幡 大介,講談社文庫 (2012/7).
書店のカウンターに持っていくのが恥ずかしいようなタイトル.いわゆる「バカミス」である.
*****
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の下屋敷におわす藩主の愛妾和泉ノ方。閉ざされた書物蔵で御広敷番が絶命した。不祥事をおそれ和泉ノ方は“密室破り”を我らに命じる。一方、利権を握る銀山奉行の横暴に手を焼く国許では、ぶきみなわらべ歌どおりに殺しが続くと囁かれ !? 大胆不敵なミステリ時代小説。文庫書下ろし。
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密室殺人・見立て殺人・xx館の殺人と,てんこ盛り.とつぜん登場人物がミステリ談義を始めたりする.この作者は初体験だが,屋形を館と言い倒す等,まじめな悪ふざけにあふれた小説.こういうの大好き.
すべてが終わったかと思うと,最後にどんでん返しがある.古典に素養のある方は,「ないしのすけ」という語り手 (俺) の名前から推察できるはず.かくいう小生は,素養はあったはずだが,それが眠っていたので騙されてしまった.
書店のカウンターに持っていくのが恥ずかしいようなタイトル.いわゆる「バカミス」である.
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内容(「BOOK」データベースより)
江戸の下屋敷におわす藩主の愛妾和泉ノ方。閉ざされた書物蔵で御広敷番が絶命した。不祥事をおそれ和泉ノ方は“密室破り”を我らに命じる。一方、利権を握る銀山奉行の横暴に手を焼く国許では、ぶきみなわらべ歌どおりに殺しが続くと囁かれ !? 大胆不敵なミステリ時代小説。文庫書下ろし。
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密室殺人・見立て殺人・xx館の殺人と,てんこ盛り.とつぜん登場人物がミステリ談義を始めたりする.この作者は初体験だが,屋形を館と言い倒す等,まじめな悪ふざけにあふれた小説.こういうの大好き.
すべてが終わったかと思うと,最後にどんでん返しがある.古典に素養のある方は,「ないしのすけ」という語り手 (俺) の名前から推察できるはず.かくいう小生は,素養はあったはずだが,それが眠っていたので騙されてしまった.