Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

シェルブールの雨傘@シネマ尾道

2009-05-18 08:18:33 | エトセト等
尾道は映画のロケ地として有名だが,絶えて久しくなかった映画館が,市民グループの努力により復活した.なんとなく山側,坂の途中を想像していたが,駅から海に向かって左側,歩いて2分というビルにあった.

12時から上映なので映画をみながらお弁当.美味しい...と言いたいが,じつは暗くて何をたべているのかよくわからなかった.ごそごそ音を立てるのはどうかと思ったが,観客はわれわれを含めて4人が離ればなれにすわったので,許されるだろう.先着20名様限りとかのマドレーヌをGET.この夜は上映にあわせてコンサートがあるとのこと.祈 満席.

入り口にはカラフルな傘がいくつかぶら下がっていた.新聞で見た代表さんにご案内いただいた客席には,プロジェクターも鎮座していた.初のディジタル上映だそうだ.
フロアはたいらで,スクリーンはかなり上のほうにあり,ソファにふんぞり返って見るとちょうどいい目線になる.座席間隔が広く,家でテレビを見るよりずっと快適.
予告編上映がなかったのがちょっと不満だが,ポリシーだろうか.

なんで「シェルブールの雨傘」なんていう古い映画を...と思ったが,全国的にリバイバル中だそうだ.熟女のイメージのカトリーヌ・ドヌーブが初々しい.でも16歳という設定は無理.今の小生はお母さんのアンヌ・ヴェルノンのほうが好み.
彼が徴兵されている間におおきなお腹を抱えて彼女が金持ちと結婚してしまうという,日本映画にはありそうもないストーリーだった.

音楽 ミシェル・ルグラン.
台詞も全部歌にのせるのが,最初は違和感があったが,すぐになれてしまった.これを吹き替えでやったら,すごく大変だな.
コメント
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