伊藤たかみ著 文春文庫 2004/4
内容を「BOOK」データベースより引用すると
活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ! おっぱいなんていらない! 思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。第49回小学館児童出版文化賞受賞作。
この要約だが,「オトトイの死」という記述には異議あり...とはいえ,オトトイがなんだったのか,存在したのかしなかったのかさえ分からないのだが.
男女のふたごという設定がおもしろい.このふたごは現在小学生.異性に興味を持ってしきりといらついている.失礼ながらこのあたり,周囲にいる大学生たちとイメージがだぶってしまった.考えてみれば大学生と小学生は10歳違うか違わないかというところなんですね.
人間の考えること・思うことは,いくつになっても同じだ.でもこの小学生たちはすぐ泣いたり怒ったりするが,おとなになるとそうはいかなくなる.いきいきと怒ったり泣いたりしたいという願望を思い出させるところが,ナンとか賞審査で評価されたのかな.
芥川賞受賞作よりこちらのほうが印象に残りそう.
続編「ミカ×ミカ! 」も読もうか,どうしようか.
解説は長島有.
古本屋で購入.
内容を「BOOK」データベースより引用すると
活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ! おっぱいなんていらない! 思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。第49回小学館児童出版文化賞受賞作。
この要約だが,「オトトイの死」という記述には異議あり...とはいえ,オトトイがなんだったのか,存在したのかしなかったのかさえ分からないのだが.
男女のふたごという設定がおもしろい.このふたごは現在小学生.異性に興味を持ってしきりといらついている.失礼ながらこのあたり,周囲にいる大学生たちとイメージがだぶってしまった.考えてみれば大学生と小学生は10歳違うか違わないかというところなんですね.
人間の考えること・思うことは,いくつになっても同じだ.でもこの小学生たちはすぐ泣いたり怒ったりするが,おとなになるとそうはいかなくなる.いきいきと怒ったり泣いたりしたいという願望を思い出させるところが,ナンとか賞審査で評価されたのかな.
芥川賞受賞作よりこちらのほうが印象に残りそう.
続編「ミカ×ミカ! 」も読もうか,どうしようか.
解説は長島有.
古本屋で購入.