九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

      メディアも私たちも、いっぱいひっかかったのではないか、という疑い。     只今

2012年05月26日 19時19分23秒 | Weblog
● 私は先日本欄で、原子力委員会は秘密会で書き換えを策していたという毎日新聞スクープを、なんたることと憤りました。
  憤りながらも、新聞全紙がこの問題を追いかけたので、私は「記者クラブ崩壊のきざし」と頷きコメントしました。

 しかしそれを、しばし待たれよ、と引き留めてくれたことがありました。
 一つは、会議が終わったら回収されたとされた資料を、新聞、テレビで目にしたことと、
 いま一つは「あんころもち」さんの「一つの疑問」というコメントでした。
、そういえば、その夜の「報道ステーション」では秘密会議なるものが映されていました。

 それは「あんころもち」さんの言葉を借りれば、「内部告発者存在」の疑いであり、
 「原子力ムラの問題はその内部にとどまらず、周辺への無言の圧力として巧妙に張り巡らされて」
 いるのではないかという「不気味なもの」の存在です。

● その疑いを解くきっかけになるのではないか、
  というものを見つけました。
     (1)それは飯田哲也さんの次のようなツイートです。
        「鈴木達次郎原子力委員長代理は再処理消極派だが、
        ここまで事務局を〈原子力ムラ〉に固められていたら、さすがに抵抗は難しいだろう」

     (2)ここでいう事務局とは、河野太郎議員が明らかにした
        原子力委員会事務局の主要メンバーは、電事連と原発産業からの派遣員で構成されていたこと。
                        ↓

     (1)で解ったことは、悪者の親分と思っていた鈴木委員長代理は、主流推進派ではないらしいこと。
 
     (2)で解ったことは、霞ヶ関に置かれた事務局の主流事務局員は民間産業社員であったこと。

        以上から推察できることは、
        鈴木委員長代理を犠牲にして、
        〈肉を切らせて骨守る〉
        策動ではなかったか、ということ。
        





  

  
 
 
  
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名無しさんへ 「言語・内言の大切さ」  文科系

2012年05月26日 14時35分34秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など

 名無しさんへ
 ここは言葉で遣り取りする世界です。言葉はまー、人間精神の基礎です。貴男もここで、言葉の能力をもっともっと充実させていって下さるよう、心から期待いたします。カール・マルクスの最も偉大な著作、ここでも話題に上った「ドイツイデオロギー」にも、言語についてよく大問題になるこんな記述、表現があります。「人間史の4つの重大側面論述」なるものの次に出てくる論述ですから、もの凄く重要な箇所なんですよね。

『「精神」には物質が「憑きもの」だという呪いがそもそものはじめから負わされている。そして物質はここでは動く空気層、音、約言すれば言語の形式において現れる。言語は意識と同じほど古い。 ── 言語は実践的な意識であり、他の人間たちにたいしても現存するところの、したがって私自身にとってもそれでこそはじめて現存するところの、現実的な意識であり、そして言語は意識と同じく他の人間たちとの交通の必要、必須ということからこそ成立する』

 ところで、あなたお孫さんが居ますか? こんな所で苦手な言語に多くの時間を割いて慣れぬ苦労を続けていて、お孫さんの言語は大丈夫ですか? 言語って、特に小学校3~4年生の「内言の発達」って、人の将来の賢さを決定するようなものですよ。0~1歳児の言語の基礎論から始まってその辺りまでを、ここのブログで以下のようにまとめていますから、貴男ご自身共々ご参照下さい。4回連載です。
 06年10月1、6、8、13日、「発達論をちょっと」。

 注 上の面の出し方を説明しますね。
 右欄外の最下段の方に年月欄があります。そこをスクロールして06年10月をクリックして下さい。すると右欄外最上段の方にあるカレンダーがその月のものに替わっているはずです。それで例えば10月1日をクリックすると、その日のエントリーだけが画面全部を占めているはずですから、必要なものを探し出して下さい。それぞれのエントリー文章の下にコメント数が付いていますから、そこをクリックするとコメントも読めます。
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                   NHK執行部の卑劣な対応       只今

2012年05月26日 08時24分05秒 | Weblog
●先週、本年度の「科学ジャーナリスト大賞」が、NHKの増田秀樹プロデュサーに贈られました。
 増田氏が関わった「放射能汚染地図」などの原発作品は、ギャラクシー賞を始めとする六つの賞を得て放送史にその名をとどめることになりましたが、この増田プロデュサーに陰険な対応がとられていることを、本日の『毎日新聞』で高橋咲子記者が報じています。

        =世間では高い評価がある一方、NHK内部の受け止め方は、少々異なるようだ。
         今月10日の記者会見で、受賞に対する所感を質問された松本正之会長は、
         「そういう賞を受ける内容のものだったと思っている」と素っ気なく、
         社内での表彰についても、「特にない」と述べた。
     
         NHK関係者の話によると、表彰どころか3人が「口頭処分」を受けた。
         増田CPら2人は厳重注意。理由は、NHKが取材自粛を決めた区域に許可無く立ち入ったこと。
         取材班が番組制作の過程を描いて出版した単行本が、NHKの名誉を傷つけた
         ということだったという。
         無許可取材が問題だとするなら、1年以上たっての処分は不可思議だ。=

●以上が大要ですが、増田グループによるETV特集「進まぬ除染」が、本日(27日)深夜0時50分から放送されます。
 なお余計なことですが、松本会長は名大卒業後国鉄に就職、一貫して労務畑を歩んだ労務対策のプロ。
 

     
 
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