Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

日本語 TeX のアップデート

2011-07-03 08:55:33 | エトセト等
いくつかきっかけがあり,「レーザー・ビーム・プラズマの相互作用」を書き直す気になった.

この原稿は 1998 年に「高エネルギー加速器夏の学校」のテキストに,増築を重ねた形になっている.まずは文献リストのBibTeX 化を試みたが,一日目にうまくいったことが二日目にはうまくいかない.
使っている TeX 自体が数年前のものなので,この際「えいっ」と全部入れ替えることにした.

Linux の命令はほとんど脳みそから蒸発してしまっているので TeX 再構築は何とも気が重いことだったが,ググっているうちに,今ではそんなことは全く不必要なことが分かった.ただし,pTeX を扱うにはいくつか手続きが必要なので,この場を備忘録として使用させていただく...TeX で卒論修論を書く方にも便利なはず.

まず,MacTex2010をダウンロード,解凍,インストール.

MacTex2010 にはフロントエンドとして TeXShpp とTeXworks のふたつが用意されているが,数年来使っている TeXShop に決めた.
後で分かったことだが,MacTex2010 のパッケージより新しいバージョンの TeXShop があるので,次の環境設定に行く前に入れ替えたほうが賢明.

TeXShop の「環境設定」->「書類」のいちばん下,「設定プロファイル」のプルダウンの中から「pTeX(Shift JIS)」を選択.

これだけで内部設定も OK!
のはずが,じつは BibTeX が上手くいかなかった.

「内部設定」「BibTeX」内の pbibtex を jbibtex に書き換えたらOK.

MacTex2009 までは pTeX パッケージをユーザがドッキングさせる必要があったが,MacTex2010 は pTeX をあらかじめ含んでいるらしい.
これは良い! 右の pTeX 君が表に出て来ることはもうありそうもない.

しかし,jBibTeX はおととし pBibTeX と名前が変わったはずが,こんなところにバグが残っていたということらしい.

文献をちゃんと引用するには... TexShop で,LaReX でタイプセット,BibTeX でタイプセット,の操作を何回か繰り返せば良い,というか,繰り返さないとだめ.このあたりはあいかわらず TeX らしい.
コメント
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