Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

G 線をジャズで

2022-03-18 09:32:34 | 新音律
G 線上のアリアをライブで演ることを画策中.
自分のブログをひっくり返したら,2006 年にカルテットでチャレンジしていた.お付き合いいただいた3人サマは今では家庭人である.

このときのリードシートが左で,出典は CLASSICAL 1001,日音(1975) らしい.原曲に近いのが右の楽譜で,リードシートでは小節が2分されている.ハ長調だが,これはその昔バイオリンの G 線で弾くために転調された結果かな.

バッハの曲はジャズ化しやすいので,下のようにお手本多数.
形式的にふたつめ,MJQ - Swingle Singers 版に従うことにする.メロディに乗るととアドリブがしぜんに対位法的になる.Percy Heath のベースがオリジナルの通奏低音をなぞっているので,我らがベース氏にも そうしていただいたら,気持ち良く合わせることができた.


Jacques Loussier
1959 年のアルバム Play Bach No.2 で演奏しているが,動画は 1988 年,André Arpino(ds), Vincent Charbonnier (b)
リードシートのリハーサルマークで表すと,AAB でおしまい..


MJQ and the Swingle Singers (1966)
AABB を A1A2B1B1 と書くと,A1A2 は vib,B1B2 は p で,A1 B1 はメロデイ,A2 B2 はアドリブ.A2 B2 に Swingle Singers が原曲に近い形で加わる.


the Classic Jazz Quartet (2002)
Kenny Barron (p), Ron Carter (b), Stefon Harris (vib & marimba), Lewis Nash (ds)
Bob Belden (arr), AA と B の 1/3 を繰り返す.始めからストレートにスイングする.
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