九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

韓国の非正社員が立ち上がる    らくせき

2009年12月09日 16時19分02秒 | Weblog
非正社員は韓国にもあるようです。
日本とは法律の趣旨が違うようですが、
置かれた立場は、日本と同じようです。

朝鮮日報の記事より。

非正社員の保護を目的として2007年7月に改正された
非正規職法(非正社員法)をめぐり、企業の非正社員らが8日、
憲法訴願(違憲立法審査)を申し立てた。

ソウルの流通業者で8年間にわたり事務職として勤務し、
今年10月に解雇された原告(31)ら二人は、
「非正社員を2年以上雇用できないと定めた法律は、
非正社員でも引き続き勤務したい勤労者の
幸福追求権、勤労権、職業選択の自由を侵害している」とし、
憲法裁に憲法訴願請求書を提出した。

原告が憲法判断を求めたのは、「期間制および短時間勤労者保護などに
関する法律」(通称・非正規職法)4条で、
雇用主に非正社員を2年以上雇用することを認めず、
正社員への転換を勧告する内容となっている。

しかし、立法趣旨とは異なり、法改正から2年後の
今年7月に大量解雇を招いた。

  

日本の労働者は憲法によって守られているのだろうか?



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ともしびウォークのお礼 まもる

2009年12月09日 14時31分20秒 | Weblog
平和のともしびウォークにあたり、皆さまからは様々なお力添えを
いただきましてありがとうございました。

 ウォークには、ベビーカーに乗った0歳児から89歳の女性会員ま
で幅広い年齢の方が参加して戴きました。参加者は残念ながら昨年
より少なくなりました(9日付、中日新聞市民版に報道・400名)。
 しかし、主催した名東、千種区、みずほ、昭和区九条の会以外から
緑区、南区、瀬戸、東区の九条の会と第9条の会なごや、聖公会中部
教会憲法プロジェクト、恵方町教会ピースナインなど多様な護憲団体・
グループが参加してくれました。
 これからも【平和をまもろう、9条をまもろう】という運動を広範な人々と
ともに続けて行くこと大切だと考えています。

 皆さまへの感謝の気持ちを込めてお力添えについて具体的に書かせ
ていただきました。
・ユニークなともしびづくりに精を出した人。 ・宣伝チラシを一軒、一軒
ポストインしてくれた人、 ・沿道のお店に協力要請を行った人、
・多くの人に参加をよびかけた人、 ・ともしびをたくさん作り参加を呼び
掛けた人、・いつもながら素敵なポスター(評判がよく協力が得やすい)
を書いてくれる人・・・・・・。

「平和のつどい」で朗読してくれた人、見事な歌や太鼓、合唱を披露し
てくれた方々。寒い中最後まで参加し、後片付けを手伝ってくれた人。
退院した足で駆けつけてくれた人、忘年会を途中で抜け出した人、
仕事を休み参加した人、店を早めに閉め参加した人。

「ともしびウォーク」の交通整理に行進の前後を何度も行き来して安全
確保をしてくれた人、 ・宣伝カーや先導者の運転、 ・アナウンスを引
き受けてくれた人、  ・3時間ほどかけて会場づくり(昭和・みずほの会
場)に頑張ってくれた人。

 数え上げれば限りがないほどの方々のお力添えで「平和のともしびウ
ォーク」は成り立っています。
 来年は、もっともっと「楽しく、賑やかなともしびウォーク」を目指し、12月
8日・「平和のともしびウォーク」が多くの人にインプットされ、平和の声、
足音を夜空にひびかせるために頑張ります。

 様々なご意見、ご指導を戴きたいと思います。お忙しいとは存じますが、
平和のともしび実行委員会(舟橋)まで、よろしくお願い致します。
(電話)052-731-2749です。
コメント (2)
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続・創価学会の研究を読んで   らくせき

2009年12月09日 11時13分25秒 | Weblog
中間層の反乱~創価学会の行方の続きです。

著者の玉野さんは言う。
創価学会をめぐる日本社会の言説には
日本の歴史を考えるうえで重要な視点がかくされている。
それは、日本における労働者階級についての視点である。

日本では、ヨーロッパのように労働者が、自分の階級に留まり
世代的に再生産していくことを望み、
それゆえに階級全体としての生活の保障を求める運動が
力を持つことは、ついになかった。

ヨーロッパのように中産階級の一部が尊敬の念を持って
労働者たちにちかづき、連帯することが確立しなかった。

日本の労働者は知識層からの援軍をあてにせず、
激しい競争に身を捧げ、労働者の生活から個人の努力で抜け出そうとした。
貧乏は自己責任として国家に最低限の生活の保障を
要求することをはばかってきた。

この裏側には、ある程度の数の労働者は中間階級に上昇することが
可能だった時代の続いたという事実がある。

創価学会は、戦後に農村から都会にでてきて
こうした上昇を達成できた最後の労働者たちであり、
もはや上昇が望めなくなった最初の労働者たちになるかもしれない。

格差社会の固定化、移民の流入というグローバル社会のなかで、
誇りを失うことなく、平等に暮らすための
新しい思想がうみだされなくてはならない。

創価学会がつくりあげてきた信仰・思想・組織が、
新しい時代にも通用するものとなるのか?
それが試される時代になった。

   

これが玉野さんの問題意識です。
これまで創価学会をこうした視点で解説した本を
よんでいなかったので、とても面白かったです。

共産党の宮本さんと創価学会の池田さんが
協定を結んだことがあったのですが、これはあっという間に崩壊。
松本清張さんがしかけ、創価学会では、池田さんの独断専行だったようです。
こうした池田さんを、玉野さんは、労働者に近いと、
かなり評価しているかもしれません。
あれは一つの戦後史の転換点だったのかも。
(ひょっとしたら知識層と労働者の連帯が出来た可能性も。)

では、これから共産党と公明党が手を結ぶことはあるのか?
客観的な条件は存在していますが、主観的な条件はゼロ。
むしろゼロよりマイナスかも。

私は、東アジアの平和の鍵は、日本と韓国がにぎっていると
思っていますが、この両国が、過去を乗り越えて
手を結ぶことが困難なのと同じ程度にふたつの党の連帯は
困難でしょうね。

ちょっと理解不足で、ヘンナ投稿でした。



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8日の新聞から  文科系

2009年12月09日 10時42分46秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
8日の毎日新聞で目に付いたことが3つばかりあった。昨日書こうと思ったのだけれど、記事が多いようだったので、今日にした。

先ず第1が、2面の事業仕分け関係。見出しは、こう。【仕分けの判定結果「横串、徹底を」 仙谷担当相】
「判定結果を対象外の類似事業に波及させる『横串』作業について『十分にできていない』と述べ、作業の徹底を財務省に求める意向を示した」
「会談で枝野氏は、仕分けでは『事業が天下り法人を介している点や、縦割りで細分化されている点が問題になった』のに対し、判定結果への各省や関係者の反論は『事業目的そのものの重要性の議論』になっていたと説明」
「行政刷新会議は11月30日、判定結果を『尊重する』と決定。各省で重複する事業の排除▽独立行政法人や公益法人向け支出の検証▽モデル事業の見直し――など11項目の概算要求の見直し方針を決め、判定結果を全事業に横断的に波及させるよう各省に求めた」
以上、今後更に新聞などを読む楽しみがおおいに増えました。予算策定も、仕分け作業と同様にオープンにしてどんどんやっていくそうですから、何が削られるかも見えてくる。関係公益法人やモデル事業などに潜んでいる「重複」「利権」を今後どう洗い直していくか楽しみです。それにしても、重複や中抜き(組織)が問題になっているのに、「重要さ」の論議だけとは?

次いで、これも面白かった。5面の【ファーストクラス 国会議員は禁止】
「国会議員が国会の公務で海外に派遣される際、①航空機のファーストクラスの使用を止め、ビジネスクラスにする②在外公館から食事や車などの便宜供与を受けない、の2点を確認した」
「国会がやれば政府関係者もそうなっていくはず」
知らなかった、ファーストクラス使用なんて。僕は外国旅行を20回近くしてもビジネスクラスさえ乗ったことないけど。皆さん、「税金使ってビジネスクラス」って、良いと思う?  許せる? どういう理由なんだろう? 民間に準じるなら、その内容も教えて欲しい。

最後が2面の「普天間」で、【首相「日米修復」図る】
何という持って回ったような、妙な記事かと思った。こんな事までが書いてあるのだ。まずその部分の小見出しに【米大統領 アフガン問題抱え 強硬姿勢見せず】。
その上で、記事はこんな事を語ってみせている。
「(米は)同盟国との関係が悪化しているとのイメージは得策でないとの判断があり、今後も首脳レベルでは強硬姿勢を控え、」
「ただ鳩山首相が、こうした事情を理解しないまま『オバマ大統領は強く要求しない』と受け取り、普天間問題を大幅に先延ばしした場合、両国関係はさらに深刻な状況に陥る可能性がある」
例えば、これだけだったら、こんな可能性さえあるではないか。米軍部や、米議会やロビーの日本関係者らは騒いでいるかも知れないが、新政権自体にとっては大した問題ではないとか。日米の利権関係者が、過去に成した密約的利権を隠すために必死になっているだけだとか。財政難から落日の米軍は、今後どんどん縮小、とかだってありうる。これらは、論理的推論というだけであって、何の根拠もないものだが、まーとにかくなんて妙ちきりんな記事を新聞は書くのだろう。
コメント (7)
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