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朝鮮日報より    らくせき

2014年12月09日 11時25分35秒 | Weblog
韓国旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者遺族と、同事故の原因究明などを行う協議体関係者が8日、日本から帰国した。一行は3日から6日間の日程で訪日し、日本の災害・事故遺族らと面会した。

 仁川空港で記者会見を行い、「韓国と同じように日本の(事故)遺族も真相究明のために10~30年間努力していた」とした上で、「両国の遺族は惨事の再発を防ぐために徹底した真相究明が行われなければならないという点で意見が一致した」と説明した。

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ブラジルWCの敗因、やはり!  文科系

2014年12月09日 07時15分01秒 | スポーツ
 ブラジル大会の敗因については、ここの「ザックジャパン」連載でいろいろ書いてきたが、この度、その「重大な一端」を示す大事な資料が出て来た。紹介したい。

 スポーツグラフィック・ナンバー866号は、ブラジル大会日本敗戦にかかわって非常に興味深い特集である。なんせ、ザックジャパンの『19冊の大学ノートに綴られた日本代表1397日の記録』、『「通訳日記」で読み解く』、『ザックジャパンの遺産』という特集なのだから。この『貴重な一次資料』には、やはり「あれ」が存在した。それも非常に厳しい形で。大会前2回の欧州遠征から本番まで、中心選手と監督との戦略対立が結局溶けないままに本番に臨んで行ったという問題である。まず、この対立がどう起こり、エスカレートしたかという日記文章を引用してみよう。13年10月のセルビア戦敗戦後のことだ。

『セルビアに0対2で敗れた翌日、本田は練習場でザックに個人面談を申し込んだ。そこで本田は驚くべき提案をする。当時の模様が、日記にはこう書かれている。
〈(前略)相手に引かれると裏のスペースがなくなる。その状況下での崩しやアイデアをトレーニングで発展させたい。(後略)〉』
 この提案にザックが反論し、さらに遠藤など他の選手も本田側に加わって、その後対立が最も激化していった局面がまた、日記にはこう描写されている。上でも分かる通り〈 〉が付いた文章が日記本文なのである。
 主として、本田と遠藤、〈しっこいくらいパスを回してポゼションを高める〉
 対するザック、〈「本当に心の底から、我々のサッカーを信じてやっているのか? 私はそうは思わない。もっとトライすべきであって、深くとことんトライした上で、監督である私に意見を言った方がよいのではないか?〉。〈監督「君たちに少しでも疑問があったら、他のメンバーまでもがついてこなくなる。そうなれば、私はもはやここにいる意味がない」 本田「ここで場を丸く収めるために『はい、分かりました』と言っても、意味がないと思う。お互い納得いくまでディスカッションしたい。俺は、もっと攻撃に人数をかけた方がいいと思っている〉

 この対立の中身はこう要約できる。サイドバック二人が上がる場合を作るなど攻撃に人数をかけて、中央攻撃も含めて繋ぎ尽くして得点したいと主張したのが、本田、遠藤ら。対する監督は、自分が与えた今までの戦術をもっと徹底的にトライして、その精度をとことん上げて行って欲しいという主張。そして、この対立の最も鋭い争点の一例は、この記事の筆者木崎伸也によれば、こういうことになるのだそうだ。
『ザックのイメージする大胆で速い攻撃は、ボールロストを想定した戦術だ。両サイドバックの同時オーバーラップなど論外なのだ』

 さて、「既成攻撃法の精度アップ」か「人数をかけた徹底繋ぎ攻撃の導入か」。こういう対立が解けないまま中途半端に本番を迎えていったことは確かだろう。こんな場合、普通なら監督がそういう選手を切る場合もあるのだろうが、ザックはそれをしない人なのだ。

 さて、結果総括の一端を本田がこう述べているのは、既に有名な話だ。自分のサッカー観をもう一度根本から作り直さなければいけなくなった、と。この言葉が、ブラジルの自分が結果から見て間違っていたと述べているのは明らかであるが、ザックが正しかったと語っているわけでもない。いずれにしても、ブラジル大会の代表が、中途半端な攻撃トレーニング、攻撃法のままに本番に臨んだというのは確かなことだろう。ドイツ大会にも似て、重要な教訓が含まれているはずだ。
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