九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

名護市長選の共闘選択と共産党の方針は    ネット虫

2009年12月13日 18時59分34秒 | Weblog
米軍普天間飛行場の移設受け入れの是非が争点となる来年1月の沖縄県名護市長選で、民主・社民党が推薦を決めている元市教育長、稲嶺進氏(64)と、共産党が推薦する方針だった大学非常勤講師、比嘉靖氏(65)の両陣営が17日夜、候補者を稲嶺氏で一本化することに合意した。 ( 産経の記事)

★このニュースを聞いて共産党の柔軟な対応に拍手を送りたいと思いますが、同党が最近提起した大会決議案と深く関係しているのでしょうか。読み切れません、どなたか教えてください。

http://www.jcp.or.jp/jcp/24th_10chuso/25th_ketugian.html
(10)「国民が主人公」の日本へ――新しい条件をくみつくし国民的共同を

 国民要求にこたえて現実政治を前に動かす、「二つの異常」をただす改革をめざす国民的合意をつくる、情勢の反動的逆行を許さない――「過渡的な情勢」のもとで、日本共産党はこの三つの任務を果たし、日本の政治が「二つの異常」から抜け出す力を国民の間につくりあげていくために力をつくす。わが党がこの任務をやりとげるならば、日本の政治は「過渡的な情勢」を前向きに抜け出し、おのずと「国民が主人公」の民主的政権――民主連合政府を樹立する条件が開けてくるだろう。
 わが党のめざす民主主義的な変革は、「労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、独立、民主主義、平和、生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される」(党綱領)。

 この点で、総選挙が開いた新しい情勢のもとで、わが党の綱領的展望が、広範な国民と響き合う条件が、いよいよ広がっていることは重要である。農協、医師会、歯科医師会、自治体関係者など、従来の保守層のなかに大変動が起こっている。これまで保守基盤の中核をなしてきた団体、業界で、自民党支持を見直し、「全方位」ですべての政党と関係を持つという動きが広がっていることは、歓迎すべき重要な変化である。わが党は、国民のなかで起こっている大きな激動、新しい条件をくみつくし、広い視野にたち、国民的共同――統一戦線運動の新たな発展のための探求を前進させる。
 日本共産党が、1980年に提唱した革新懇運動は、2010年で30周年をむかえ、大きく発展しつつある。全国革新懇(「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」)に結集している草の根の革新懇は、地域、職場、青年で、合計801に達し、450万人を擁する組織として成長をつづけている。著名な知識人、文化人、経済人、宗教者をふくめ、各界の保守・無党派の方々を広く結集し、革新懇運動は、いま、新たな発展の段階を迎えようとしている。
 革新懇運動の活力、魅力の源泉は、草の根からの国民の要求にもとづく多彩な共同のとりくみをすすめると同時に、「三つの共同目標」――平和・民主主義・生活向上の三つの分野で、日本の政治を大本から変える革新の目標を堂々と掲げ、その目標に賛同する政党、団体、個人を広く結集し、国民多数の合意をつくることを、一貫して運動の大目標にしていることである。こういう国政革新の目標を掲げた統一戦線運動は革新懇運動だけであり、その役割は、総選挙後の新しい情勢の展開のもとでいっそう輝きをましている。わが党は、革新懇運動を、綱領的な任務として重視し、運動の「提唱者」の党として、その発展のためにあらゆる知恵と力をそそぐ。
 日本共産党が、高い政治的、理論的な力量をもち、広く国民諸階層と結びつき、強大な組織力をもって発展し、国政と地方政治での政治的比重を高めることは、新しい政治への国民的共同と統一戦線を発展させるための決定的な条件である。私たちは、2010年という節目の年に開かれるこの大会で、2010年代を党躍進の歴史的時代とするために、全力をつくす決意を新たにするものである。


コメント (3)
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ロシアの人権活動家狩りに終止符を 坂井貴司

2009年12月13日 16時45分17秒 | Weblog
強権的手法で、1990年代の目を覆わんばかりの混乱と困窮からロシアを再
建させたプーチン元大統領(現在は首相)は、多くの「国家の利益を損なう」人
権活動家やジャーナリストを抹殺したと指摘されています。
 
 チェチェンの独立を、凄まじい暴力と「テロ掃討」のイメージ戦略でつぶした
プーチンに対してロシアの世論は沈黙しています。これに対して勇気をふるって
異を唱えたジャーナリストや弁護士、人権擁護活動家が次々に殺害されました。
2009年に入って8月までに、すでに5人が殺されました。ロシアの石油と天然ガス
に依存しているEU諸国は、この国家テロに強く抗議していません。キューバやイ
ランの人権侵害を口を極めて攻撃するアメリカは、ロシアに対しては及び腰です。
中国や日本は言うまでもありません。

 国家には期待できません。民衆レベルの抗議しかありません。
 
 アムネスティ・インターナショナルからの行動要請です。
 
 メドベージェフ大統領にこれ以上の政治的暗殺を止めるようメールを送る行動
です。
 
 「人権活動家狩りに終止符を! 」
 http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1970
  
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko@ac.csf.ne.jp
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オバマ平和賞 受賞理由は?          平和のピアニストさん

2009年12月13日 12時18分35秒 | Weblog
★オバマ氏の受賞には私も疑問を持っていますが、平和のピアニストさんからのメールを紹介します。(ネット虫)

=======================================================

ノルウェーのノーベル賞委員会が発表したオバマ米大統領に対する平和賞授賞理由要旨は次の通り。

   ○:わたしの感想です。
=====================================

 一、オバマ氏は国際的な外交と協調を推し進めるため、並外れた努力をしている。核なき世界を構想し実現へ向け努力したことに対し、ノーベル賞委員会は特別な重要性を見いだした。

  ○まずは、戦争なき世界を、通常兵器・劣化ウランなしの世界を  

 一、国際政治に新たな環境を生み出し、多国間外交を再び中心に据えた。最も困難な国際紛争ですら、対話と交渉を解決の手段として優先させた。

   ○では、アメリカ軍の撤退を   

 一、核なき世界の構想は軍縮と軍備管理交渉を力強く推し進めた。オバマ氏が主導権を握ったことで、米国は深刻な気候変動に対処する上でより建設的な役割を果たしている。

   ○軍縮?軍備管理能力?  兵力増強が?アフガニスタンの警察増強が?
      平和交渉能力、紛争解決能力はどこに発揮されているでしょうか? 
      日本へも脅しと一緒に新基地建設・兵力増強を押し付けています。    
 一、オバマ氏と同じように世界から注目を集める人物はほとんどおらず、世界の人々により良い将来への希望を与えた。

  ○そりゃ、世界一のテロリストの親玉ですから、それもポット出の黒人でらっしゃるから、世界の注目も期待も集めて当然でしょう、彼をしたてた支配者たちもそれが狙いです。ですから、まだ評価するには時機早尚だと思います。 

 一、オバマ氏の外交は、世界を主導していくには、世界の国の大多数と価値観を共有して行動しなければならないとの考えに基づいている。

  ○自国の歴史を正しく知り、反省してほしいですね。それは、日本においておやです。

 一、委員会はオバマ氏の「今こそ地球規模の課題には地球規模で対応し、責任を分かち合うときだ」との訴えを支持する。(共同)

   ○すがたなきテロリストが共通の課題だとでも(笑)それらの脅威はアメリカが自国の利益のためにつくりだしたものだと思います。

コメント (2)
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「天皇の政治的利用」?   文科系

2009年12月13日 06時29分35秒 | 国内政治・経済・社会問題
現在大騒ぎされ始めたこの問題は、大きい問題だし、同時に論点も多くって、とても理解が難しい問題だと思った。いろいろ識者の言及を読んで愚考もしたが、もっとも肯けた談話をお読み願いたい。本日の毎日新聞2面にもいろんな意見が載っているが、そのうち奥平康弘・東京大学名誉教授(憲法学)のお話から。

【 天皇制を政治的に可もなく不可もなく、無難に運用していこうという点に最も注意を払ってきたのが宮内庁。ルールを守ってほしいという姿勢は実務庁としては順当だろう。政府の対応は、政治的な配慮以外のなにものでもない。宮内庁が反発したり、ジャーナリズムが論議することはある意味当然だ。ただ、非政治的な運用という配慮自体が実は政治的ではないか。極端なことを言えば、天皇制自体が政治的な性質を帯びており、今回の問題は当然出てくる不幸な結末と言える 】

ともあれこの問題、宮内庁だけの仕業だろうか。「内閣の助言と承認」に基づいて国事行為を行うべき天皇。内閣の下の一員であり、その実務を行う宮内庁長官が、単独でこんな挙にでたとは僕には思えない。役人って元々、極めて臆病な存在だろう。それが、「こんなにも大胆なこと」を! これは、今まさに悪名高き外務省などと相談しての決起の一種と見たが、どうだろうか。新政権に一物ある官僚たちが、結託しあった造反の一つ? こんなこと、まだまだ続くのだろうなー。

そう言えば本日の毎日新聞一面トップ記事は、こういうものだった。
【 沖縄密約文書 現存せず 外務省 廃棄か 】
事実とすれば、全く、酷いもんだ。たかが役人に、こんな事が許される?  
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金融規制阻止へ、献金260億円!    文科系

2009年12月13日 05時33分37秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
小さな記事だが、恐ろしい話が、本日の新聞にあった。オバマ大統領がこう演説したのだそうだ。
【オバマ米大統領は12日、週末恒例のラジオインターネット演説で、「金融産業のロビイストたちは、金融規制改革の阻止へ今年既に3億ドル(約260億円)以上も投じている」と暴露。ウォール街(米金融街)が共和党と組んで改革つぶしを図っていると非難した。抜本的な金融改革法案は下院を通過、上院での攻防を前に抵抗勢力への攻撃を強めた。
 大統領は、金融危機の主な原因は「リスクの高い融資や、複雑な金融商品でばくちを打った大手金融機関の無責任さにある」と述べた】

世界を何十年ぶりかの危機に陥れ、現在もそこからの回復の道が全く見えていないサブプライム住宅・バブル爆発。その元凶たちが、今に至るまでこんな抵抗を繰り広げているとは、なんとも恐ろしい話である。鳩山家の9億にぶったまげていたら、こちらは260億円! 
リスクの高い金融商品をアメリカで規制できなければ、またまた世界は剥き出しのカジノ資本主義に席巻されることは必定。なんせ、儲かるのだから。資本がどんどんそこへ流れて、物作り現場に回ってこなくなって世界に失業者が増えても、超好景気? それが分かっている連中が260億円も出す! アメリカって、共和党って、恐ろしい社会だなー。
コメント (2)
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