⑦さて、こういうことの結果として、再開後1年経った13年9月には1時間走れるようになっていました。1時間走れるようになると急に進歩が速くなります。その結果、半年後の3月には11キロ時で走れるようになっていました。
ただし、僕はその後5月に故障しています。右アキレス腱痛。ここまでの強度の上げ方に無理があったということでしょう。13年9月に時速9キロほどで1時間走れるようになって、3月に時速11キロというのが無理があったようです。11キロ時を回復するにはその後半年以上、この12月までかかりました。年寄りの故障は全てを台無しにします。急に速度を上げ始めると、筋肉系を痛めるということでしょう。8キロ時から上は、例えば8.1キロ時にあげるのも8キロ時を数回走ってからとか、そんな事が必要なのだと思います。
僕の経験では、30分と1時間の走り間には心肺機能上にそんな体力差違はありません。それどころか、30分と15分の間にも。これを言い換えればこう言うことかと思います。15分を無理なく走れる速度に達したり、6キロ時でも15分は走れると見つけることができれば、それを重ねることによってやがては1時間走れます。ただし、故障しない脚筋作りを重ねながらのことと覚えていただいて、そのためにここに書いたやり方を参照してください。
最高心拍数を伸ばすには短くとも自分の最高速度で走るやり方が普通ですが、これは年寄りには勧められません。年寄りの最高速度上げは、前に述べたように以下のようなやり方を重ねていきます。
現在の常用持続速度8キロ時の人の心肺機能は、7キロ時以下とかの自分なりの低速で長く走った方が伸びます。そして、その8キロ時の心拍数がだんだん下がってきたら、最初に8キロ時を走った時の心拍数の速度までは走って良いということ。こういうやりかたを重ねていくと、どんどん最高速度が上がっていくということです。初めに7キロ時でも心拍150だった人が、その内に150なら10キロ時は走れるというように。
なお、7キロ時で30分歩ける人は、同じ速度で走れる人とそんなに変わりない心肺機能、筋肉を持っていると僕は思います。つまり、走れなくとも7キロ時で歩き続けられるようになれば、血管などの体質が質的に向上したというほどの意味があると。また、そういう人は多分、上に書いた経過を参考にしていただければ、間もなく走れるようにもなると確信します。人間が歩くということと走るということは連続していると確信するのです。つまり、次第に速めに歩ける人なら、やがては走れる、と。
(続く)
ただし、僕はその後5月に故障しています。右アキレス腱痛。ここまでの強度の上げ方に無理があったということでしょう。13年9月に時速9キロほどで1時間走れるようになって、3月に時速11キロというのが無理があったようです。11キロ時を回復するにはその後半年以上、この12月までかかりました。年寄りの故障は全てを台無しにします。急に速度を上げ始めると、筋肉系を痛めるということでしょう。8キロ時から上は、例えば8.1キロ時にあげるのも8キロ時を数回走ってからとか、そんな事が必要なのだと思います。
僕の経験では、30分と1時間の走り間には心肺機能上にそんな体力差違はありません。それどころか、30分と15分の間にも。これを言い換えればこう言うことかと思います。15分を無理なく走れる速度に達したり、6キロ時でも15分は走れると見つけることができれば、それを重ねることによってやがては1時間走れます。ただし、故障しない脚筋作りを重ねながらのことと覚えていただいて、そのためにここに書いたやり方を参照してください。
最高心拍数を伸ばすには短くとも自分の最高速度で走るやり方が普通ですが、これは年寄りには勧められません。年寄りの最高速度上げは、前に述べたように以下のようなやり方を重ねていきます。
現在の常用持続速度8キロ時の人の心肺機能は、7キロ時以下とかの自分なりの低速で長く走った方が伸びます。そして、その8キロ時の心拍数がだんだん下がってきたら、最初に8キロ時を走った時の心拍数の速度までは走って良いということ。こういうやりかたを重ねていくと、どんどん最高速度が上がっていくということです。初めに7キロ時でも心拍150だった人が、その内に150なら10キロ時は走れるというように。
なお、7キロ時で30分歩ける人は、同じ速度で走れる人とそんなに変わりない心肺機能、筋肉を持っていると僕は思います。つまり、走れなくとも7キロ時で歩き続けられるようになれば、血管などの体質が質的に向上したというほどの意味があると。また、そういう人は多分、上に書いた経過を参考にしていただければ、間もなく走れるようにもなると確信します。人間が歩くということと走るということは連続していると確信するのです。つまり、次第に速めに歩ける人なら、やがては走れる、と。
(続く)