Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

東広島混成合唱団・東広島交響楽団 合同演奏会

2015-05-07 09:35:45 | エトセト等
年金生活に入って以来クラシックのコンサートというものには,切符をいただかないかぎり出かけなくなってしまった ?! この度は切符をいただいたので標記へ.曲目はポスターのとおりで,合唱団の方はヒロシマっぽい選曲.

交響楽団は団員を固定せず,毎回プログラムに合わせて参加者を募集するという形態をとっているそうだ.60 人規模だが,そのうち第1第2バイオリン合わせて 7 人というアンバランス.ビオラ以低の弦楽器群の人数はまあまあだが,主体はブラスバンドという印象は否定できない.曲目に合わせた編成かと思ったが,いただいたパンフレットの最後のページの「交響楽団参加者の声」というコラムに,「弦楽器の人数は絶望的な少なさ...とってもスリリングな演奏ができる...東広島オケならね...こんなの絶対おかしいよ!」と書いてあった.

このオケはかって,悪名高い佐村河内守の HIROSHIMA 全曲版広島初演で話題になった.同じパンフレットのショスタコービッチの交響詩「十月」の解説 (この曲を指揮した井手口彰典による)では,この曲がソビエト共産党のプロパガンダと見なされたことに関連して佐村曲 ? にも言及していた.音楽の背景ばかり気にするが,音楽そのものがよければいいじゃないか,という文脈である.
それはそれとして,十月は (また解説の文章を借りれば,確かに) 分かりやすく演奏効果が高い曲だった.

満席で天井桟敷へ.一番前に座ったら舞台の後ろ半分しか見えない.おまけに暖かすぎ,音楽だけ聞いていたら,良い気分に瞼が垂れてきた.
終演後ロビーで合唱のサービスがあり,おかげで出口が渋滞.気持ちの良い天気だったし,外で歌って下さればよかったのに.
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