Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

新球場で野球観戦

2009-05-08 08:10:27 | エトセト等
10年近く前に学生さんたちについて行って以来の野球観戦.
「ぎゅう詰の外野で,何の因果でこんな硬いイスの上に何 時間も...と思っているうちに、時間がたつに連れ周囲の温度と同じになって、カープのプレイに一喜一憂.物理法則の正しさを認識した...」
と当時のブログに書いてあった.

今回は内野席.開始30分前ですでに満員の球場は,豚ウィルスにとっては願ってもない環境だろう.
ぼくのとなりの若い男性ふたりは,小声では「あいつはランナーがいると打てない傾向」などと冷静に評論家しているのに,野次は映画の広島やくざそのもの.
外野の端っこでは鯉のぼりを振り回しているのが見えた.

しかし,J 子とふたりきりでは温度が周囲と同化するには至らず,というより,われわれの周囲だけ温度が低かった感じ.みなカンフーバットや応援ハンド等のプラスチック打楽器?で景気をつけていた.われわれも家からマラカス,タンバリンなどを持ってくればはずみがついたかなと,反省.

相手はヤクルトだが,ときどき聞こえてくる東京音頭から,東京のチームだったの...と認識するのが小生のレベル.
この日のためにTVで予習観戦をしたのだが,そのときは鯉軍が大量得点.しかしあそこで運を使い果たしてしまったらしく,試合は始めから押され気味.風船飛ばしもむなしく,2死満塁のチャンスを活かせず,4番打者の三振でおわり.

新球場の席はらくらくでも,何時間も座りっぱなしはやはりつらい.しかしずらりと並んだテイクアウト店は見て回るだけで楽しかった.試合はあきらめて食べることに熱中するひと多数.

こどもの日の前日だったが,こどもたちには「世の中は思うようにはいかない」という教訓を得たはず.
コメント (2)
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