Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

五つの銅貨 - コード進行が同じなら...

2008-12-03 09:09:34 | ジャズ
louis armstrong & danny kaye - the five pennies


言語と文字をテーマとする研究会で,音楽と楽譜の関係が話題になったらしい.

楽譜と言えば五線譜だが,これは曲をなるべく忠実に示そうとするものだろう.これに対して,コード譜は曲をもう一歩抽象化して示すものかもしれない.「抽象化」という言葉は不適当かもしれないが,Aという曲も,Bという曲も,コード進行だけ取り出せば同じことがある (ブルースなんかみな同じだ).それならA,Bを同時に演奏しても,あるいは歌っても,良いはず.

コード進行が多少違っても,曲の長さが同じなら,強引にやればいい.その例がこのYouTube.映画 Five Pennies「五つの銅貨」の名場面である.最後には3つの歌を同時に歌っている.ルイ・アームストロングとダニー・ケイのふたりとも,子役にはかなわない.

こういう例は,同じ作曲家による複数曲なら,オペラにはいくらでもありそう.
グノーはバッハからコード進行を拝借してアベマリアにした,ということも出来そうだ.
コメント (6)
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