Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

鼻から胃カメラで胃潰瘍発見

2007-10-06 17:55:43 | エトセト等
恒例の健康診断,いわゆる人間ドック,
市からの補助が出るので,昨年から近所の個人病院でお願いすることにしている.これにともなって,診断のひとつが,それまではバリウムを飲んで x 線をとっていたのが,胃カメラを飲む方法に変わってしまった.

太さ数ミリのチューブに,照明用と撮影用それぞれのファイバと,胃液を吸い取るための管,おまけに胃壁の細胞を採取するピンセットみたいなものまでセットされている.これを口ではなく鼻から入れる.看護婦さんにどっちの穴にしましょうと聞かれるので,「大きい方」といったら,「ひだり」と宣告された.

映像を先生と一緒にテレビ画面で実時間で鑑賞する.鼻毛の林をかき分けていくあたりは気持ち悪いが,すぐにラクルェル・ウェルチ「ミクロの決死圏」の世界である.ファイバの先はフレキシブルで,先生の手許の操作で先っちょだけの U ターンも可能.ここが食道,ここが十二指腸などといっているうちに,胃壁が一部白茶けてけばけばしているところに遭遇.「立派な胃潰瘍ですね,細胞取りましょう」...と先生はなんだか嬉しそう.細胞をつまみ取られた後は血ぬれたように見受けられたが,先生は知らん顔.

胃潰瘍は前にも経験している.過去には暴飲暴食とか,ストレスとか,原因に重い当たるふしがあったのに,今回は思い当たる理由がない.先生がおっしゃるには,潰瘍は前と同じ場所で,繰り返すのはピロリ菌のせいであろうとのこと.検査結果によってはピロリ菌退治をすることになった.胃潰瘍はふつうの薬をのんでいればいいらしい (若いときは,識らないうちに潰瘍ができて,識らないうちに薬をのまなくても直った).ピロリ菌退治のほうは薬が強烈で副作用もあると言われ,いまから憂鬱だ.
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg