛けたB面「遠い愛情」がこれまた素晴らしく、ミディアムスローの曲調はオールディズ風味が巧みに活かされた正統派歌謡フォークですし、綴られた失恋の思いを安西マリアがセクシーに歌ってくれますから、本気でこっちが敗けそうですよ ♪♪~♪

ということで、最近は彼女のようなキュートなフェロモン系美女がグラビアの世界にばっかり行ってしまって、歌手とか女優とか、そ~ゆ~真に華やかな活動をしてくれないのは残念……。

もちろん、グラビアの世界だって華やかな事には違いないんですが、やっぱり芸能的なキャパが物足りないと思いますから。

その意味でサイケおやじの心の中に、安西マリアがますます輝きを増すのでした。
コメント
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