Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

現代書の新しき展望

2021-08-24 09:07:20 | お絵かき
デパート画廊のだが,出展された書家の方々が会場に勢揃いされていて,ちょっと入場に気後れした.

字ではないパターン,字らしきもの,読まれることを拒否する字,etc.. いわゆる「書」ではないという以外,あまり共通点がない.

出展者の中でいちばん あたらしい世代に属すると思われる,いずみなつみ さんが丁寧に解説してくださった.下の作品のタイトルは「螺旋階段を降りる女」.会場は撮影禁止で,これは twitter から転載させていただいた.この作品は漢字だが,ひらがなやカタカナが混じった作品もあった.字は読めても意味はつながらない.作品の意図はうかがったが,ここに忠実に書く自信がない.興味をお持ちの方は画廊を訪れてください.



パターンとしての字は好きだ.八千代の丘美術館梅田美春さんの作品には,文字を染色した作品が展示されていた.「動的平衡」などという物理の言葉もあった.ご本人は字面が気に入ったから染めたので,意味は知らないのよ...とおっしゃっていた.「天・間・地」という作品は「現代書の新しき展望」展にあってもおかしくない ?

数式が,わからなくても美しい,ということがわかるのは理工系の特権かな.このタペストリーは Amazon で 2499 円で売っている.

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