12月1日、8.8キロ。マシンを使用できる30分2回を各4.2キロ、4.6キロと走った。11月初めに高熱が39度まででた風邪を引いて以降の最長距離として、11月24日の8.7キロを抜いたことになる。それで気付いたことが、前日30日にやった速歩き1時間の効果だった。それで、2、3日に用事のお出かけも兼ねて各30分程度の速歩きをやって、4日のジムに臨んでみた。時速7キロ以上という速歩きなのだが、案の定4日も凄く好調だったのである。
前半30分は抑えて4.3キロで、後半が4.7キロまで行った。併せて9キロジャスト。後半の4.7キロの時のことだが、時速9.6キロが常用速度にできたなと感じた。つまり、ウォームアップを十分してからヨーイドンで走り出せば、今でも1時間9.5キロは走れるはずだ。が、そういうことをやると、筋肉系を痛めるというここ2年の体験があるので、抑えて抑えてというわけだ。特に現在の僕の場合、一歩先をにらんだ膝の補強が大事だと理解している。
そんなわけで4日にはまだかなり余力も残っていた感じで、翌る5日は疲れも全く残っていなかったからまた速歩きを1時間試みてた。古井の坂の我が家ー御器所の昭和区役所ー川原通り(7丁目交差点)の公園回りー曙町・吹上公園経由で自宅へ、である。その間には時に20歩ほどの疾走も入れて、膝など脚力を鍛えたりした。だから、6日のランをとても楽しみにしている。工夫しつつ体を動かし、汗をかくことが、僕は本当に好きなんだナーと、いつもながら振り返りながらのことだった。
5日が以上のようで、6日はやっぱり好調だった。4.4キロの4.7キロで9.1キロ。しかも、全く無理をしていないから、疲れが残っていない。心臓は勿論、筋肉の疲労もない。「速歩き+ほんのちょっとの脚力補強運動」の効能って、改めて凄いと思った。あと9回通って1回100メートルずつ上げていけば、心臓手術前後ブランク以前の08年以来、念願の「1時間で10キロ到達」となる。が、この道程も無理をせず抑えて抑えてと行くつもりでいる。
速歩きが脚の毛細血管、血管を広げ、太くして運動、疲労に強い体にするって、ランニングの基礎理論通りだと痛感している。他の例では、こんなことも思い浮かんだ。ギターを毎日弾いている僕は、左手指の方が右手よりも遙かに力が入るのだけれど、左手甲の血管の方が右手よりも遙かに太く密なのである。右利きなのにいつのまにか、左手の方が疲れにくくなっているというわけである。