Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

芸術新潮「はじめての武満徹」

2011-07-27 07:07:58 | 新音律
明日ハ晴レカナ、曇リカナ ショーロクラブ/武満徹ソングブックより


本箱増設を思い立ち,書棚を整理して芸術新潮の 2006 年 5 月号を発掘.
没後 10 年だったので「はじめての武満徹」特集.
サムネールから目次がご覧いただけます.


トップの YouTube の曲を含む,武満徹作詞も手がけた 4 曲が,和田誠手書きの楽譜で紹介されている.もちろんイラストも.
オタマジャクシの尻尾が右端から (高音では左端から) 生えるところが,和田さんの楽譜では真ん中から生えている.オタマジャクシの頭も,斜め楕円ではなく真円である.いつも使うソフトにこういう楽譜フォントを組み込んでみたいと思った.

これらの「歌曲」,クラシック歌手との相性は ??? .やはりポピュラーソングなんだろう.




 この雑誌らしいのは,図形楽譜を集めた「楽譜の冒険」.
 左のがその一例.

 こうした楽譜には「読み方」の定説があるらしいが,そんなものは無視して,みんなで勝手に解釈して演奏してみたいもの.



ところで,ここ数年の「文芸春秋」の,芥川賞受賞作品掲載号だけが取ってあるのだが,この際処分したい.
どなたか 要りませんか? 無料ですが,宅急便代はご負担ください.次の新聞雑誌対象ごみ収集日までにお申し越し下さい.



宣伝です.

小方・高田・中川・山本 著
「視て聴くドレミ - フーリエ音楽学への招待」大阪大学出版会(2013/03).

各ネット書店,丸善ほかの有名書店,ヤマハ銀座店等で発売中です.
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