
北原順子さんは ここ数年二紀展に出品しておられる.その絵は美大を出たホントの絵描きさんの作品という感じ.
自分が小さい絵ばかり描いているせいか,0 号の絵に惹かれ,J 子並びに財布と相談の結果,文学的なタイトルの梨の絵を購入.
ただし 多くの作品のモデルは現在中学生のお嬢さん.100 号とかの大作では,顔も実物の 2-3 倍の大きさになる.近寄ったら,昭和時代の映画のペンキ看板を思い出してしまった (すみません! 「勝手にノスタル爺」です).
父が娘をモデルにする場合は,早晩絵に描かれることを拒否されそうだが,この場合はそんな心配は無用と思われる.猫も,いつも同じ子・ネオちゃんが登場する.
北原さんの絵画教室の生徒さんの作品も,先生の解説付きで鑑賞することができた.子供と思っているうちに,いつの間にか自分の絵画世界が出来てしまい,嬉しいよう寂しいような...とか,あるいは 突然やめられて残念に思う とかいうお話をうかがって,大学の研究室での教師と学生の関係と同じだと感じた.