OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

途上にて

2019-09-10 20:07:50 | Weblog

関西方面へ出張って、現在帰途の最中、この駅弁は……、かなり美味いです♪

本日の1枚は休載、ご理解下さい(__)

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一刻も早い復旧を願っています

2019-09-09 17:55:13 | Weblog

流石にすごい台風でした!

皆様は、ご無事でしょうか?

サイケおやじの自宅は難を免れましたが、親戚の家じゃ~、庭の樹木が倒れて、今も停電中です。

どうやら千葉方面の被害が甚大なんでしょうか?

交通状況は改善しつつありますが、無理は禁物と思います。

そして被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

 

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アン・ルイス! 歌謡ロック最強の証明!

2019-09-08 19:40:06 | 日本のロック
LOVE & PEACE & ROCK'N ROLL / Ann Lewis w / PINX (ビクター)

  A1 Honey Dripper
  A2 立ちっぱなしのBad Boy
  A3 Cinderlla
  A4 遊女のCrazy Love
  A5 Triangle Blue
  A6 Samisisa's On My Mind
  B1 あゝ無情
  B2 I Love Youより愛してる
  B3 ラ・セゾン
  B4 Luv-Ya
  B5 In Pleasure
  B6 六本木心中
 
現在は引退状態ですが、昭和46(1971)年の芸能界公式デビュー以来、そこで長いキャリアを残したアン・ルイスは歌手活動の他にも、時にはグラビアアイドルでもあり、もちろんテレビや映画等々にも夥しく出演し、同時に卓越したセンスを発揮するファッションリーダーとしても強い印象を残していますので、あらゆる時期において、彼女のファン層の厚さは言わずもがなの存在でした。

そしてサイケおやじは、その様々な時期それぞれに思い入れがあるものの、今となっては中でも特に昭和50年代後期からの歌謡ロックをやっていた頃が一番好きで、本日掲載の1枚は、歌謡ロックの女王としてのアン・ルイスがしっかりと刻み込まれている昭和61(1986)年末に発売された大傑作ライブ盤!

正直、ジャケ写やデザインも含めて、これは日本ロック史の中においても、屈指の名盤! 

と、サイケおやじは断言して、後悔しないほどです。

その収録音源は同年7月26&27日の中野サンプラザにおけるステージからと云われていますが、この年のアン・ルイスは本当に絶好調で、通称がデカパンの依田稔(g,vo)、佐藤明彦(g,vo)、白石幸一郎(key)、海老沢伸吉(b)、茂手木秀明(ds)、ジョナ・パシュビー(vo,g)、中田ゆう子(vo) という実力派が集まったバックバンドのピンクスを従えた「A・A・OH! LIVE' 86」ツアーは過言ではなく、日本全国で狂熱の嵐を巻き起こしていました。

これは実際、ある幸運からこのツアーライブステージに数度接したサイケおやじが、今もって忘れられない鮮烈な記憶になっているほどです。

皆様ご存知のとおり、アン・ルイスは前述のデビュー時にはキュートなハーフの清純派であり、「グッド・パイ・マイ・ラブ」のメガヒットに代表される歌の上手さは、彼女のハートウォームでありながらベタベタした歌謡曲にならない声質とナチュラルな洋楽フィーリングによるものだったと思えば、当時レコーディングされたカバーポップスや所謂ベンチャーズ歌謡のジャストミート感は言わずもがな、殊更ミディアムスローな曲調こそがアン・ルイスのボーカリストとして最大の魅力だと認めるのが業界関係者の定まった意見だったとか!?

ですから、昭和50年代前半からはユーミンや大瀧詠一、吉田美奈子、山下達郎&竹内まりや等々が楽曲を提供し、ニューミュージックスタイルのレコードが作られていた事は今や歴史であり、この時期を一番の輝きとする評論家の先生方が大勢いらっしゃいますが、レコードセールスに関しては、聊か伸び悩んでいたような印象があります。

それはアン・ルイスが、それにハマリ過ぎたと申しましょうか、当時の日本じゃ~彼女のオシャレ度が高すぎて、平たく言えばカッコイイけど敷居が高い!?

しかし、この頃から彼女のファン層には同年代、あるいはそれより少し下の女の子達が急増し、そこにはストレートに厳しくも温かい、アン・ルイスならではのコメントの発信力があったと思われますし、ついには昭和55(1980)年に桑名正博との結婚から出産&育児による休業中にも、逆に「女の自立」というリアルタイムの流行が実践されたところに、アン・ルイスの見事さがありましたですねぇ~~。

ところが、これまたあらためて述べるまでもなく、この結婚は直ぐに破綻……。

その原因は桑名正博の家庭内暴力や浮気等々、今となっては死者を鞭打つようなことは書きたくありませんが、ひとつの要因として、アン・ルイスがロックに傾倒した歌をやりたがっていた事に全くの無理解だったそうで、う~ん……。

ですから、そんな状況の中で本格的な歌謡ロックに挑んだ「ラ・セゾン」が、作詞:三浦(旧姓・山口)百恵&作曲:沢田研二という話題性を凌駕するアン・ルイス熱血の歌いっぷりによって、これが昭和57(1982)年に大ヒット♪♪~♪

以降、離婚が規定事実となっての彼女の勢いは急加速し、「LUV-YA」「I Love You より愛してる」「六本木心中」「あゝ無情」等々のシングルヒットを連発していく中で、敢行されていたライブの現場ではハードロック指数が増大の一途!

それは当時主流になりつつあったキーボード主体のサウンドではなく、まさに「OLD WAVE」とも言うべきギター3本を主軸にしたハードロック路線がド真ん中! パワフルにしてタイトなドラムスとイケイケのベースにキーボードの下支えという、これが歌謡ロックの醍醐味であり、バックコーラスも華麗にして鮮やかですから、アン・ルイスのボーカルもシャウト全開ながら、きっちりコントロールされ、だからこその刹那の境地とロック魂が、これでもかとばかりに弾けまくりだったんですよっ!

また当然ながら、ステージにおける彼女の衣装のキッチュでエグイ感性は絶対に余人の及ぶところではなく、アクションも激烈にして苛烈!

そ~したリアルなライブ感が、このアルバムにはビシッと入っているんですから、既に述べたとおり、この時期のステージにシビレていたサイケおやじにしても、ゲットしたレコードに針を落とした瞬間から圧倒されましたですねぇ~~~♪

なによりもカッコイイのは、収録楽曲各トラックが畳みかけるように連続的に打ち出されてくる編集で、まずはA面ド頭から「Honey Dripper」「立ちっぱなしのBad Boy」「Cinderlla」の三連発で完全KOは必至ですし、英語の短いMCや熱いカウントで煽りまくるアン・ルイスのボーカルが分厚いハードロックの演奏の中にあっても、どひゃ~~っと前に出てくるミックスも最高だと思います。

ちなみにギターでは細かいフレーズを積み重ねて如何にもハードロックでテクニカルなソロを披露するのが佐藤明彦、レスポールならではの野太いリフとパワーコード全開で押しまくるのがデカパンという対比も鮮やかですし、ジョナ・パシュビーと中田ゆう子がメインのバックコーラスもツボを外していません。

そういえば中田ゆう子は当時、なかなかの人気者で、歌は上手いし、ルックスも可愛いので、野郎どものファンがステージでは彼女ばっかり見ている奴も大勢いましたですよ、実際♪

う~ん、彼女は後にプロ野球選手との結婚から引退されてしまうんですが、もしも中田ゆう子名義のレコードが出ていたならば、サイケおやじは絶対に欲しいですよ。

閑話休題。

そしてA面の後半は「遊女のCrazy Love」が終わると、いよいよお待ちかねというバラードの時間として「Triangle Blue」「Samisisa's On My Mind」が、しっとりと、そして力強く披露され、「泣き」を含んだ声質で節回すアン・ルイスの魅力は、これまた大勢のファンが望んでいるものでしょう。

ただし、ここでの彼女はデビュー当時から定評のあった「甘さ」は隠し味ですから、それもハードロック王道の表現として好感が持てます。

こ~してレコードをひっくり返し、B面に針を落とせば、そこからは一気呵成のヒット曲が連発の乱れ打ち! その何れもが耳に馴染んだオリジナルのスタジオ録音バージョンを飛び越えたハードロック歌謡大会になっていますから、本当に血が騒ぎますねぇ~~~。

そのあたりはサイケおやじの稚拙な文章では、ど~しても書ききれませんので、実はこの時には一緒にビデオ作品も製作されていて、同時期に発売されているので、ぜひともそれもお楽しみいただきたいところなんですが正直、やはりメーカーが公式で作ったものだからでしょうか、ちょっぴり落ち着いた感じの映像処理や編集が物足りません。

そこで今回、ネットを探索したら、まさにこれっ!

っていうテレビでのスタジオライブ映像がありましたので、貼っておきます。
 
アン・ルイス - あゝ無情-STUDIO LIVE 1986
 
ANN LEWIS HONEY DRIPPER LIVE 86
 
ど~です、これがロックってもんだと思いますが、いかがですかぁ~~。

アン・ルイスもバンドの面々も、嬉々としてロックしているでしょう。

ご紹介の動画でアン・ルイス自らのMCのとおり、この頃のライブステージでは例えばGFRの「アメリカン・バンド / We're an American Band」とか、ワイルド・チェリーの「Play That Funky Music」、フリーの「All Right Now」等々の往年のロックヒットを堂々とカバーしていましたし、また同時に山下達郎から提供された人気曲「恋のブギ・ウギ・トレイン」等々も交えて、実に激しく盛り上がっていましたから、このアナログ盤LPの1枚だけじゃ~~、本音で勿体なくも、物足りないですよ。

また、アン・ルイスはこの後も同傾向のライブステージを続けていったのですが、個人的にはこの年が頂点だったと思っています。なによりも彼女のボーカルにパワーと情念が張っていて、最高の極み! 失礼ながら、翌年からは徐々にテンションが下がり気味……。

ライブステージを収めたビデオ作品は当然ながら後年にも幾つか作られましたが、それも……。

ですから、ど~か「A・A・OH! LIVE' 86」の音源から未発表テイクを入れた完全版のCDや映像作品を出して欲しいものです。

そしてアン・ルイスの引退が絶対の決定であれば、夥しく残されている映像もたっぷり入れたアンソロジー企画を強く望んでおります。

最後になりましたが、時代的にこのライブアルバムはLPと共にCDも世に出ており、サイケおやじも少し遅れて聴いてみたんですが、ど~にも音質が奇麗過ぎるというか、ミックスも整理され過ぎている印象で、ちょいとリアルタイムの感じが薄いもんですから、皆様には出来うるならばアナログ盤LPでお楽しみいただきとうございます。

ゲッ、そ~書いていながら、現在の市場では、このライブアルバムが絶版・廃盤らしく、特にCDやDVDが異常な高値で取引されている様なんですから、ここはひとつレコード会社各位の皆様には、せつない希望として綴ったとおり、新たなリマスターも施した完全版を出していただけますよう、心からお願い致します。

あぁ、もう一度、昭和61(1986)年のアン・ルイスのライブをっ!
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PCの神様はいじわる…?

2019-09-07 19:46:21 | Weblog

くぅう~~!

PCが全く反応しないです。

とりあえずスマホから、ご挨拶でございます。

今夜は復旧作業です、失礼致しました(__)

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ディスカバー・ジャッキー・アイヴォリー

2019-09-06 17:58:33 | Soul Jazz
Soul Discovery / Jackie Ivory (Atlantic)

  A-1 High Heel Sneakers
  A-2 Freddy The Freeloader
  A-3 So What
  A-4 I Left My Heart In San Francisco
  A-5 The Monkey Woman
  B-1 Lonely Avenue
  B-2 Do It To Death
  B-3 Sister Sadie
  B-4 Thank Heaven

本日の掲載盤もジャッキー・アイヴォリー、あるいはジャッキー・アイボリーかもしれませんが、これまでほとんど無名に近いと思われるオルガン奏者のソウルジャズ♪♪~♪

しかし告白すると、サイケおやじはそんなこたぁ~~全然知らず、実はジャケットの雰囲気と発売レコード会社「アトランティック」のイメージから、これはてっきりアメリカは南部系ディープソウルな黒人歌手のアルバムかと思い込み、さらに売っていたのがイギリスの中古レコード店の安売コーナーだったもんですから、裏ジャケの曲目さえもロクに確認せず、他に釣り上げたブツと十把一絡げ的にゲットしてきた1枚でありました。

ですから、実際に針を落として、これがオルガンとテナーサックがメインのインストによるソウルジャズだった事に気づかされた時、初めて主役のジャッキー・アイヴォリーがオルガン奏者であったと知ったわけですし、もちろんサイケおやじにはそのあたりについての何の知識もありません。

ただ、このLPが世に出た1965年は、当地イギリスがビートルズやストーンズ等々の所謂ブリティッシュビートの大ブームに沸いていた頃であり、そんな中のモッズ族と呼ばれるファン層にはオルガンを使ったロックやソウルが好まれていたそうですから、アメリカ産のオルガンジャズ~ソウルジャズのレコードもイギリス盤が発売されていたのは需要の高まりだったのかもしれません。

もちろん掲載の私有盤もイギリスプレスなんですよ。

で、気になる演奏メンバーはジャッキー・アイヴォリー(org)、ポール・レンフロー(ts)、ビル・ニックス(ds) という、日本の常識では無名のトリオ編成で、えっ!? ギターもパーカッションも入っていないのっ!?

という不安の先入観は確かにございますが、どっこいっ! これがこのトリオだからこその遠慮会釈の無い真っ濃い演奏!

まずはド頭「High Heel Sneakers」は当時ストーンズも十八番にしていた本場アメリカのR&Bヒットですから、快適なテンポで演じられるブルース&ソウルはお約束とはいえ、ジャッキー・アイヴォリーのオルガンからは強靭なベースのグルーヴとモリモリと放出されるソウルフィーリングがテンコ盛り♪♪~♪ またポール・レンフローのテナーサックスもシンプルながらガッツ溢れる音色には大いに気を惹かれること請け合いですよ。

ですから、アッと驚くというか、マイルス・デイビスのモードジャズが完成されたとする名盤アルバム「カインド・オブ・ブルー」からの「Freddy The Freeloader」と「So What」が続けて演じられるのは、いきなりの違和感&先入観がっ!?!

う~ん、案の定、クールなブルースの前者は無難な仕上がりになっていますが、マイスル・デイビスのオリジナルスタジオバージョンに比べればグッとテンポアップして演じられた「So What」は、その勘違い的な解釈に逆に血が騒ぐとでも申しましょうか、ひたすらに突進するトリオの勢いが憎めないところで、野太いテナーサックにハードロック風味も感じられるオルガン、残響音を活かしたゴスペルチックなドラムスがイイ感じ♪♪~♪

と思った次の瞬間に置かれているのが「I Left My Heart In San Francisco」、つまり邦題「思い出のサンフランシスコ」という、誰もが耳にしたであろう人気曲の暑苦しいカバーバージョンなんですから、たまりません。

おぉ~~、ポール・レンフローのテナーサックスはある意味、その神髄に迫っていると思うのはサイケおやじだけでしょうか? この熱気と埃っぽさがクセになっちまいますよぉ~♪

そんなこんなの雰囲気はAラス「The Monkey Woman」の熱血ゴスペルジャズ、「Do It To Death」や「Thank Heaven」といった、おそらくはジャッキー・アイヴォリーのオリジナル曲と思われるトラックにも充満しており、このあたりがソウルジャズそのものに対する踏絵とでも申しましょうか、好き嫌いが十人十色の感性の確認になるような気がしますし、その意味でレイ・チャールズの代名詞「Lonely Avenue」での力強く、押し出しの効いた演奏に圧倒されるサイケおやじは、完全にこのアルバムに洗脳されたぁ~~、と痛感させられてしまいましたですよ。

あぁ~~、このファットなオルガンの響き、グイノリのドラムスにハードパップを体現したテナーサックの音色とフレーズの熱さが最高に好きですっ!

そしてそんなこんなが盾の両面の如く演じられているのが、ホレス・シルバーの当たり曲「Sister Sadie」で、本家に負けないアップテンポのハードバップ解釈が尚更にシンプルで潔し! ほとんど後半がヤケクソ気味に突っ走っている感じが素晴らしいですねぇ~~~♪
 
それもまた、ジャズの魅力であり、ソウルジャズの中毒性を示すひとつの恒例と思うばかりです。

ということで、全篇がイケイケの仕上がりで、こんな凄いアルバムがリアルタイムの我が国では紹介されていたんでしょうか?

正直に言わせていただければ、オルガン主体のソウルジャズには聊か気抜けのビールみたいな、事なかれ主義のアルバムも少なくない中にあって、曲毎の演奏時間は短くとも、ここまでガッツ溢れるトラックばかりというLPは裏名盤、あるいは好事家のコレクターズアイテムになっていると確信する次第です。

そして全くの偶然からこのLPに出会ったサイケおやじは、その幸運と至福に感謝するばかりですし、それを少しでもお裾分けしたい気持ちで、この文章を綴っております。

ど~か皆様には、何かの機会に一度はお楽しみいただきとうございますし、もしも現在まで、未CD化であったとすれば、逸早い復刻を強く願っているのでした。
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甘くないのは分かっていたが

2019-09-05 19:15:55 | Weblog

会議が縺れて、悪企みも不成立……。

打開策を模索中のため、本日の1枚は休載させていただきます(__)

失礼致しました。

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日韓対立諸相における私的な意見

2019-09-04 16:34:39 | Weblog
現在コジレまくる日韓関係は、しかし極言すれば、そんなこんなを我々に伝えてくれるのがマスコミ、あるいはネットでの情報なんですから、つまりは世間話のネタにすぎない!?
 
そ~した思いがサイケおやじには確かにあります。
 
例えば最近では「週刊ポスト」の特集記事「断韓」が波紋を広げ、それが掲載内容に反対する作家の先生方が件の雑誌には書かない云々を表明するに至り、ますます盛り上がっている事を鑑みれば、一応は謝罪っぽい姿勢を示した出版元にしても、現実的には問題の今週号が世間から注目され、結果的に売れているはずですから、本音は「してやったり」でしょう。

これこそ、まさに奴らの思うツボであり、だいたい雑誌や新聞なんてものは「売らんがため」なら、どんな中身だって、時には捏造してまで掲載するのが常套手段なんですから、それを真に受ける自由は読者の気分次第のはずです。

そこんとこのツボを今回は上手く押さえたのが「週刊ポスト」でしょう。

だいたい前述の決意表明に名を連ねた先生方に対してだって、それならそれで、という態度を既に公にしている出版元は、その代わりは常に存在するという常識に立脚した行動であり、実際に業界にはチャンスを求めている文筆家が夥しいのですから、甘えは禁物!?

そりゃ~、まあ、売名行為で「言ってしまった」者が居ないとは限りませんがねぇ~~。

また、同様の事件が例の「表現の不自由展」における「慰安婦像」の問題で、結局は撤去という結末にしても、「これぞっ! まさしく表現の不自由」と本音は高笑いしているプロデューサーの姿が目に浮かぶほどで、そんな思惑にノセられているこっちが恥ずかしくなるほどです。

結局、常日頃「表現の自由」を標榜しがちな文筆業や芸術家の先生方が、一介の週刊誌の記事に熱くなったり、偏った世間の反応に大げさなリアクションをしてみせたりじゃ~~、それこそ自己矛盾じゃ~ないんですかねぇ~~。

例えどんなに下種な雑誌だったとしても、そこには立派に「表現の自由」があるという真実を認められなかったら、そんな口当たりの良い言葉なんか使うのは見苦しいですよ。

ちなみに前述「表現の不自由展」にしても、ど~せやるなら不許可になったオリジナルの「愛のコリーダ」とか、摘発された往年の日活ロマンポルノ諸作を上映したほうが、またまだ世間は納得しての大拍手でしょう。

さて、そこでサイケおやじの韓国問題に対する意見を述べておかないと、これまで書き連ねてきた事がバカらしくなりますので、ここで一言、「日」という漢字を書ける韓国人は大勢いますが、我々日本人の中に「韓」という文字をすんなり書ける人がどのくらい存在するのか?

少なともサイケおやじは書けませんよ、すんなりとはねぇ~~。

それほど「韓」、つまり「韓国」に対しての必要性が馴染んでいないのが、大方の日本人だと思うんですが、いかがなものでしょう。

もちろん、我が国の様々な業界において朝鮮民族は「在日」としても大勢活動していますし、その人達を完全排除してしまったら、例えば芸能界では多くのテレビ番組や興業等々が立ち行かなくなるのは明らかですし、「在日」の資産が案外軽くないのが現在の経済界ですから、そのあたりは認めない‎わけにはいきません。

しかしだから本国の「韓国」がちゃぶ台返しばかりをやらかして、許されるものではありませんよっ!

実はこ~した背景には、それは北朝鮮も同様なんですが、朝鮮半島の再開発という美味しいプロジェクトがあって、南北統一を促進させつつ、アメリカと中国が主導しての資本投資が現在進行中とあっては、両国の指導者連中は心穏やかではないでしょう。

もちろん、そこには我が国の参入は必然ですから、韓国も北朝鮮も己が頼りするのは「在日資産」だけとなるのは、これまた必然!?!

そこで日本に「貸し」を作りたいんでしょうかねぇ~~、様々な因縁や難癖をぶっつけているような態度がサイケおやじには見えるんですが、いかがなものでしょう。

このあたりの実情を、本当はマスコミにはきっちりと報道して欲しいんですけど、何時の時代も真実を詳らかにすることは決して良い事ではないというのも、また然り……。

それと、こ~ゆ~ゴタゴタがある度にマスコミが避けるのが「在日」という存在で、今回も積極的にその彼らの諸事情を取り上げる姿勢がないのは、ど~なんですかねぇ~~。

ちもろん、サイケおやじの世代も含めて、日本人にとっては「在日」が侮蔑の対象であった時代が否定出来ないわけですけど、相互理解なぁ~んていう綺麗事を言いふらす前に、やることが絶対にあるはずです。

とりあえず韓国がそんなに日本に反抗したいのならば、昔のように「日本語の歌」や「映画演劇」等々を禁止にし、日本製のビールや食品を販売厳禁にする措置を発動でもしないと、その本気度が疑われるばかりですぜっ!

それは我が国においても同様、毅然とした姿勢を貫くというのが、例えそこに賛否があろうとも、とるべき態度と確信する次第です。

うむ、相互理解なぁ~んて言葉は……。
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ファンクなエレキベースに酔いしれて

2019-09-03 19:40:01 | Soul Jazz
Soul Sugar / Jimmy McGriff (Captol)

  A-1 Sugar, Sugar
  A-2 Ain't It Funky Now
  A-3 Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours
  A-4 Dig On It
  A-5 Bug Out
  B-1 The Now Thing
  B-2 You're The One
  B-3 Fat Cakes
  B-4 New Volume
  B-5 Spirit In The Dark

ジミー・マグリフは今日まで、様々なレーベルに多くのレコーディングを残してきたオルガン奏者なので、我が国でも殊更ソウルジャズのファンならずとも名前ぐらいは知られている思います。

しかも、そのスタイルは当然ながら第一人者たるジミー・スミスの影響下にあるとはいえ、さらにスマートな黒っぽさを発揮するかと思えば、時には逆にドロ臭いイモっぽさを滲ませたり、演目によってはロックバンドに入っていても不思議じゃ~ない様なプレイさえも披露するんですから、侮れません。

もちろん、それは時代に沿った変化変遷でありましょう。

しかし、同時に忘れてはならないのがジミー・マグリフの信念というか、頑固さと申しましょうか、常にリスナーを楽しませるというプロとしての姿勢は、決して独善的ではないと確信させられてしまうのがサイケおやじのジミー・マグリフに対する尊崇の念!?

平たく言えば、それが4ビートだろうが、ズンドコファンクだろうが、このプロフェッショナルなオルガン奏者の作ったレコードは何時だって気持ちの良いものなんですよ♪♪~♪
 
時には企画の勢いに乗ってのオルガンによるバトルセッションのライブ盤まで出してしまうのは、その実力の証明と思います。

で、本日ご紹介のLPにしても、まさに1970年に発売されたに相応しい内容で、それは収録演目からも一目瞭然、当時の洋楽ヒットに如何にものオリジナル曲を混ぜ込んで、しかもレコード片面に5曲ずつという構成は、ほとんど3分前後のトラックばかりという短さが逆にイイ感じ♪♪~♪

それは全くの個人的な思い入れと言われれば反論の余地なんて皆無なんですが、実はこのアルバムの最大の魅力はジミー・マグリフのオルガンよりも耳を惹きつけられてしまうリズム隊の存在で、特に全篇に蠢いてドライヴしまくるエレキベースの凄さは、それだけ聴いていても最高の快感なんですねぇ~~♪

なにしろ時として、うっ! これって……、ジャコ!?

と思わせられる場面さえもあるんですからっ!

またギターがこれまた素晴らしく、ファンキーなリズムプレイや味わい深いオカズ、さらにはツボを外さないアドリブソロには強引に耳を奪われるはずです。

そしてほとんどがアップ&ミディアムテンポの演奏をガッチリと支えているのがドラムスとパーカッションが提供する熱いファンクビートで、もはやジミー・マグリフのオルガンは、ど~~すんのぉ~~!?

と、不遜なことを書いてしまうほど、このアルバムはハナからケツまでファンク&ファンキーなビートに支配されているんですねぇ~~~♪

ところがなんとっ!

これほどの強烈に熱い演奏を聴かせてくれる件のメンバーが誰なのか、そのクレジットがジャケットには全く記載されておりず、また安定感のあるホーンセクションの構成メンバーも同様の扱いであり、アレンジャーの名前さえ明らかじゃないんですから、プロデューサーのソニー・レスター以下製作者側はあくまでも「ジミー・マグリフ」と「当時のヒット曲」で売りたかったのでしょうか?

裏を返すというか、実はそれが本来の目的なんでしょうが、それだけジミー・マグリフはアメリカでは絶対的な人気があったという証明であり、発売元が大手のキャピトルレコードというあたりも流石の腰の据わり方と思うばかりです。

最後になりましたが、既に述べたとおり、ここに収録の演目は当時のヒット曲で、「Sugar, Sugar」はアーチーズのバブルガムヒット、「Ain't It Funky Now」はジェームス・ブラウンの代名詞的十八番、「Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours」は邦題「涙をとどけて」で知られるスティーヴィー・ワンダーの特大ヒットですから、各方面で夥しくカバーバージョンが作られてきたとはいえ、やはりここまでジャズファンクをやられてしまうと、たまりませんよ、実際!!

またスライストーン絡みのリトル・シスターがヒットさせた「You're The One」の潔さ、あるいはアレサ・フランクリンの「Spirit In The Dark」におけるジワジワとしたゴスペル風味の盛り上げも素晴らしく、このあたりは演奏時間の短さゆえのフェードアウトが残念至極……。

そ~した傾向は、アルバム全てのトラックに確かに残る不満であって、ジミー・マグリフのオリジナル演目であろう「Dig On It」「Bug Out」「The Now Thing」「Fat Cakes」においても、まさにオルガンによるアドリブソロのイイところでフェードアウトされしまうという恨みは偽らざるサイケおやじの本音です。

しかし、それでもこのアルバムが大いに魅力なのは、しつこく訴えたくなるほどに強力なリズム隊による全篇ファンクなリズム&ビートの嵐!
 
特にエレキベースが凄すぎますよっ!

思わず腰が浮き、グッと気持ちが熱くなってしまいますよっ!

そしてそれをフィ~ルソ~グッに和ませてくれる「New Volume」の甘ぁ~いスローなラテンファンクが身に染みるというわけです。

いゃ~~、やっぱりソウルジャズって、素晴らしいですねぇ~~~♪
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オーデル・ブラウンがオーティスに会ったなら

2019-09-02 17:37:35 | Soul Jazz
Odell Brown Plays Otis Redding (cadet)
 
  A-1 Hard To Handle
  A-2 Try A Little Tenderness
  A-3 Let Me Come Home
  A-4 I've Been Loving You Too Long
  A-5 Any Ole Way
  B-1 Good To Me
  B-2 Pain In My Heart
  B-3 Sitting On The Dock Of The Bay
  B-4 Good To Me
  B-5 Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)

オルガン奏者のオーデル・ブラウンの我が国での知名度は決して高いとは言えないと思いますが、その演奏スタイルはソウルジャズの愛好者にはグッと惹きつけられる魅力があって云々と書けば、各方面からのお叱りは覚悟しているサイケおやじです。

実は不肖サイケおやじにしても、ほとんどオーデル・ブラウンについては知る事もなく、それでいて気になる存在になったのは、偶然にも聴くことが出来た本日ご紹介のLPによってなんですが、いゃ~~ぁ、それこそがひとつの幸せでありました♪♪~♪

なにしろ演じられているのがアルバムタイトルどおり、ソウルシンガーの大御所にして、このレコードが世に出た1969年には既に不慮の飛行機事故で天国へ召されていたオーティス・レディングが十八番のヒット曲集なんですから、たまりませんっ!

しかも、ここでやってくれているのが、オーティス・レディングがその天才的な歌声と共にあったメンフィス所縁のスタックスサウンド、つまり重心の低いリズム隊と迫力に切れ味を加味したブラス&ホーンセクションのコラボレーションをきっちりそれなりに狙ったものなんですから、オーデル・ブラウンのオルガンプレイからは黒っぽさが遺憾なく発揮されているのもムベなるかなっ!

そして相当にジャズっぽいフレーズや複雑なイントネーションを含んだアドリブも、ストレートに楽しめてしまうのは、プロデュースとアレンジを担当したジーン・バージの流石の手腕と思います。

なにしろ、これは後に知った事でもありますが、ジーン・バージは本職がサックス奏者で、1950年代からソウル畑で活動し、1960年代に入っては様々なR&RやR&Bのヒット曲制作の現場に携わり、有名なところではゲイリー・US・ボンドのトンデヘレヘレでお馴染み「真夜中のロックパーティ / Quarter to Three」とか、同じくフィンガー5の「学園天国」の元ネタである「New Orleans」等々、とにかくこの黒人ロックボーカリストが1960年代に出したレコードの多くで作編曲に関わり、テナーサックスを吹きまくっていたのがジーン・バージで、そのキャッチーな感性が業界で重宝されていた事は、その頃に出回った他の歌手やボーカルグループのレコードに沢山刻まれていますし、そんな流れからチェス&カデットレコードでプロデュースの仕事もやっていたのだと思います。

ちなみにブルース・スプリングスティーンは幼少期からゲイリー・US・ボンドの大ファンで、ついには1980年代にこの憧れのスタアの新作レコードを製作し、嬉々として共演までしていた事は、今やロックの歴史のひとつでしょう。

閑話休題。

で、肝心のこのアルバムは、残念ながらレコードジャケットに演奏メンバーの記載は無いものの、ヘヴィなドラムスや蠢くエレキベースのグルーヴ感が素晴らしく、その現場のセッションプレイヤーの実力も確かだと思います。

と同時に、それゆえに継子扱いというか、当然ながらリアルタイムじゃ~、我が国のジャズファンからは見向きもされなかったと思われますし、所謂レアグルーヴのブームがあった時でさえも、そんなには騒がれなかったのでしょうか、CD化されたという噂も耳にしたことがありません。

実は冒頭に述べたように、サイケおやじが偶然にもこのアルバムを聴けたという場所は1990年代初頭のドイツでの話で、なんとっ!?!

それはおそらく現地でプレスされたドイツ盤LPだったんですから、世界は広いようで狭いというか、良いものには壁も垣根も無いんですよねぇ~~~♪

ということで、もちろんオーデル・ブラウンは他に幾枚ものアルバムを出していますし、セッション参加したレコーディングも相当にあるんですが、ソウルジャズが気になる皆様には、まずはこのLPあたりからお楽しみいただきたいと切に願うのは、全くサイケおやじの老婆心(?)であります。

そしてオーデル・ブラウンというオルガン奏者にシビレるのも、密かな楽しみと思うばかりです。
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友人の祝いの席とはいいながら

2019-09-01 20:30:47 | Weblog

流石に北海道への日帰りは疲れました……。

明日は明日ですよねぇ~~~。

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