●3千万人避難の危機を救ったのは「ミス」だった。
プールに沈められている核燃料棒が抱えているセシウム137の量は、ヒロシマ原発5千発分。
水がなくなると首都圏3000万人も避難せざるを得ない→近藤駿介・原子力委員長。
この、あわやの事態が3・11当日にあった。
「4号機は定期検査のために水が張られていた。震災前の3月7日までに水は抜かれる計画だったが、
単純ミスのために工期が延長。震災当日も水が残っていたことが功を奏した」→毎日新聞(5/27)
という「偶然の回避」が危機を救った。
●4号機の公開は、なぜ行なわれたか。
小出、後藤さんなどの研究者は早くから4号機が危険な状態にあることを訴えてきた。
しかしこれを無視してきた原子力ムラが突然、公開に踏み切った。
それはこの5月になって、4号機は本当に大丈夫か?
とワイデン上院議員が米政府、藤崎駐米大使に指摘したからと推察。
●この醜怪な『読売新聞』。
4号機公開について各紙「阻むがれき」といった見出しで報ずる中で、『読売』は「撤去進む」。
ちょっぴりの記事の代わりに1、2、3面をぎっしりと埋めたのは、「清武氏〈真っ赤なウソ〉という内輪騒動の記事。
この臭悪さに輪をかけたのが、「核燃勉強会は必要」と題する社説。その内容は
「正確なデーターを作成するのは当然のことであり、何ら問題ない」
「細野氏は出向者を出身組織に戻す方針だというが、知識がない職員に置き換えれば作業は遅れ、手間取るのではないか」
ちなみにこの問題についての各紙の社説見出しは→
「こそこそ何をしている」中日。 「この反省のなさは何だ」朝日。 「透明性の徹底図れ」毎日。
プールに沈められている核燃料棒が抱えているセシウム137の量は、ヒロシマ原発5千発分。
水がなくなると首都圏3000万人も避難せざるを得ない→近藤駿介・原子力委員長。
この、あわやの事態が3・11当日にあった。
「4号機は定期検査のために水が張られていた。震災前の3月7日までに水は抜かれる計画だったが、
単純ミスのために工期が延長。震災当日も水が残っていたことが功を奏した」→毎日新聞(5/27)
という「偶然の回避」が危機を救った。
●4号機の公開は、なぜ行なわれたか。
小出、後藤さんなどの研究者は早くから4号機が危険な状態にあることを訴えてきた。
しかしこれを無視してきた原子力ムラが突然、公開に踏み切った。
それはこの5月になって、4号機は本当に大丈夫か?
とワイデン上院議員が米政府、藤崎駐米大使に指摘したからと推察。
●この醜怪な『読売新聞』。
4号機公開について各紙「阻むがれき」といった見出しで報ずる中で、『読売』は「撤去進む」。
ちょっぴりの記事の代わりに1、2、3面をぎっしりと埋めたのは、「清武氏〈真っ赤なウソ〉という内輪騒動の記事。
この臭悪さに輪をかけたのが、「核燃勉強会は必要」と題する社説。その内容は
「正確なデーターを作成するのは当然のことであり、何ら問題ない」
「細野氏は出向者を出身組織に戻す方針だというが、知識がない職員に置き換えれば作業は遅れ、手間取るのではないか」
ちなみにこの問題についての各紙の社説見出しは→
「こそこそ何をしている」中日。 「この反省のなさは何だ」朝日。 「透明性の徹底図れ」毎日。