寺地 はるな ,双葉社(2020/11).
内容(「BOOK」データベースより)*****
中学の同級生だった男女3人。憧れ、嫉妬、後悔…伝えられなかった言葉は、卒業前に書いた手紙に込められた。30歳の今、あの日の手紙を読むことになって―。今最注目の著者がただ一人のあなたへ贈る感動の物語。*****
もっとトーリーを具体期に書いた文章をウェブから引用させていただけば*****
閉鎖的な村も、古い考えの親の束縛も嫌な天は、優しい母がいて、可愛いく、東京から転校してきたミナのことが羨ましい。一方、好きになった藤生が想いを寄せる天の事が羨ましいミナ。それぞれの気持ちを伝えられないまま離れてしまった3人は、30歳になり、当時の気持ちを記して封印した手紙を開けるために再会する。*****
図書館で借用.最後のページに「小説推理」連載 とあったので,推理小説だろうと思ったら,まぁそれらしい部分もないではない程度で,外れだった,
「大人は泣かないと思っていた 」「夜が暗いとはかぎらない」「ほたるいしマジカルランド」「みちづれはいても,ひとり」などの著者作品のタイトルをみれば,本書の傾向はうかがえたはずだった.
初めてのジャンルの小説だが,しかし,読後感は悪くない.
自分の中学生時代に比べると,登場人物はずいぶんませているように思うが,遠い昔のことで覚えていないだけかもしれない.
全部で8話からなり,それぞれが3人プラス1人の立場から語られる.前半の各話は,イントロ的第1話以外は 2003 年.後半は 2019 年.ここでおとなの男性の立場で描かれた部分はそこらの小説みたいで生彩がない.8話中3話でヒロインとなる,天という女子の造形が気に入った.
内容(「BOOK」データベースより)*****
中学の同級生だった男女3人。憧れ、嫉妬、後悔…伝えられなかった言葉は、卒業前に書いた手紙に込められた。30歳の今、あの日の手紙を読むことになって―。今最注目の著者がただ一人のあなたへ贈る感動の物語。*****
もっとトーリーを具体期に書いた文章をウェブから引用させていただけば*****
閉鎖的な村も、古い考えの親の束縛も嫌な天は、優しい母がいて、可愛いく、東京から転校してきたミナのことが羨ましい。一方、好きになった藤生が想いを寄せる天の事が羨ましいミナ。それぞれの気持ちを伝えられないまま離れてしまった3人は、30歳になり、当時の気持ちを記して封印した手紙を開けるために再会する。*****
図書館で借用.最後のページに「小説推理」連載 とあったので,推理小説だろうと思ったら,まぁそれらしい部分もないではない程度で,外れだった,
「大人は泣かないと思っていた 」「夜が暗いとはかぎらない」「ほたるいしマジカルランド」「みちづれはいても,ひとり」などの著者作品のタイトルをみれば,本書の傾向はうかがえたはずだった.
初めてのジャンルの小説だが,しかし,読後感は悪くない.
自分の中学生時代に比べると,登場人物はずいぶんませているように思うが,遠い昔のことで覚えていないだけかもしれない.
全部で8話からなり,それぞれが3人プラス1人の立場から語られる.前半の各話は,イントロ的第1話以外は 2003 年.後半は 2019 年.ここでおとなの男性の立場で描かれた部分はそこらの小説みたいで生彩がない.8話中3話でヒロインとなる,天という女子の造形が気に入った.